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太れないことについて謝罪します

今回は、スーツ姿でお送りします。カメラ……いや、タブレットに向かって深く頭を下げ、まるで炎上したユーチューバーのように神妙な面持ちでこれを書いている私の心情を伝えさせてください。

まず、多くの方に喧嘩を売ることを深くお詫びさせていただき、このテキストはいかなる相手に対するマウントでもなく、他意は0.00001ミリもないということを最初にお断りしておきます。すみません。ごめんなさい。申し訳ございません。

とりあえず、先にこれくらい謝って保険を掛けておけば大丈夫かな……かな……。それでは、渦巻メガネを装着して、テンションを変えて本題に入りましょう。今回のテーマは、ズバリこれでしょう。

「太れない」

はい、太れません。人生において、太ったということが一度もない。というか、太り方がわからない。なんでみんな太れるのだろう?……あ、あ、あの、石を投げないで……。低評価ボタンを押さないで……。ガー○ーに密告しないで……。

実のところ、今まで体重が60キロに達したことがなく、いつも57〜58の間を彷徨っています。

逆にいえばそれより減るということもなく、サウナ8分3セットの直後でも同じ体重。ギリギリBMI値に引っかからないスリリングな体重を、10年以上も維持し続けています。

適正体重からすれば10キロくらい軽いので、バランスの良い肉体になるためにはもっと太るべきなのですよね。ところが、どうにも太らない。

別に少食というわけではありません。ラーメンはニンニクをアホみたいに入れて、背脂の量を選べる時はいつもマシマシ、スープはすべて飲み干す。

ハンバーガーはダブルサイズのものを解体しながら食べ、ポテトは基本的にLサイズ。

なぜか月に一度くらいの周期で訪れる、じゃがりこがすげえ食べたい衝動に駆られた時は、迷わずにLサイズを選ぶ。昔セブンイレブンにあった、サラダ感2倍とかいう味の濃いやつが好きだったのですが、いつの間にか見なくなったな。

かつてのような荒くれた呑み方はしないものの、酒はやっぱり辞められない。タモリさんの真似をしながら本麒麟を嗜むのが、我がナイトルーティンである。

糖質オフ系のものは、味が薄くて物足りない。最近のものは本物に近くて美味しかったりもするけど、まだまだロックスピリッツを捨てていないので、もっとガツンとした刺激がほしい。

ちなみに酒の方のスピリッツを呑む時もロックと決めている。まあ長いこと呑んでいませんが……。などと書いていたら、食べたくなるし、呑みたくなってくるな。

というように、ふつうに食欲はあります。飲欲もあります。食欲という言葉はあるのに、飲欲というのがないのは不思議だな。夜中に喉が渇いた時とか、別に食べる気はしないけど飲みたいので、そういうのは飲欲のはず。

自分はだいたい朝いちばんにミネラルウォーターをガブ飲みします。朝にガブ飲み、昼にちょい飲み、夕方にまたガブ飲み、寝る前にちょい飲みという感じで、1日に3リットルくらい飲んでいます。

よくモデルの方などが体型維持のために水分をたくさん摂っているという話を聞きますが、あれに近いことを無意識にやっているのかもしれません。ちゃんと調べたわけではないので、適正な分量なのかどうかはわかりませんが。

あと、ビールは飲むけどコーラやジュースはいっさい飲まず、果汁が1%でも含まれているものは避ける。

別に果物そのものは苦手ではないのですが、柑橘系の飲料はどうにも苦手で、ポカリスエットのイオンウォーターですら甘い。かつて存在したポカリスエットステビアを復活させてほしい。あれくらいのドライさでいい。

同じ理由でチューハイも全く呑まず、多くの酒呑みに支持されているストロングゼロなる合法ドラッグも呑めない。

つまり、食に関してはそうでもないけど、飲に関しては偏執的なのです。酒か水しか飲まない。コーヒーはたまに飲むけど、いつもブラック。

自分はダイエットに関する知識は全くなく、テキトーなことはいえないのですが、食にこだわり過ぎず、飲にだけこだわるという方法はどうでしょうか。いや、知らんけど。

ここでいう知らんけどは関西人的なニュアンスではなく、本当に知らないのですみませんごめんなさい申し訳ございませんという意味です。でも太れないんだよなあ。


サウナはたのしい。