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雲と並んで走る

出来ないことってあるんかな。

できないことなんてあるんだろうか?

思えてしまう空の世界



たくさんの人を乗せてた塊が空を飛ぶ。


150トン。150tが空を飛ぶ


当たり前に疑問に思ってしまうことを、やはりこの歳になっても考える。




僕は滅多に飛行機に乗らない


墜落すると思っているからだ。


3日前、飛行機に乗った時は墜落すると思っていたので落ちるまでと落ちた後のシミュレーションをした

落ちてから手足がもげていてもせめて位置情報だけでも飛ばせるように携帯は括りつけとこうとか


平凡なことを妄想していた。




すると、太陽が横にいた。

いつもは見上げないと張り合えないやつ


太陽が横目にいるっておもしろい。



たくさんの雲のさらに上を飛んだ


雲をよくよく見たことがなかったのでしっかりと分析した


どう見ても わたあめ にしか見えない

いい表現が見つからないほどのわたあめ


しかもジッとしている


掴めそうな距離に雲がいるっておもしろい



いつもは流れているのに機内から見る雲は止まって静かにしていた。


とても水の塊とは思えないし



1番面白かったのは

雲の影が、地上に映っていることだ。


それはそう、当たり前なのだけれど

雲の下の街が曇るのはそう、当たり前なのだけど


雲のさらにその上から俯瞰してみると

すごく不思議だった



雲は影送りをして遊んでいるだけなんだと



ここで

哲学になってしまいそうで考えるのをやめた。





すべての感動やこころを揺り動かすものは


理由をハッキリさせてしまうと薄れる




それこそ不安がおぼろげでハッキリしないと、悩みそのものが大きいものだと錯覚してしまうことも


喜びをハッキリさせるよりもおぼろげに喜びを感じる方がすごく嬉しく感じるように



ハッキリさせないことは選べば良いのだ。



マイナスな事柄は不安を煽る。

それは原因以外のものすら悪に見えたり、刺激になったりすることで

悩みや不安の根源が埋もれて見えなくなるからだと思う



ラピュタが悩みそのもので

ラピュタを囲む大きな雲が、悩みっぽいだけのそうそう大したことのないことだ。




"なんか分からんけど楽しい!!"


"よく分からないけど安心する!"



これが言葉にしにくい、モヤッとしたヒトが求めている気持ちの1つ



『なんだかとーっても不思議な気分なのっ』

というようなジブリのセリフ


これは、僕の中で1番しっくりとくる。



不思議を紐解いてしまうと、途端に変わってしまう



目にみえない、言葉にできないからこそ


その嬉しい楽しい幸せっぽい気持ちは、良い。



っぽいのでいい。幸せっぽいとかで


不幸っぽくないとか、雰囲気だけでじゅうぶん



突き詰めようとするからしんどいこと


悪く言ったり、悪態をついたり、泣き言を言ったり、暴言で責めたり、色仕掛けをしたり


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