見出し画像

ダイエットとストレス

この記事のまとめ

・ストレスを感じると血糖値を上げようとする
・血糖値を上げるホルモンが副腎から出る
・この状態が続くと、やがて副腎疲労になりホルモンが出せなくなる
・甘いものを食べて血糖値を上げようとする


少し詳しく

人間関係、環境、SNSの情報・・・
ストレスは近くに溢れています。
ストレスを感じると体はどうするのか。ダイエット目線で考えていきたいと思います。

まず、ストレスを感じると体は脳や細胞にエネルギーを送ろうとします。
「ストレスに負けないように対抗しよう!」というわけです。
代表的なエネルギーとは「糖」であり、糖は肝臓に貯めてあります。

この肝臓から糖を放出させるためにはホルモンの働きが必要です。
代表的なホルモンがコルチゾールという、副腎から出るホルモンです。
副腎は腎臓の上にある小さな臓器。小さいですがとても重要な臓器で、
簡単に言うと「体をちょうどいい状態」にするためにホルモンの分泌をする臓器です。


このストレスに対する反応は「普通」であり、
問題なのは高ストレス状態が続くことです。
ストレスを絶えず感じていると、副腎は大忙し。
やがて疲労し、ホルモンを出せなくなります。
これが「副腎疲労」です。

この状態になると、ホルモンでの血糖値調整ができなくなります。
しかし、体にとって血糖を維持することは非常に重要な任務。
「下がったままでいいや」とはなりません。
そこで「外から糖を摂ろう」と考え、甘いものを食べたくなります。

ダイエット中に「甘いものを食べたくなる」ことがありませんか?
これは意志が弱いのではなく、体が高ストレス状態になり
副腎疲労になっている疑いがあります。

血糖を上げたいのにさらに甘いものを我慢する。
さらに体は高ストレスに・・・。
この悪循環から脱出しなくてはいけません。

ダイエットのキーワードは、
高ストレスにならないように「適糖」な食事をすることです。
極端な食事制限などで健康を害さないように注意しましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?