伊集院静先生が亡くなられた。 生前、先生が出した電子書籍「なぎさホテル」にて、先生が30年ぶりに訪れた逗子海岸で、話されていた動画の一コマを、ふと思い出す。 「あの7年余り過ごした なぎさホテルは なくなっていて、あるのは逗子海岸のみだった。」と。 「なぎさホテルで、家族のように自分を大切にしてくれた I支配人、お年寄りのホテルの従業員たち、それは遠い昔、確かに存在していたけれど、なぎさホテルがないと、まるで白日夢のように感じる。」と。 寂しさを噛みしめ、逗子海岸の
谷村新司さんや松本零士さんの訃報、関口宏さんのサンモニ勇退、行きつけだった喫茶店のマスターの急遽。 私の青春時代に輝いていた人が、次々に第一線から退いていく姿を見ると、切なくてたまらなくなる。 ここ数年、そういう別れが増えている。 それだけ、自分も歳を重ねて来たのかもしれない。 昔は、いまの世界が永遠に続くものかと信じ込んでいた。 ずっと変わらないでいてほしいという思いがあったからだろう。 でも、時は待ってくれない。 あの美しい新緑たちが、春を越え、夏を越え、秋
台地に立っている とある病院、とても混んでいて3時間待ちだった。 その間、病院を出て、お気に入りの場所へ。 台地から眺める下の景色の紅葉はとても美しく、 頬を撫でる風と林の音とともに、 秋の深まりを感じさせた。
今朝、椋鳥が我が家の室外機の上で、仰向けに倒れて、亡くなっていた。最初は、枯葉がいくつか室外機の上に乗っているのかと思っていたから、鳥と分かり、さすがにびっくりした。 休日の朝は、めったに外に出ないのだが、今朝は自販機のカフェイン入りのジュースが飲みたくなり、缶ジュース片手に我が家に入ろうとした矢先だった。椋鳥は、頭から血を流しており、どうやら格子窓の格子に頭をぶつけて力尽きたのではと思う。 布の袋の中に椋鳥を入れて、土の中に埋めて静かに手を合わせた。布の袋に入れた時に、
今日もほぼ一日だるく、エアコンの効きが悪い部屋で、高校野球の県大会を見てる。外は40度近いのに、高校球児は暑さに負けずによく頑張っているなぁと、感心してしまう。 自分も、10代の頃は部活で運動部に入っていたので、暑さには強かったはずだが、今はそんな面影の一つもない。 男性の更年期障害が始まっているらしく、心は落ち込みやすく、体は疲れやすいので、どうしようもない。何かよいものはないかと、藁にもすがる思いで、いろいろなサプリや栄養ドリンクを試しているが、いまいち効果が薄い。と
平日、仕事がきつかったので、土曜日はずっと体がだるく、畳の上でぐったり寝ていた。寝すぎると、時間の感覚がなくなってしまう。あっ、もうお昼だ。夕方だ。夜だ。という具合で、一日があっという間に過ぎてしまった。Amazonで注文したユンケルが届かず、疲労回復の切り札がなく、困っている。すくに届くのがAmazonのよさだったが、最近は人手不足なのか、平気で2〜3日遅れる。
高々と 両手突き上げ 喜びを 24年の 日本の夢よ
夕暮れ時 切なきギター 身に染みて 我が人生を ふと 振り返る #創作大賞2022
場末の酒場で ひとり酒 夜が暮れても 飲み足らず 一人 コップに注ぐ姿が 曇りガラスに 写ってる 寂しい車のヘッドライトが 優しく 酒場の暖簾を照らし 心の隙間を 癒してくれる あ〜 僕の ふるさと 僕の青春のふるさとよ 昔は 人々の笑顔で賑わう華やかな町だったのに いつから こんなに 寂しくなったの シャッターが静かにおりてる あのお店 昔は 友だちのお母さんが働く 真っ白な建物と華やかな看板が目印の 町のケーキ屋さんだった い
今日は、2020年11月7日(土)に書いた日記を載せます。 20代や30代のときに実家へ帰省したときは、 久しぶりの実家だ! とはしゃぎ、あまり変わっていない両親や、家の様子を見て安心したものである。 今回の日記は、42歳の私が久しぶりに実家へ訪れた時の様子を綴っています。 どうぞご覧ください。 今日は、とても久しぶりに、実家に行ってきた。コロナの前に会ったきりになっていたので、本当に久しぶりだ。 母親が玄関先で、笑顔で迎えてくれた。父親、犬の花ちゃんも元気そう
妻は宝塚やディズニー映画が好きで、昔集めたVHSのビデオテープとビデオデッキで、それらを見るときがある。 私は、新し物好きで、音楽はカセットテープよりもiPodやiPhone、PCで聴くもの 映像は、ビデオテープよりDVD、ダウンロードやストリーミングで見る物だと そういう時代になったのだと思っていた。 ビデオテープ、カセットテープは、古くさく不便なもので、何一つよいものがない、いずれなくなると、バカにして見下していた。 その証拠として、自分の周りには、ビデオやカセ
P-MODELなどで活動した福間創が51歳の若さで死去、生前に遺したメッセージ公表 音楽家、作曲家の福間創が1月1日に亡くなった。51歳だった。 2014年より脳内にできた未破裂血栓化大動脈瘤を患っていた福間。根治は難しいという状態だったため、病を自身を形成する一部として受け入れ共存していくために2021年は音楽活動を休止し、体のメンテナンスを行ってきた。2021年は4月に1stアルバムのリマスター盤「Flowers(2021Remasterd)」を発表し、2022年に創
昨年の6月に、動脈瘤の手術をした。5時間に及ぶ大きな手術だった。術後、たくさん食べられていたはずの自分が、ほんの少ししか食べられなくなった自分に瞬時に変わったことに驚いた。 今も、昔ほどたくさん食べられない。食べたい気持ちはあるけれど、食べるとおなかが膨れてたまらなく苦しくなる。 そんな自分と遭遇したとき、たまらなく悲しくなる。涙は出ないが、心の奥底で絶望している自分がいる。 体重が落ちた。体力もなくなった気がする。 「以前のように、もっと食べられるようにならないとな
だるい 疲れた 眠い かっこいい言葉なんて浮かばない。でも、それでよいのかもしれない。 流れるままに身を任せ、久しぶりに行きたくなって訪れた 場末の喫茶店。 ゆったりと流れるBGM、タバコのにおい 昔とちっとも変わらないこの雰囲気に、なぜかとても癒やされてしまう。 疲れたら、無理せず休んでもいいんだよね。 心の充電をしよう。