「楽するための努力」を極めた女医の「コスパ全振り勉強法」
※無料部分だけで5000文字近くあるので読んでいってください!
全部では10万文字です。
※経歴に偽りなし。証拠画像あり
■はじめに
#私が「コスパ厨」になるまで
私は子供の頃から勉強が嫌いで嫌いでたまらず、だけど「できない」のも嫌いというクズみたいなワガママを無理やり通すために、20年近くありとあらゆる「最低限しか勉強しない方法」を研究し尽くしてきました。
このnoteは、その経験により辿り着いた現時点での最終結論です。
正直、私はそんなに飛び抜けて「勉強自体」ができるという訳ではありません。私より高得点が取れたり、順位が上の人はいつもいっぱいいます。
ですが、私より勉強せずに受かった人というのは、人生でほぼ見たことがありません。
いかに速く、楽に、コスパ良く最低点を超えるかというゲームに限定すれば、私はちょっとなかなかいないくらい強い自信があります。
同級生や同業たちは話を聞くと大多数が、私の何倍、何十倍の時間と金額を費やして同じ試験に合格していました。
何故、そんなに勉強時間を削りたかったのか?
1つ目の理由としては、他にやりたいことがあり、そちらに集中したかったからです。芸術方面で将来プロになるつもりで、毎日大量の練習時間を割いていました。
しかし私はここでも、好きなことをやりたいけれど、絶対に一瞬でも貧乏にはなりたくないというワガママ極まりない考えをします。
そして、そのためには練習の合間に片手間で勉強もしておくのが一番安全な道でした。
何故なら、学歴や資格は一度取ってしまえば、その先は何も頑張らなくても一生有効という、コスパ最高の努力だからです。
時給1000円のフリーターを週5やりながら売れない下積みやるより、時給を5倍にして週1労働で生計を立て、浮いた時間で練習した方が余程上手くなるという魂胆です。
2つ目の理由は、私は受験戦争を正面突破で勝ち抜くには、あまりにも体力がなく虚弱だったこと。
小学生の頃から、塾の公開テストなどで丸一日集中を強いられると、帰って熱を出していました。
学校行事も練習が増えた時点で力尽き、本番に行けなかったことが何度もあります。
私は一般的な受験生のように、睡眠を削って毎日長時間の勉強とか、夏期講習に毎日缶詰めとかができる体ではありませんでした。
その上、放っておいたら15時間寝る超ロングスリーパー(後に診断がつく)だし、朝は低血圧で頭が働かないし、とあまりにもポンコツすぎるフィジカル。
物量戦では壊滅的に勝てないことは、早い段階で悟っていました。
正攻法で勝てないのなら、搦め手を使うしかない。
才能も大したことなく、努力もできない人間の必死の生存戦略が、限界まで効率を極めた「コスパ厨」に進化することでした。
多分これもできなければ淘汰されて死ぬ個体なので。
正直、「できれば楽したいな~」くらいの生半可な効率厨とは訳が違い、切実なぶんクオリティは段違いなはずです。
ということで、もう本当に時間がなくて追い詰められている人に一番おすすめできる勉強法です。ハッキリ言いますが正統派ではなく劇薬です。
私は、「田舎公立・E判定・独学・1日3時間!」みたいな似たような売り文句の記事に本当に直前に飛びついては、「夏までに基礎は仕上げましょう😊」とかいうとっくに手遅れな内容で絶望したことがあるどうしようもない人の味方です。
今ゼロから手に取るために7月に公開しました。
もし時間があるのに読んでる場違いな人がいたら…まあスケジュール部分だけ無視してくれれば使えなくはないと思います。
というか時間があるのにこれをずっとやり続ける人間が出てくると思うと、ガチで私とか一発淘汰されそうで怖いですけどね…既に逃げ切ってるからこそ語れることですね…
#このnoteの特色
既に、巷には勉強法の本やブログやnoteが溢れ返っていますが、私はよくあるPRのように、それを否定して私の方が!というつもりはありません。
むしろ私は、そういったものを何十、いや百を超えるレベルで読み漁って多数決を取ることができるくらいのマニアです。私が成功できたのは先達のおかげ。
これはそうやってあらゆる情報を取り入れまくり、片っ端から試行錯誤・比較検討・アレンジを繰り返して出来上がったもので、単純な受け売りでもn=1の情報でもない分、精度はかなり練り上がっています。
また私は、大学時代は塾講師・家庭教師のアルバイトを6年間続けてきました。多い時は週4で7コマ入れたりしていたので、大学生にしては数もだいぶこなしていると思います。
それによって、今まで私だけのものだった勉強法が本当に正しいのか確かめ、不十分だったところは改良して、全ての人に通じる普遍的なものにしました。
私の素質によって現れていた偏りをできる限り修正し、全教科について「苦手な人」に寄せた内容にしています。
また医師国家試験については、ネット上で勉強法を語る人はたくさんいますが、人によって推す教材がバラバラでそれを使うこと前提に話しており、全部を参考にしづらいのが欠点だと思います。
その点、私はまず何の教材も使っていないから書けないし、何を使うかという段階は極力飛ばして、教材に関係なく広く応用できるような内容にしました。
一応究極MAPだけ使ったことは名言していますが、「究極MAPの使い方」ではなく「究極MAPで何がしたかったのか」の方に重点を置きました。
このnote全てを通して、特定の教材自体の宣伝ではなく、同じものを使わなくても応用可能な内容にしています。
■実績
私が「コスパ特化」の勉強法で得た結果は次の通りです。
#入学試験
…言うほど最低点ギリギリを攻められてないのは見逃してください。加減を間違えてオーバーキルしがちなのはコスパ厨としては反省点ですね。ちゃんと計算すればもっと遊べたのに惜しいことをしました(クズ)。
中学受験は一応、塾の中受しない子向けのゆるいクラス(週2で1日2時間とか)には1年通っていたのと、家でずっと通信教育をやっていたので、ここだけは正直ちょっと元から貯金がありました。
流石に土台がないとゼロからは難しいと思います。
他は文字通りです。
高校は進学校とはいえ、赤点取りまくり留年スレスレで温情卒業した後、医学部を受ける予定自体そもそもなく、1秒も勉強しないニート(進路迷走‼️)で1年以上過ごしました。貯金はほぼなかったと思います。
実際にスタート地点の偏差値とか書ければよかったんですが、私は模試を受ける習慣すらなかったので…
模試を受けなかった理由はどうせ私は直前1ヵ月で爆伸びするのに、夏や秋の順位なんて知っても何の参考にもならないからです。
1ヵ月切った後なら受けてみたこともあるのですが、動向はこんな感じ。
こんな感じなので合格を報告するたびに「奇跡」「運が良い」とは毎回言われました。
しかし当たり前ですが、神様がこんなに毎回贔屓してくれる訳がありません。
これは最初から狙ってやっていたことで、全て計画通りです。
もしこの程度が「奇跡」というなら、私は何度でも起こせます。
そして、その方法も全て説明できます。
これは摩訶不思議な力に頼ったのではなく、ただの戦略であり、明確なマニュアルがあることだからです。
【具体的なマニュアル例】
また、私は大学入試では「この教科は捨ててこっちで稼ぐ」といった戦法は取っておらず、センター98%の内訳は
といった感じで文系理系バランスよく死角がありません。
なので教科別の勉強法を深く掘り下げました。
【教科別の内容】
逆に医師国家試験では、全ての科を網羅している学生の方が少なく、どこを捨てるかという勝負になってくるため、戦略を重視して大胆に捨てています。
よってその取捨選択について詳しく書きました。
ありとあらゆる方向から国試の過去問を分析し、本当に時間がない時、結局どの科をやるのが正解なのかを導き出しています。
#資格試験
よくあるじゃないですか。「短期集中で大逆転合格!」とか謳っていても、実は元がそこそこ良かった、最初から下地が出来ていたというパターン。
真似しようがないというか、もう詐欺ですよね(過激派)。
ということで、具体的にどの辺から始めたのかを明確にしますが、実際ほんとに「ゼロ」と言っていい状態だったと思います。
さらに6年夏の時点で、
という、高校化学もCBTも完全に抜けてしまった悲惨な状態でした。
ここから3ヵ月で、
という得点で合格しています。
別に高くはないのですが、少なくとも「運ゲーでマグレ合格」のラインにはいなかったと思います。
というか普通に平均くらいなので、下手したら王道を要領悪くやった人よりもよっぽど点が取れています。
私は国試前ガチで病んでて2日に1日くらいしか勉強できていなかったので、これより下地がマシな人や、毎日決まった時間ちゃんと勉強できる人はもはや3ヵ月もかからずに合格できる可能性があります。
この3ヵ月で使った教材は
ガチでこれしか家になく、これ以外のビデオ講座ゼロ、予備校テキストゼロ、模試ゼロです。
【医師国家試験の分析例】
#この勉強法が向いている人
このnoteは以下のような層をターゲットにしたものです。
逆に、次のような人には向いていません。
つまり、いかに最低限の時間と労力しか使わずに受かるか、に完全に特化し、それ以外は大胆に切り捨てた内容です。
【方針:決して「甘い魔法」はありません】
第1章 コスパ厨の基本戦略
#天才という幻想
勉強時間が少なくても結果を出せる人は全員「地頭」や「才能」のなせる技だと思っている人がいますが、全然違います。
そもそも、学問において才能なんかで差がつくのは大学より先の、もっと高度なレベルの研究です。
大学受験や資格試験などというただの暗記大会にセンスなんか全く関係ありません。将来教授になるつもりでもないなら、気にする必要ゼロです。
私も実際に「神童」「天才」とは飽きるほど言われてきましたが、ちゃんと定義で考えると当てはまらないものばかりです。
さらに、「なるべく勉強せずに結果を出そう」とかクズみたいなこと言ってるくらいなので、元々勉強への興味や探求心がある子供だった訳がありません。
神童あるあるの「小さい頃から好きな分野に興味を持ち、その好奇心が勉強に繋がり〜」は残念ながら一切ないです。好きな分野とか特にないです。
よって先取りなんか全くしておらず、試験に出ない知識なんて徹頭徹尾1ミリも持っていません。
「小学生で高校範囲を解いていた」「数学オリンピックに出た」みたいな神童エピソードとは無縁オブ無縁です。
「本物の天才」は、
ここから先は
¥ 2,000
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?