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表メニュー と 裏メニューを出せる?

こんにちは。STUDIO RのKeikoです
久しぶりの「説」シリーズです

例えば、エクササイズの種類を
1レッスン内で10~20種類ぐらい
選択して決めたりしますか?

グループクラス用とプライベート用や
今月のテーマは
「肩甲骨の安定」
なんて決まっていたりしたら
どんなメニューを考えるでしょうか

主要なエクササイズリストができあがったら
インストラクターの皆さんなら
・ ティーチング練習をしている
・ 自分で身体を動かしている
・ 色んなレッスンを受けてキューをたくさん知っている

息を吸ってどう動くといいか
吐いたらどんな筋肉を意識するか
どんなことに注意するか
エクササイズのポイントをしっかりと
伝えていると思います

例えば、「肩甲骨の安定」だとすると

肩を動かすエクササイズをプログラムする
肩甲骨周囲を力まずに、スムーズに動かす意識
呼吸を正しく伝えて、首・肩周りが緊張しないこと
胸郭が飛び出さずに、腹筋に意識をいれること
などを言葉やエクササイズ動きに応じて
ティーチングを進めていくでしょう
👆👆👆👆👆
私の考えではこれが「表メニュー」になります

著作者:senivpetro/出典:Freepik

ここから私の「説」となる裏メニューを
説明してみたいと思います

写真からいくつかのエクササイズを想定できますが、
例えば、このエクササイズでは
「表メニュー」以外の関節も筋肉にも動きがあります
骨盤や股関節、腰椎~胸椎の動き、
脚のアライメント、足のストラップ(注意点)
マシンのセッティングなどです
これが、私の考える「裏メニュー」です

エクササイズとしては表も裏メニューも必要になります
かといって、ティーチングで伝えることを
増やせば良いわけではありませんね。
全部バラバラに伝えてしまうとテーマからは
ズレてしまいます

結果的に、最後は何がテーマだったか
わからなくなってしまいますからね

さあ、2つのメニューをどうすれば
効果も出て、テーマを達成できるのか!

実は表メニューの注意点や意識すると良いことは
裏メニューが絶妙に機能していると獲得できるのです

つまり

裏メニューのキューイングのタイミングで

表メニューの動きや意識する事を獲得する

Pilates Studio R

どのタイミングで足や骨盤を使うと、肩甲骨が意識しやすいのか。
どのようにマシンのセッティングを変えたら、
胸郭上に肩甲骨が安定して動けるのか。
それらを観察して進めていきます。

もし、意識するとよいこと、注意することばかりに
キューイングしていると気づいたら、
お客様の反応が変わらないなって感じたら、
「あ、裏メニュー出してみよう」って思って
ぜひ、トライしてみてください。

さて、今回の説はいかがでしたか。

おそらくですが、いざやろうと思ったとき
意外とエクササイズ全体の構成を
よく見直し、良く動き、よく研究する時間が
必要になってくると思います 😀wow



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