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エクササイズのフォーカス

こんにちは。STUDIO RのKeikoです
改めて、ピラティスの基本・基礎って何?
そんな話をしてみます

何を知ったら、エクササイズのフォーカス
は理解できるの?


良いか、悪いかではないけど

私が取得したピラティス養成コース(2005)では
マット、マシン(4種)+α をそれぞれを学び、
実習時間を含めて500時間以上ありました。
はや20年近く、鬼時間の学びですねww

最近、広告等でも見かけますが、
数日の研修でインストラクターとして
レッスンを担当する、させられる?
実際に不安と苦労する方も多いと思います

善し悪しという事ではないのですが、
実際に、お客様のレッスンをし始めると
気がつきます

何かが足りてない。

大事なのは、受けた時間数ではなく
その前に持っているはずの『基礎』の
見落としです

ピラティスは何を学ぶのか

  • ピラティスの歴史

  • 豊富なエクササイズの種類

  • エクササイズのやり方

  • エクササイズの指導の仕方

  • 動きの注意点やフォーカスする点

  • マシンの特長/扱い方/リスク

  • エクササイズの組み合わせ(プログラムの立て方)

  • 筋肉や関節の基本

  • 姿勢や怪我などの基礎

などなど、各団体によって
ジョセフ・ピラティス氏が指導していた
エクササイズをどこまで、どのように、
何を伝達し、継承していっているのか。
どんな要素を残し、何を省いたのか、なぜか。

ある程度の基準を知っておく。
ここが重要なの部分ではないかと個人的には思います

これを知らないままですと、一般的な
エクササイズやトレーニングと何が違うのか??
となります

よくある質問にどう答えてますか。

ヨガとピラティスは何が違うんですか?
ピラティスの他の所と何が違うんですか?
ジムのマシンとかと同じ様にやればいいですか?
なぜ、肋骨を閉じるんですか?

なぜ??この質問に答えられるほど、
エクササイズのフォーカス(着目点)と繋がるのです

自分の『核(コア)』を見つける

お客様のレッスンをしてみて
これは、困ったどうしよう、となった時は
自分のレッスンする時の核(コア)が
見つかっていないのです

①足りていること
②足りていないこと
③補いたいこと
④今やっていること
⑤過去の経験(基礎)が活かせること

この5つを書き出してみてください

私は、インストラクターさんからの相談で
特に
⑤の過去の経験(基礎)を大切にしています

これは、ピラティスに全く関係のない
経験でもOKです

様々なジャンルの社会・生活経験を持った
方々がインストラクターになってます。
それが、自分の『核』になる

例えば
私の場合は、理学療法士でした
なので、その知識と経験は活かせます
それから、
前に性格診断のテーマを書きましたが
外向、感覚、感情、知覚人間なので
それも活かします😂

もう一つは、ちょっとお節介です
これもまぁ、時には役立ちます

インストラクターさんの経験は…

  • 会社員

  • ダンサー/バレエ/音楽家

  • 怪我や病気で痛みや苦しみを経験

  • 接客業

  • 医療系・エステ・介護経験

自分発見・良いところを探して

過去の経験が活かせる事がある!

もちろん、学びの時間はめちゃくちゃ大事。
勉強やセミナーに参加するとか、
1から養成コースに通う選択もいいです

経済的・時間的に余裕がないこともありますよね
そんなときは、自分の良い部分を使って、
補えることは何かないか考えてみるのも
自分発見になります

会社員でマニュアル徹底であった方は
ピラティスのマニュアルがあった方が
指導しやすくなるのかもしれません

受講した際に、マニュアル(テキスト)が
充実していなかったりすると
実際に指導するときに不安になるからです

不足した部分は自分用のマニュアルを作っておく、
もちろん、それを商用にする時は要注意ですが。

接客業をしていた方は
エクササイズ指導が不安でも
日常の話題、挨拶、時間感覚、接客、
ちょっとしたお客様の変化などに反応するなど
観察力やコミュニケーション力が非常に高いです
そこを活かさないともったいない!

例えば、
季節の服装、靴などで姿勢の変化があります、
ちょっとした事とエクササイズを結びつけるのです

「今日はヒールでしたね」
足首周り、ふくらはぎを動かすエクササイズ
やりましょう!とか

「今日はずいぶん、荷物が多かったですね」
肩周りのエクササイズたくさん入れますね。とか。

そうしてプログラムの立て方を考えたり
グループクラスであっても、
エクササイズの意味が個々のお客様には響く。
そうやって、フォーカス(着目点)を
マスターしていくんです

インストラクターの心にあること

多くのインストラクターさんの悩みは
お客様の動きやエクササイズ、
身体の状態を少しでも良くしてあげたい

そういう気持ちに応えられない自分がいる。

そこに多くの方が悩んでいます
とても素直で、素敵だし、意欲的なんです

足りない知識、スキルを難しく考える程、
その答えが遠くなる
ことがあります

私はいつも、インストラクターさんが
置かれている今の悩み地点から
もちろん、悩みの回答はするのですが、
かなり遠くに発想や意識を飛ばすようにしています
(これが宇宙に飛んだ瞬間??らしいです)

あ、そうか、
もっと、こういう視点で見ればいいのか、
え、そんな見方していいの??
ちょっとお客様にやってみたら、良い反応でびっくり。
とか
そういう経験をしてほしいなと思っています

多くの「基礎」と「経験」を身につけられる
環境で学ぶことはとても楽しいことなのです
さ、宇宙に飛びたいインストラクターはぜひ。


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