プロ家庭教師 てるあき先生@中学受験専門

中学受験をメインとするプロ家庭教師集団の代表。自ら指導もしています。多くのご家庭と関わ…

プロ家庭教師 てるあき先生@中学受験専門

中学受験をメインとするプロ家庭教師集団の代表。自ら指導もしています。多くのご家庭と関わる中で、より多くのご家庭に伝えていきたいことができてきました。幸せな受験をしていただくために、可能なことをお伝えします。 現在オンライン指導限定の夏期講習の受付をしています。ぜひご検討ください。

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指導をご希望される方・ご相談の方はこちらをご確認ください

現在オンライン指導限定で夏期の短期指導を受け付けています。 定期的な指導を前提としていませんので、お気軽にお申し込みください。 詳細はこちらへ 私の詳しいプロフィール指導実績はこちらをご確認ください。 指導のスタンス一生懸命学習しているのに成績が伸びない。 志望校に絶対に行きたいけどちょっと点数がたりない。 そんなお子様を心から応援したいと思っています。 「先生に任せておけば大丈夫。」とお考えの保護者様はご遠慮ください。 お子様の志望校合格のための良きパートナーとなるこ

    • 真面目過ぎる親の伴走で5年時に成績が下がる理由

      ほとんどの中学受験塾のカリキュラムは小学4年生から始まります。 4年生のカリキュラム、特に理科社会についてはかなりゆったりとしています。 塾からすると「こんなに難しい勉強なんていやだ」と言って、4年生のうちにやめられてしまっては困ります。ですから、少しでも興味を持ってもらえるように、テキストもいろいろなコラムを交えて作られています。 算数も「つるかめ算」など特殊算の基本的な事だけしかやりません。 国語も題材が子供にとって比較的身近な話題が中心です。 真面目な保護者は、ネット

      • 学力は正規分布している

        学力という言い方が正しいのかIQという言い方が正しいのか良くわからないのだが、ここでは世間一般に考えられている学力ということで考えてみたい。 およそ、今の小6の人数は100万人。東京大学の定員が3000人。すなわち東京大学に入学できるのはその年齢のおよそ0.3%という事になる。 旧帝+東工一橋+早慶でおよそ3万人。すなわち3%の人数という感覚で間違えていないと思う。 そして、全国の進学校がその3%の枠を目指して勉強をしている。 もちろん全員ではないのだが、イメージとしては間

        • 都立中は私立組が併願できるか

          都立中学以外の問題をほとんど見たことが無いので、東京都以外にお住いの方の参考にはならない話です。 都立中学の適性検査は作文型の問題と問題文がやたらと長い教科複合型の問題とからできている。 学校により、内申点の比重や配点が異なるし、適性検査も標準問題に何を加算するかが学校ごとに異なるので、学校ごとに多少対策が異なってくる。 作文型の出題はここ10年近く出題形式が同じなので、よっぽどのことが無い限り形式が変更されることはないのでしょう。 作文型は、「個性的な自分を主張するよ

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          文字を読まなくなった日本人。長文化する入試問題

          かつての、朝の通勤電車。 サラリーマンたちは駅のKIOSKで、無言で新聞を買い込みそれを上手に折りたたんで読んでいた。 新聞を読んでいない者は厚さ3センチはあろうかという週刊誌のマンガを読みふけっていた。ウォークマンで音楽を聴いている者はまだまだ少数派だった。 それから30年。 朝の通勤電車で新聞を読んでいる人を見つけるのは難しい。ほとんどの人がスマホとにらめっこをしている。もちろんその中には新聞のアプリで記事を読んでいる人もいるだろう。マンガを読んでいる人もいるだろう。

          文字を読まなくなった日本人。長文化する入試問題

          情報化社会だからこそ大事な「読解力」

          今は、インターネットが普及し誰もがスマートフォンを手に持ってすぐに情報にアクセスできる時代になった。 現代人が1日で触れている情報量は江戸時代の人のが1年で触れる情報量だとも言われている。 それだけ多くの情報があふれている現在、人はどうやって生きていけばよいのだろうか。 戦国武将は自分が得た情報の取り扱いを間違うと、即座に自分の命が危機にさらされていた。 現代社会では情報の取り扱いを間違えたからと言って、命の危機にまではならない。 現代社会では多くの情報が得られるために

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          志望校選びの基準

          具体的に行きたい学校または親が行かせたい学校が決まっていて中学受験をする人はまずいないと思います。 中学受験案内に掲載されている学校は353校にも上ります。 これだけある中から「行きたい」「行かせたい」と思い実力相応の学校を見つけるのはなかなか困難を伴います。 それでは、何を基準に選べばよいのでしょう。 自分が思うところをいくつか挙げていきます。 入学した中学からそのまま高校に進学する生徒の割合が95%以上であること。そして高校卒業が90%以上あること。 退学者が多い、

          中学受験をすることの本当のメリット

          中学受験を検討するご家庭は、多くの場合中高一貫校に通うことで大学受験で有利に働くからという理由でスタートしていると思う。 少子化が急激に進む現在、大学も優秀な生徒を確実に集めたいので「付属校化」「指定校推薦」「総合型選抜」「高大連携での推薦入学」など一般入試以外の方法で生徒を確保している。 そうなると、中高一貫校で行われている「先取り学習」によるアドバンテージでより上位の大学への進学を目指すという事が必ずしも適当ではない時代に移り変わっている最中だと言える。 もちろん、国

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          結局、共学が良いのか別学が良いのか

          先日、Xにて男子校の良いところ・女子校の良いところの意見を募集したところ、予想を上回るご意見を頂きました。 まずは男子校のよいところ。 「楽しかった。」 「みんな馬鹿だし。」 「女子の目を気にせずオタクになれる。」 「ヤンチャな子に先生が慣れている」 「女の子に対するモテを気にしなくてよい」 「男性の役割・女性の役割を意識しなくてよい」 「熱く語れる6年間を過ごせる」 「(異性との関りで)少ない栄養素を味わって育つ」 「同性のクラスメイトが多いので、気の合わないクラスメイト

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          中学受験回避で数学英語の先取りが最強なのか

          中学受験生と高校受験生を同時期に教えていると、算数と数学で全く同じ問題を解かせていることがある。 理科の問題は、小学生では習わないジュールなどの分野を除くと、明らかに中学受験の問題の方が難しい。 社会科は中学受験生は世界地理を学習しないのでその点は不利だが、難易度としてはあまり変わらない。 ともかく、中学受験が過酷であることは間違いありません。 では、その過酷な中学受験をせず、習い事をやりながら数学英語を先取りすれば、中高一貫校での先取り学習に匹敵する効果が得られるのではな

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          勉強することが、最高のコスパだと言う理由

          東京大学の定員は3000人です。 今の小学生の1学年の人数がおおよそ100万人です。 それらと単純に人数比で考えた場合、こっちのほうがむずかしいのではないかという事を上げてみようかと思います。 宝塚音楽学校 定員40名 当然ですが、女子のみ。 試験科目 声楽・バレー・面接 声楽・バレーは練習をすればある程度上達します。 面接では容姿も見られるので、努力だけで合格できる学校ではありません。 東京芸術大学 定員471名 試験科目 実技・共通テスト・専攻により小論文と学力テ

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          講師採用の際に見ていたこと

          現在は、家庭教師として活動していますがかつては塾の教室責任者兼講師をしていました。 教室責任者という事は、その教室で指導する講師の採用もすることになります。 幸いなことに多くの優秀な講師を採用できていました。 講師採用の際に何を見ていたのか。 そこについて書いてみたいと思います。 通常講師の採用面接では在籍大学(卒業大学)を見ると思われます。大学受験を見据えた塾であればそれが正解なのかもしれませんが、小学生・中学生をターゲットとした塾の場合大学名はそれほど重要ではありま

          ADHD傾向のお子様の指導

          自分が直接契約により指導させて頂いているお子様は、ADHD傾向の子が半数を超えています。 タイトル画像に利用している図を見て頂いてわかるように、ADHD傾向と言っても、その度合いは人により強弱があります。ですから、あくまでも「傾向」と言うことですからその割合が多いのは致し方ないかと思っています。 ADHD傾向の児童は10%程と言われていることから考えると、明らかに統計とは異なる割合でお預かりしています。 字が下手。 漢字が微妙に違う字を書く。 時間の感覚が鈍い。 集団指示が

          自分がADHD傾向だったこと

          発達障害と言う言葉が浸透してきて20年ほど経つでしょうか。 その言葉が出始めた当初は、「学習障害」という言葉で済ませてしまい、それぞれの特性にあった指導をしていく、という発想させありませんでした。 次第に研究も進んできたこともあり、特性に合わせた指導をすれば困難を抱えている子供でもききちんと伸ばしてあげることもわかってきました。 とは言うものの、自分が困難を抱えている子供の指導を積極的にしているわけではありませんでした。 ある時。ADHDの簡易診断のサイトを見てみました。

          なぜ偏差値50の高校から偏差値50の大学合格が難しいのか

          東京都の場合、約20%の児童が中学受験をして私立や国公立の中学校に入学します。 優秀だけど中学受験をしない層がいるのは承知しています。 ですが、概ね上位から20%の層が抜けていきます。 残った高校受験組。 その中での偏差値50は概ね上位から見て60%くらいの層という事になります。 大学進学率がおよそ60%です。すなわち、偏差値50の高校の学生は大学進学に於いては、最下層にいることになります。 もちろん、高校入学後に頑張り、上位の大学に進学する学生もいるでしょう。 ですが、

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          日本で学ぶ外国人が増えている理由

          中学受験の合同説明会や個別の学校説明会で、10年前には見られなかった光景あります。それは、日本語以外で会話をしている集団です。 ここ数年で、イギリスなどの海外のボーディングスクールや、海外発祥のインターナショナルスクールが首都圏で開校もしくは開校予定になっています。 これまでも、日本在住の外国籍の子女やその国の教育に興味を持っている日本人の子女を対象としたインターナショナルスクールは存在していました。分類上「その他学校」となるため、国などからの補助金が一切ないため、学費が高

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