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講師採用の際に見ていたこと

現在は、家庭教師として活動していますがかつては塾の教室責任者兼講師をしていました。
教室責任者という事は、その教室で指導する講師の採用もすることになります。

幸いなことに多くの優秀な講師を採用できていました。

講師採用の際に何を見ていたのか。
そこについて書いてみたいと思います。

通常講師の採用面接では在籍大学(卒業大学)を見ると思われます。大学受験を見据えた塾であればそれが正解なのかもしれませんが、小学生・中学生をターゲットとした塾の場合大学名はそれほど重要ではありませんでした。
最難関国立大学在籍だからと言って、無条件に採用するようなことはありませんでした。
残念ながらボーダーフリー大学の学生は採用に至ったことはありませんでした。
学歴で一番見ていたのは卒業した高校でした。
採用できるのは地域の二番手の高校までです。
理由は至ってシンプルです。
それより下の高校出身だと基礎学力に不安があるからです。

地域二番手校に合格できるレベルの学生は自分で学習する習慣がある確率が高いので、万が一指導中にわからないことがあっても自分で調べる能力がある、と判断していました。

国立大学の学生であれば、最低限センター試験(当時)はクリアしているはずなので、基礎学力はあると思われます。
問題は私立大学です。
文系の私立大学の場合、受験科目が極端に少ないのでたとえ有名大学の学生(出身者)であったとしても、小中レベルの基礎学力に不安がある学生が混ざっていました。
「筆記試験をすればよいじゃないか」という話はあるのですが、現役学生は試験強者の場合があるります。見たいところはそこじゃないのです。

一番見ていたところ。
いかに生徒に寄り添えるか。
まあ、個性の強い先生が集まっていましたよ。
個性の強い人間が採用していましたから。

教務力と言う点では見習うべき先生が本当に多かったです。

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