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管理栄養士が選ぶ!たんぱく質と重要な栄養素が補給できる【豆乳】のおすすめランキング


こんにちは!
暑い日が続いていますね💦
たくさん汗をかくこの季節は、こまめな水分補給を心がけていきましょう!

さて、今回は「健康的に体を引き締めたい」という方向けに、【豆乳】から栄養価に着目して選んだおすすめベスト5を紹介します!

評価項目として挙げた栄養素は以下の5つです。
体を引き締めるためには「体脂肪を落とすこと」と「筋肉をつけること」がポイントになります。
体脂肪を落とすという観点から「エネルギー」、筋肉をつけるという観点から「たんぱく質」を挙げました。
さらに、健康の保持・増進にあたって重要な役割を担う「カルシウム」「マグネシウム」「イソフラボン」に注目しました。

評価項目


エネルギー
体を引き締めるためにはまず「体脂肪を減らす」必要がありますが、摂取エネルギー量が消費エネルギー量を上回る食生活が続くと脂肪が蓄積します。
そのため、エネルギー量が低いものを上位としています。

②たんぱく質
たんぱく質は、筋肉や髪、爪など体を構成しています。
そのため「筋肉をつける」ためにはかかせない栄養素です。
特に、トレーニングなどで筋肉中のたんぱく質が分解された際は、その修復のために食事から十分に摂取する必要があるため、たんぱく質が多いものを上位としました。

③カルシウム
カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。
しかし、極端な食事制限を行うとカルシウムなどの体に必要な栄養素が不足してしまいます。
カルシウムの摂取量が不足すると、骨中のカルシウムが血液中に溶け出して濃度を調節し、骨密度の低下に繋がります。
そこで「健康的」に体を引き締めるためにカルシウムが多いものを上位としました。

④マグネシウム
筋肉はカルシウムとマグネシウムによって収縮と弛緩を繰り返します。
特にマグネシウムは運動などで汗をかくと失われがちな栄養素です。
マグネシウムが不足すると、筋肉の収縮が過剰になり「足が攣る」などの症状がでます。
また、日本人の食生活において不足しやすい栄養素であるため、マグネシウムが多いものを上位としました。

⑤イソフラボン
イソフラボンは豆類に多く含まれ、エストロゲンというホルモンに似た構造・働きを持ちます。
そのため、エストロゲン同様に骨吸収(骨の破壊)を抑制し、骨の健康維持に役立ちます。
また、マウスを用いた研究では筋萎縮の軽減効果が期待できるという結果も出ています。
そこで、イソフラボンの多いものを上位としました。
なお、イソフラボンには「配糖体」と「アグリコン」という2つの形態があります。
大豆中では糖と結合した「配糖体」で存在し、体内の腸内細菌によって糖が切り離されると「アグリコン」になり吸収されます。

評価基準


① 栄養素ごとに得点化
 最も優位なものを5点、次に優位なものを4点と順に得点化する。
 また、たんぱく質量を最重視し、得点を2倍とする。
 栄養価に差がない場合は一律の得点とする。
 また、記載のない項目については1点とする。

② 合計点を比較
 商品ごとに合計点を算出し、順位付けする。
  合計点が同一の場合には、たんぱく質量の多い商品を上位とする。

それでは【第5位】から順に紹介していきます!

ランキング


第5位

ポッカサッポロ ソヤファーム おいしさスッキリ 調整豆乳飲料(200ml)

出典:https://www.pokkasapporo-fb.jp/products/plantmilk/soy/WL94.html

【栄養成分】1本(200ml)当たり
エネルギー :107kcal
たんぱく質 :7.2g
カルシウム :106㎎
マグネシウム:27㎎
イソフラボン:22㎎(アグリコン)/35.2㎎(配糖体)

【価格】
110円(税別)/119円(税込) ※メーカー希望小売価格

【管理栄養士 原のコメント】
「ソヤファーム おいしさスッキリ 調整豆乳飲料」は5商品のなかでカルシウムが特に多い商品です。
さらに、血清コレステロール値を低下させるはたらきがある「特定保健用食品」です。
そのため、たんぱく質の補給と共に「カルシウムを補給したい方」や「LDL(悪玉)コレステロール値が気になる方」にオススメです!
また、成分調整されているため、比較的飲みやすいという点もポイントです♪

<LDL(悪玉)コレステロールとは>
コレステロールには肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ「LDL(悪玉)コレステロール」と余ったコレステロールを回収する「HDH(善玉)コレステロール」の2種類があります。
血液中のLDL(悪玉)コレステロール値が高くなると、動脈壁に取り込まれて蓄積し、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを高めます。
<特定保健用食品とは>
特定保健用食品とは、血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、おなかの調子を整えるのに役立つなど、健康の維持増進に役立つ効果が科学的根拠に基づいて認められ、消費者庁の許可を受けた食品をいいます。


第4位

グリーンアイ オーガニック成分無調整豆乳

出典:https://www.topvalu.net/items/detail/4902121317325/

【栄養成分】1本(200ml)当たり
エネルギー :101kcal
たんぱく質 :8.4g
カルシウム :掲載なし
マグネシウム:掲載なし
イソフラボン:44.8㎎(アグリコン)/71.6㎎(配糖体)

【価格】
68円(税別)/73円(税込) ※イオンネットスーパー

【管理栄養士 原のコメント】
「グリーンアイ オーガニック成分無調整豆乳」は5つのなかで2番目にたんぱく質が多く最もリーズナブルです。
そのため、「たんぱく質の補給とコスパを重視したい」という方におすすめです😊


第3位

マルサンアイ 有機豆乳無調整 200ml

出典:https://www.marusanai.co.jp/lineup/detail-63015/

【栄養成分】1本(200ml)当たり
エネルギー :103kcal
たんぱく質 :8.0g
カルシウム :21㎎
マグネシウム:47㎎
イソフラボン:53.8㎎(アグリコン)/86㎎(配糖体)

【価格】
95円(税別)/103円(税込) ※小売参考価格

【管理栄養士 原のコメント】
「マルサンアイ 有機豆乳無調整」は5つのなかで最もイソフラボンが多い商品です。冒頭でも記載した通り、イソフラボンは豆類に多く含まれ、骨吸収(骨の破壊)を緩やかにします。
そのため、たんぱく質の補給と「骨の健康が気になる方」にオススメです🦴
また、不足しがちなマグネシウムも補給できます。


第2位

キッコーマン おいしい無調整豆乳 200ml

出典:https://www.kikkoman.co.jp/products/K58/detail/K580500.html

【栄養成分】1本(200ml)当たり
エネルギー :105kcal
たんぱく質 :8.3g
カルシウム :34.0㎎
マグネシウム:54.0㎎
イソフラボン:36.3㎎(アグリコン)/58.0㎎(配糖体)

【価格】
110円(税別)/119円(税込) ※メーカー希望小売価格

【管理栄養士 原のコメント】
「キッコーマン おいしい無調整豆乳」はマグネシウムが最も豊富な商品で1本で1日の不足分を補うことができます(※1)。
マグネシウムはリンやカルシウムとともに骨を形成したり、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整など様々な代謝を助ける働きを持っています。
サプリメント等で過剰摂取すると下痢を引き起こす可能性があるため、できるだけ通常の食品から摂取するのがオススメです!

※1 290㎎/日(30~49歳 女性の推奨量)−242㎎/日(20歳以上女性の摂取量)=48㎎/日


第1位

ふくれん 九州産ふくゆたか大豆 成分無調整豆乳 200ml

出典:https://www.fukuren.co.jp/lineup/drink/tounyu/193/

【栄養成分】1本(200ml)当たり
エネルギー :99kcal
たんぱく質 :9.2g
カルシウム :22㎎
マグネシウム:45㎎
イソフラボン:45㎎(アグリコン)/72㎎(配糖体換算)

【価格】
<24本セット>
2,241円(税別)/2,420円(税込) ※JAタウン
<1本あたり>
101円(税別)/109円(税込)

【管理栄養士 原のコメント】
「ふくれん 九州産ふくゆたか大豆 成分無調整豆乳」は5つのうちたんぱく質が最も多くエネルギーが最も低い商品です✨
たんぱく質の含有量は圧倒的に多いため、「エネルギーを抑えつつ、たんぱく質をしっかり摂りたい」という方にオススメです!


まとめ


今回、ご紹介した商品は全て200mlの紙パックタイプです。
日常生活にプラスワンするだけで手軽にたんぱく質を補給できるので、みなさんも取り入れてみてはいかがでしょうか?

次回8/7週は健康冷凍宅配食「旬をすぐに」について特集します!
旬すぐは国産食材100%の冷凍食品で、たんぱく質が豊富なメニューをたくさん取り揃えています✨
お楽しみに♪

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