ミニマリストの旅支度(メインバッグ編)
前回の続きです。
ミニマリストとして、可能な限り旅行の荷物を少なくして、快適な旅をしたいと思っています。
今回はメインバッグ編ということで書きます。
スーツケースではなくバックパック
3日間以上の旅行となるとスーツケースというのが一般的だと思います。
私も今まで疑いなくスーツケースを選択してきました。
スーツケースを所持しているという事情や、肩こりがひどいため、背負う負担をできるだけ減らしたいと考えていたからです。
2〜3週間の旅行でも35リットルのスーツケースを使っており、小さめではありますが、重さが5kg近くもありました。
今回、LCCの重量7kg制限に対応するためにバックパックを選ぶことにしました。
バックパックのメリット
機動力がある
でこぼこしていたり泥だらけの地面、階段、乗り物の乗り降りなど、スーツケースが転がしにくいところでもすばやく動けるのがメリットです。
両手が空くこともメリットですね。
荷物が取り出しやすい
スーツケースだと道中での荷物が取り出しにくいです。
バックパックもさほど取り出しやすいとは言えませんが、ポケットが複数あり、アクセスしやすいタイプの商品があります。
重量制限に引っかかりにくい
上述した通り、スーツケースは自重で3〜5kgあるため、重量制限に引っかかりやすいです。
その点バックパックは同サイズくらいだと1.5kg以下に収まります。
バックパックのデメリット
荷物が重く背負っている時間が長い場合疲れる
最大の懸念点であり、今までバックパックを避けてきた理由にもなります。
慢性的な肩こりであり、できるだけ肩・背中への負担を減らしたいと考えていました。
このデメリットを解消するには荷物を最小限にすること。
それができれば苦労しないという感じですが、自分にとっての必要最小限を見極めるきっかけにもなります。
そして、負担を感じにくいバックパックを選ぶことも大切だと考えています。
パッキングが面倒なものがある
上部からのアクセスしかできないタイプやコンパートメントが一つしかないタイプなどパッキングが難しいタイプのバックパックがあります。
その場合、仕分け用のケースを用意したり、パッキングを工夫する必要があります。
セキュリティが低い
スーツケースと比べると中身を開けられやすいため、セキュリティ対策が必要です。
南京錠でロックができるタイプを選ぶとひとまずの安心にはなります。
選ぶ基準
目的に合っているバックパックを選ぶため、その条件は何か熟考しました。そんな複雑なことはなかったです。
軽いこと
1キロ台前半以下が望ましいです。
本体だけで1.5kg以上になってしまうと、それだけで重く感じてしまいます。
機内持ち込みできるサイズ
40〜45リットルが機内持ち込みサイズの上限です。
30リットルだと私が考える2〜3週間の滞在は難しいと判断しました。
上部以外からのアクセスが可能
モノが取り出しやすいこと。
セキュリティ
南京錠でロックできるジッパーが付いていること。
腰ベルトありが望ましい
ショルダーベルト含めた背負い心地や本体重量とのバランスですが、負担軽減のためあった方がいいと考えました。
シンプルなデザイン
使い勝手、見た目、軽さにも繋がると考えています。
商品候補
モンベル バーサライトパック 40
ウルトラライト系の登山用バックパックで重さはわずかの480g。このサイズで軽さという点において右に出る商品は他には見当たらなかったです。
ただし、上部からしかメインコンパートメントにアクセスできない、筒状タイプの通常の登山リュックという位置付けです。
軽さ最重視の人には最適かもしれません。
オスプレー Porter 46
世界を旅しているある女性バックパッカーが使っているバックパック。日本ではP46として売られているようです。
1,480gと多少重いですが、女性が背負えているということは負担を感じにくい構造になっているかもしれないと思って候補に入れました。
外側のベルトでサブリュックなどを留めることができるのがいいですね。
ただし、現在はほとんど売り切れてしまっており、海外物を並行輸入すると高かったりします。
カリマー Tribute 40
40リットル、1,200gと許容範囲。
全体的にガバッと開くタイプで、デザイン性も高いのがいいですね。
腰ベルト収納可能。
ミレー KULA 40
40リットル、1,220gとカリマーTribute40とほぼ同等のスペックです。
ただし、容量は表記ほど入らないとの意見が多かったです。
メインコンパートメントが2気室になっており、モノが取り出しやすそうなのがメリットですが、下の気室のファスナーはロックがかからないタイプっぽいです。
グレゴリー Compass 40
40リットル、880gと軽いです。ボトムからアクセスできる別の気室があります。
そしてデザイン性が高い。
懸念点としては、背中のクッションが薄いため、背負い心地はパッキング次第とのことです。そして腰ベルトがありません。
商品比較
最終的に選んだのは
自分にピッタリのバックパックはどれなのか悩みに悩みました。
調査不足で他の商品もあるかもしれませんが、上記は条件に当てはまらないものを除外しているので、私の中では厳選されたバックパックになります。
だから悩むのは当たり前で、悩むということはそこまで大差はないと考えることもできます。
全ての商品を実際に店に行って試したいところでしたが、購入前と実際にある程度使ってみた後の感じ方は異なるはずですので、あまり手間をかけても仕方ないと考えました。
代わりに他の人のレビューを読んで、さまざまな視点があることを知りました。それで自分に合った選択ができたと感じています。
最終的に選んだのは、カリマーのTribute40。
理由として全体的なバランスがよく、欠点がほとんどないと思われることです。
使っているうちによくない点が見つかると思っていますが、一つ自分にとっての基準を確立する経験になるため、前向きに捉えたいと思います。
これからこのバックパックで快適な旅をしていきたいですね。
次回へ続きます。
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