本の断捨離④
前回からの続きです。
「出」の対策(メソッド編)
続いてメソッド編です。
スキャン > フリマサイト > ブックオフ > 図書館等へ寄付 > 捨てる の順番で対応方法を紹介します。
スキャンサービスの利用
本が溜まってしまう原因の一つは、読んでないけどいつか読み返すかもしれないという理由で残しておくことだと思っています。
特に勉強系の本は将来的に参照することがあるため溜まりがちです。
それだと溜まる一方になってしまうため、私は年末に本のスキャンサービスを利用していました。(ここ2,3年は利用していません。)
本を郵送するとスキャンしてPDFファイルを作成し、そのまま本を処分してもらえます。
PDFファイルとして残すことができるので、後で必要なときに閲覧できます。iCloudやGoogle Driveなどのクラウドに保存しておけば、どこからでもアクセスできるので便利です。
私はBOOKSCANというサービスを使っていました。とても使いやすかったですが、似たようなサービスもいくつかあるので比べてみるとよいと思います。
ただし、私はPDF化した本をほぼ読むことはなかったので、最近は使っていません。
後で読み返す可能性がある本を取っておくのは永遠に片付かない課題です。そういった本を手っ取り早く処分することができるのがPDF化の最大のメリットです。
かつては自炊と呼ばれる、背表紙を専用のカッターで裁断し、家庭用スキャナーでスキャンする手法でPDF化していたことありますが、時間がかかりすぎますので、お金がかかってもスキャンサービスの方がいいと考えています。
フリマサイトで売却
ある程度以上の金額ですぐに売れそうな本はメルカリに出品しています。これで多少のお小遣いも得られるし、再び他の人の役に立つこともできるため、一石三鳥です。
特に本はバーコードを読み込むだけで出品情報が作成されるので、手順もシンプルです。
出品
バーコードを読み込む
写真を撮る(2,3枚)
必要に応じて本の状態などを記載する
梱包・発送
濡れないようにOPP袋などに入れる
封筒に入れる
コンビニに持って行く
他のジャンルの商品に比べて、本の出品は非常に簡単です。
ただし、労力が利益を上回らないように、一定のルールを決めておいた方がいいと思います。
私は利益が500円以上見込める本だけ出品することにしています。
現在ネコポスの送料が210円で10%の手数料を差し引くと、800円で売れれば利益が510円になるため、この基準をベースにしています。
ブックオフの買取
メルカリで利益が見込めない場合は、私はブックオフの買取に持って行っています。
買取金額についてはかなり低いため、あまり期待しない方がいいですね。
書き込みがあると買い取ってもらえないこともありますが、その場合でも無料で引き取ってもらえます。
図書館へ寄付
調べてみたら地元の図書館へ寄贈できることがわかったので持って行きました。
自分としては役割が終わった本が、今度は地元住民の方にお役立ちいただければうれしいですね。
本の寄付サービスの利用
私は試したことがありませんが、「チャリボン」というサービスでは、寄付した本から得た売上金を慈善団体に寄付してくれるそうです。
2010年以前に出版された本は寄付にならないなど制限があるものの、今後機会があれば利用したいと思っています。
寄付先の慈善団体を自ら選ぶことができるみたいです。
断捨離で社会貢献もできるなんて素晴らしいですね!
捨てる
引き取ってもらえなさそうな状態のよくない本は捨てます。
「今までお勤めありがとう」と感謝をして手放します。
決められた日に出して、リサイクルされることで資源が無駄にならないようにしましょう。
最後に
ここまで本の断捨離について書いてきましたが私も道半ばです。
所有する本が最小限のお気に入りの本だけに近づけるよう、2024年も「入」と「出」の対策に取り組みたいと思います。
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