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本の断捨離③

前回から続きです。

「出」の対策(マインド編)

続いて「出」の対策です。まずはマインド編から。

すぐに吸収する

いわゆる積ん読状態になることにモヤモヤしていました。

本を日々の行動や生活に役立てておらず、本の価値を利用できていないことが悔しかったのです。

物理的なスペースだけでなく、いつか読むかもと思ってモヤモヤする「精神的な管理コスト」が発生します。

電子書籍も物理的なスペースは必要ありませんが、精神的な管理コストは発生してしまうため、整理は必要だと考えています。

「入」の対策でも書いたように、最近は購入する前に「今、読む時間はあるかな?」って自問自答しています。

そして、買ったらすぐに読んで、その本から得た知識や気づき、参考になった点をメモにまとめることにしました。

メモを取ることで知識が定着しやすくなるし、本をそのまま置いておくよりも有効活用できているのではないかと思います。

私はiOSの純正メモアプリを使ってまとめて、iPhoneからすぐに見られるようにしています。

吸収したものを実際に使える形にすることで、本を手放しやすくなりました。

手放したら永遠の別れだとは思わないようにする

手放すかどうか悩んでいる本があると思います。

そのうち読むとずっと思っているけど、なかなかその機会が来ない。

気持ちが冷めてきてしまっているため、これからも読まない可能性も高そうです。

そんな時は、メルカリなどのフリマアプリで同じ本の中古価格を確認してみています。

買い戻せる金額がわかれば手放しやすくなるんです。

私が確認する限りでは、思っていたよりも安く出品されていることが多い印象です。

自分の持ち物は思い入れがあるので心理的に高く感じるそうです。

情報が陳腐化しやすい本は早めに手放した方が高く売れるので、吸収してすぐに売るようにしています。

手放すことのメリットを認識する

本に限らずもう役割を果たしたモノを手放した後の計画を考えることは楽しいです。

物理的なスペースが空くため、他の用途に使えます。そのまま余白としておくのもいいと思います。

私だったらライティングを勉強して、良い読書体験ができるような照明を設置したいと思っています。

植物や良い香り、心地よい音楽を取り入れて、リラックスできる空間を作り上げたいと思っています。

物理的なスペースが空くだけでなく、「早く読まないと」とモヤモヤしている「精神的な管理コスト」も軽減されて、より今に集中できるようになることができると考えています。

手元の本が何度も読み返すようなお気に入りだけの本になるのもメリットです。

冊数上限を設ける

これはまだ実践していませんが、今後試してみたいと考えています。

冊数上限を設けることで無制限に増えていってしまうことがなくなるので、自分にとって最高の本だけを保持できるメリットがあります。理想的には、お気に入りの本だけが残っている状態ですね。

冊数上限に達したあとは、新しい本を購入したら古い本を処分する「1 in 1 out」のルールを守りたいと思います。

また、紙の本については、一つの本棚に収まる量に制限するといった方法も考えています。こっちの方が分かりやすくていいかもしれません。

つづく

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