セブ島滞在記 セカンドライフを楽しむために!ホヤから学ぶ脳の活性化法
2024年7月25日朝日新聞朝刊の天声人語をヒントに脳を退化させないセカンドライフの楽しみ方を書いてみます。
天声人語の内容
・ホヤは幼生の時にすみ家を探すことに脳を使う
・ホヤの脳は場所を見つけると動かないことを決める
・ホヤは脳の必要がないから脳を栄養分として食べてしまう
・これがホヤの選んだ戦略である
・ホヤは無脊椎動物の中で人に近い生物である
こんな内容です。
ヒトの体と脳
ヒトの身体は、ある程度の年齢まで成長した後は退化していきます。さらに成長することも復活することもなく、一方的に退化して老化していきます。それは多くの人が知っていることで、あるいは高齢の人と接して実感していることでしょう。
ヒトの脳は、成長が止まらないという話をよく聞きます。私は製薬会社に勤務していて、お医者さんと面会することが頻繁にありました。かなり高齢の医師でも頭脳明晰で論理的な話をする方が多く存在しています。年齢を増すごとに、さらに磨きがかかっている人にも何人も出会いました。
職業としての医師は毎日のように多くのデータを収集し、理解し、多くの患者さんを診察して、診断と治療に真剣に向き合っているからなのでしょう。
彼らの脳は毎日すごい勢いでフル回転しているからこそ、いくつになっても成長しているようです。
脳は使わないと退化する
ヒトの脳を使わないと退化します。早期退職をしたり、あるいは60歳を過ぎて現役会社員を終えた後、何もしてない人は「脳が腐っていくみたいだ」なんて表現をしています。
実際、私も早期退職した時、フル回転していた脳みそを休めようと意図的に空白の期間を作ったのですが、しばらくして頭が動かない気持ち悪さを感じました。
心地が良い状態ではなかったので、もう一度、脳を使う練習を始めたら、自分を取り戻した気になりました。
<ホヤの話>
ホヤは貝でも魚でもなくて、生物学的には人に近い生物のようです。そのホヤは自分が持って生まれた脳みそを使って安定できるすみ家を見つけ出します。その目的が終わると動かないことを決定をします。そうすることで、その後は脳を全く使わなくなります。だから生きるために自分の脳を食べてしまいます。当然、脳は退化してしまいます。
ヒトが動かないとどうなるか?
天声人語を読んで、ホヤとヒトが近い生物ならば、定年退職して全く動かない人は、自分の脳を食べているんだろうかと関連付けると、ちょっと恐ろしくなりました。
私もセカンドライフ開始した時点では、少し自分の脳みそを食べちゃったのかもしれません。
食べちゃった脳みそは戻ってくることないと思うので、残された脳をフル回転することで、現在は何とか生活できています。
50歳以降、そして60歳前後で脳みその回転が落ちてきていることを実感している人が多いと思います。この天声人語を読んで、自らの脳の使い方を考えてみてはいかがでしょうか?
noteの活用方法
退職前の会社員時は、びっくりする量のマルチタスクをこなし、朝から晩まで脳みそを使っていました。現在は思考遊びとnote執筆で脳みそ活用を実行しています。
ビジネス時代にスキル獲得したロジカルシンキング、クリティカルシンキング、包括的な物事の考え方など、多数のビジネススキルは、まこさんnote執筆にとても役立っています。
一生懸命に頭を使った後はお腹がすくんですよね。仕事をしていたときには頻繁にありましたが、セカンドライフを開始した今でも、手書きのメモをノートにたくさん殴り書きをします。絵を描いたり、図表にまとめながら自分の思考を落とし込んでいくとお腹がすきます。とても心地が良いお腹のすき方です。
同じ場所に留まらないようにしよう
これからも同じ場所に座って動かないと自分の脳みそを食べてしまいそうなので、いろんな場所に移動して、いろんな人に会って、いろんなことを考えて、脳みそをさらにどんどんと成長させていこうと思っています。
現在、フィリピンのセブ島に滞在しています。
年に何回かセブ島を訪れては、新しい出会いに刺激を受けることは、脳にとっても良いことなんだろうと自分の行動を褒めています。
今回のセブ島には、来週から多くの友人たちが合流してくれる予定です。成田から出発する人、関空から出発する人、出発日も、帰国日もそれぞれで、宿泊施設も一緒だったり別々だったり。
大まかな予定は決めてあるものの、「セブで会おう」って掛け声だけで、数名が参加してくれるなんて、とっても素敵な旅になる予感しかありません。ワクワクしています。
一般的には、単に遊び呆けてるように見えますが、私にとっては、これって、脳の活性化活動だと思っています。
ホヤにならないように、常に動き続け脳を活性し続けるヒトであり続けたいと行動します。
フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com