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普通ってなんだ? 主語は ”私” でいいんだ
人生論、幸せ論を、あたかも悟ったようにnote に書いているものです。ライフシフトしてセカンドライフが始まったばかりの56歳。
noteを書き始めて1ヶ月が過ぎました。毎日書いているので30記事を超える数になりました。
そこで、自分のnote を読み返してみたところ、
お前は、
心理学者か?
思想家か?
って感じですね。
実は、まこさんの過去は、
ビジネスマン (マーケティングセールスを得意とするスペシャリスト)
トレーナー (数多くのトレーナーズ トレーナー資格保有)
サイエンティスト (精神薬理学専門:薬剤師、衛生検査技師)
会社員時代は、エビデンス、サイエンス、ロジックで生きてきました。
特定の立場にとらわれず物事を見たり考えたりする事、客観的が好きです。嗜好性というよりは、仕事を短時間で、合理的に、最大の成果を出すこと、に特化したビジネスを展開してきたからだと振り返っています。
だから、実証データが無いことや、数値化しにくいエモーショナルなもの、スピリチュアルなものは、大の苦手な分野。人それぞれで物の見方や感じ方が違う事が当然なのですが、主観的がとても苦手です。
と、思っていたのですが、
それは、仕事上での演技だったかもしれません。
会社員の時
かなり楽しく社会人人生を過ごしてきたことは真実ですが、会社員として、理不尽に従わなくてはいけないことは多々ありました。自分を犠牲にして、空気を読んで、波風立てずに、周囲に合わせ、調和することが、ビジネスマンの一つのスキルでした。
すごく苦手だったんですけどね。
だから、今noteに書いている記事が、本来の自分かもしれないって感じたんです。
どうも、多くの日本人が感じる事象を ”普通” と定義するならば、この”普通”に当てはまらない考えを持つことが多かったからです。同僚と比較して、マイノリティの考えが、ふと思いついちゃう方でした。「普通さぁ〜」で始まり、物事を決定する事にいつも抵抗する傾向にありました。
会社の会議室でのエピソードをひとつ
主観的発想で、物事を推し進める上司の発言に、私からは数値化された背景データを求める傾向があり、しばしば、ぶつかりました。
こんな感じです。
上司:まこさ〜ん、そんなこと言ったところで、普通さぁ〜、、、
まこ:失礼ですが、”普通”とおっしゃる裏付けDataを提示いただけますか
(まこ心の声:普通ってなんだよ、何をもとに話しているのかわからないじゃん。PPTに見える形で書いてくれよ!)
って、発言してしまうと、会議を冷え冷えと醒めさせてしまっては、反省してました。主観的な ”普通” をもとに論議して、間違ったプランを作り出すおそれを心配した発言なんです。でも、あまり根回しもせず上役に言ってしまうと、良くないんですよね、日本では。
同僚からのアドバイス
仲の良い同僚からは、「まこさんは正しい発言だったよ、でもあの会議室で発言してはいけない」 とアドバイスをもらうことが多かったです。
根回し、忖度下手な私は、そんなこと言ってるから、会議が長引いたり、プランのやり直しに時間取るんじゃないか(怒) と同僚からのアドバイスを成長の糧にできない状態のままでした。
出来の悪いビジネスマンとは
さらに毒を吐くと、
個人的な見解ですが、あくまでも私個人の見解ですが、出来の悪いビジネスマンは、PPTに一般的に〇〇と言われてます。
と発表する傾向がある。
(まこ心の声:だから、それは、いつ、どこで、誰が、言ったんだよ? 一般的ってなんだよ? ちゃんと出典のを明示して書いてくれ〜)
リファレンスのはっきりしないものに、ついつい斜に構えて聞いてしまってました。なんとなく、出典:週刊文春 って聞こえてしまいます。
本当の自分
さて、前置きが長くなりましたが、
お前は、
心理学者か?
思想家か?
に話を戻りします。
データーとロジックで生きてきた人間なのに、noteには、何の参考文献もなく、自分の思ったことを、何の裏付けもなく、ツラツラ書いているものばかり。
私の自己紹介の記事に、下記のように取り組み姿勢が書いてありました。
*** *** *** ***
noteへの取り組み姿勢
好きな事を中心に
感じたまま、思ったまま、素直に
作り出すよりは、ただ既にある頭の思考を書き出すだけ
気の向くまま
*** *** *** ***
なるほど、これでいいのかって変に納得しました。(というか、自分で書いた文章ですけどね)
書いてある内容の信憑性を気にして読む傾向にあったのです。個人の思想ではなく再現性のある数値化されたもの。
しかし、noteは、”私” が主語でいいんだ。
主観でいいんだ。
客観的に裏付けなんてなくていいんだ。
誰かの考えじゃなくて、”私”の考えを、他の目を気にすることなく書いていいんだね。 って自分が自分に納得した次第です。
セカンドライフが始まって数ヶ月。ときどき、迷いが出ます。会社員に戻りたいという後悔の迷いではなく、思考自体の起点が会社員発想になる時です。
セカンドライフの楽しみ方として、もう会社員じゃないんだから、”私” を素直に表現していこうって、しみじみ思いながら、自分のnoteを読み返したのでした。
フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com