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あなたの会社は昭和的ですか? 国内企業と外資系企業の違い

私は、財閥系コテコテ日本資本会社と、
アメリカ資本世界展開している会社の2社に働いた経験があります。

私は退職しましたが、現在働いている日本資本の友人たちの働き方を話す機会がありました。外資系(私が勤務していた会社)と比較して、一覧にしてみました。

内資系前職で働いていたのは、20年以上前なので、”The昭和” って会社でした。最近、内資系企業の友人と話したのですが、昭和の雰囲気のまま、変化してないみたい。友人たちは、「うちの会社は変わらないよ〜」って諦め顔です。

ちょっと調べてみました↓

自分が勤める会社や働き方について、39.4%の会社員が「昭和的な会社だと感じる」と回答した。前回調査では、54.6%が「昭和的な会社だと感じる」と回答しており、4年間で15.3%減少している。

出典:ワークスモバイルジャパン6月16日、全国の企業に勤める20代~50代の会社員を対象にした意識調査

LINE Works


コロナで、ちょっと変革してきてる結果に読み取れますね。
それでも、39.4%が昭和的会社と感じ、
どちらでもないを含めると、7割は多すぎるんじゃないの?

失われた30年とか、
日本経済低迷とか、
給与が30年変わらないとか、

問題のひとつはこれなんじゃないの?

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ということで、友人との会話から、
自分なりに比較表を作ってみました。


内資を、”いまだに昭和”と読み替えて、
外資を、”日本の目指す方向性”と読むのもいいと思います。

まこさん作図


在籍した外資系企業のコメントを書きますと、

有給休暇:最低80%(16日)が強制
長期休暇:有職者は5日連続、10日連続が必須
有給の種類:介護休暇、リフレッシュ休暇、
ドナー休暇、ボランティア休暇など多数
給与:内資の倍くらい、年棒制
ボーナス:インセンティブとして年1回
定期昇給:職能給のため無し
年功序列:職能給のため、当然ない
評価:年棒制であり目標達成の有無で評価される
失敗:何度失敗しても大丈夫な雰囲気。逆にチャレンジしないことが減点になる。
転職:新入社員は少ない。退職率は高いと思う。
昇進・昇格:優秀であれば、若く昇進する。だめならすぐ降格
人事:すべてのポジションは公募で、公募は社外にも求めている
裁量権:フラットな組織のため、個人の権限は大きい

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まこさん作図


座席:フリーデスクなので、どこに座ってもOK
出社:出社時間、退社時間もかなり自由。自宅勤務もOK
定時業務:コアタイム制
ハンコ:ない。電子サインはある
紙:書類を回すことはない。自宅勤務が多いのでpdfが多い
定期報告:上司によるが、私は1-2ヶ月に1回
男女差:全くないが、すこし女性優遇
オフィス:社員のための施設が多い
制服:ない、外国人も存在するので、髪の色もこだわりなし
ルール:ものすごく厳しい
融通:ルール第一で、根回しとかできない
中途採用:要職は、中途社員で占める

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こんな感じで比較してみました。

現在、2022年。令和4年ですね。
”昭和の会社” って今だに多いみたいですね。

なにも、全て否定しているわけではありませんが、変化したがっているのにできない理由を追求した方がいいと思うけどな〜。

なんとなく想像がつくのは、
意思決定が、データ•市場調査•エビデンスに
基づいてないんじゃないかと思うんだ。

じゃあ、何に基づいて意思決定がされるかというと、過去事例と経験主義。
そりゃ、未来を見ないで、決めるんだから、変化しないだろうだろうね。

おっさん上司が、「俺のカンだ!」
と、わけのわからないこと言って、会議が進行するんだろうね。


ひとつ提案だけど、
変化できない会社は、今年は昭和97年って表記しよう。社内資料を昭和表記すれば、いいんじゃないかな。

俺の会社は昭和だと胸を張って働いてください。

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