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テイカーからギバーへ:成長を見守る新たな役割

note執筆仲間から、「私の行動を見て!」と依頼されました。もちろんしっかり追いかけていますよ。

今日は、「人を見る」ことの意味を考えてみます。




見られることで成長する力

人は他者に見られていると感じると、成長する力が湧いてきます。「見られている意識」は新たなチャレンジに挑む意欲を向上させ、自己成長の原動力となるのです。

例えば、スポーツ選手が観客の前で最高のパフォーマンスを発揮するのも、観客の存在がアスリートたちのモチベーションを高めるからでしょう。

子どもから大人まで見られて成長する

子どもは、親の目を通して自分の成長を感じ取ります。親が子どもの成長を見守り、励まし、指導することで、子どもは安心感と自己肯定感を育みます。

例えば、親が子どもの宿題をチェックし、一緒に取り組むことで、学習意欲が高まります。まあ、逆もあるんでしょうけどね。

学生時代には、先生や先輩たちの目が私たちを見守り、導いてくれます。これにより、学業やクラブ活動に対する責任感が芽生え、自己成長へとつながったと経験上感じています。

社会人になると、上司や同僚の目が私たちの行動を見守り、サポートしてくれます。上司の評価やフィードバックは、仕事の質を向上させるための重要な要素です。ストレスという反対の要素も含まれますが、だからこそ、成長のバネとなっているのです。

私の成長の軌跡とこれから

私自身も、これまで多くの人に見られて成長してきました。上司や同僚、友人や家族の目が私の行動や成果を見守り、評価してくれたおかげで、今の自分があります。見られている意識が、私の成長を促進してくれたのです。

マザー・テレサは『愛の反対は無関心である』と説きました。愛とは、しっかりと相手の行動を見てあげることなのでしょう。だから反対は、相手は何を考え、何を欲して、何を行動しているのか、全くわからないこと(無関心)を指しますね。

上司、両親、同僚、友人たちに愛されて、支えられて、見守られて成長できた私もすでに50代後半。私の役割も変わってきました。

これまでは他者に見られて成長する側だった私が、今では他者を見てあげる側へと転換しつつあります。そして、そのことに大きな喜びを感じています。

ギバーとしての新しい役割

今まで見られてきたことは、ある意味でテイカー(受ける側)であったのかもしれません。これからはギバー(与える側)として、しっかりと友人や家族を見てあげたいと考えています。人の成長を支え、共に歩むことで、私自身も喜びを感じています。

親の介護のために毎月三重県に帰省していますが、これも親を見る(看る)行為の一環でしょう。親の生活や健康状態を見守り、必要なサポートを提供することは、私にとって大きな責任であり、同時に喜びでもあります。

また、上司としてチームをマネジメントしていた時期も、メンバーの成長を見守る喜びを感じていました。メンバー一人ひとりの努力が結実し、チーム全体の成功に繋がる瞬間を目の当たりにすることは、かけがえのない喜びを与えてくれました。

さらに、ボランティア活動に参加することで、人々の成長を共に喜び、分かち合うことができます。支援を必要とする人々の成長や笑顔を見守ることで、自分自身も豊かな気持ちになれます。ボランティア活動を通じて、多くの人々と関わり合い、共に成長する喜びを分かち合っています。

見られていることのポジティブな意味

「見られている」とは、単に他者の視線を感じることだけではありません。それは、他者が自分に注目し、関心を寄せてくれているというポジティブな意味を持ちます。見られている意識は、自己成長を促進し、自己価値を高めるための重要な要素です。

「見られている」とは、悪いところを探すネガティブな行為ではありません。むしろ、他者が自分に対して期待し、励まし、寄り添ってくれているというポジティブな意味を持ちます。この意識が、私たちの成長を支え、新たなチャレンジへと導いてくれています。

note執筆もすでに1年半継続し、450記事を書いています。自分だけの日記帳なら、ここまで継続することはなかったでしょう。

これほどまでにレベルの高い記事を(自分で言うな、コラッ)書き続けるモチベーション維持は、やはり見られている意識がなせることでしょう。

まとめ

人は他者に見られているからこそ成長し続けることができます。愛されていると置き換えてもいいですね。私自身も、多くの人々の目に見守られ、愛され、励まされてここまで来ることができました。

これからは、私が他者を見守り、サポートする側として、彼らの成長を支えていきたいと考えています。

私はソーシャルインベスター(社会投資家)です。他者を見守ることで、自分自身も新たな喜びを見つけ、共に成長していくことができると考えています。



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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com