見出し画像

本を読むことが好きです。セカンドライフで起きた4つの変化

セカンドライフを過ごしています。仕事を離れて、1年以上が経ち、安定した生活リズムが作れるようになってきました。”忙しい仕事こそが充実” と言う定義で生活していた自分が懐かしいと感じるようになりました。

今ではゆっくりと時間を過ごすことができます。今日は本を読むことについて、生活の中にどのように入っているかを書き留めようと思います。




◇   ◇   ◇

読書目的の変化

本を読む事自体は、退職前と現在で大きな変化はありません。好きなものは好きです。今、振り返ってみると、本を読む目的は変化しています。

会社員のときには、目的意識をはっきり明示して本を読んでいました。

「必ず必要な情報を習得するぞ!」 

そんな意気込みがあって本を読んでいました。もちろん娯楽や趣味の本をのんびり読む事は今も昔も変わってはいませんが、どうしてもビジネス書を読む傾向が強かったです。

セカンドライフを過ごす上で、変化した事は、目的をあまりはっきり持たずに読み始めることが増えました。欲しい情報を入手する目的から、読むこと自体を楽しむ目的への変化しました。

読書スピードの変化

そして、読む時間も、欲しい情報を入手さえできればいいので速読していたものが、今では、ゆっくりと腰を抑えて読むようになりました。

私はフォトリーディングと言うスキルを身に付けているので、比較的早く読むことができます。ビジネスにおいて目的をしっかり頭に描いて読み始めると、30分以内に大体の本を読み終えます。

フォトリーディングとは→読書会 LISTEN ケイト・マーフィ著 フォトリーディングとは

フォトリーディングを
ちょっと比喩して説明すると、

iPhoneに入っているたくさんの写真を画像検索できますよね。Googleでも映像を検索する機能が備わってます。検索ワードに引っかかって、自分の必要な情報が出てくる機能がありますよね。「猫」で検索すると、ちゃんと写真の猫が検出されます。

フォトリーディングも潜在意識(人が意識しない奥底にある記憶)に読み込まれた文字を映像として読み込んでしまったものも容易に検索できるってことです。

iPhoneの画像検索技術は、近年格段に向上しましたが、人間のそれは、生まれ持って、備わっているんです。フォトリーディングは、それを認識した人が活用しているに過ぎないんです。

ここで検索っていうのは自分で知りたい情報は何だったかなぁと思うことを指しています。

思うだけ、イメージするだけで、”検索”です。

頭の中のストレージに入っているフォトリーディングで撮った情報が出てくるといった読み方になります。

まこさんnote:
フォトリーディングとは


総武線で三鷹駅から水道橋の駅まで30分。始発の三鷹駅で座って会社の最寄駅、水道橋まで間で1冊読めてしまいます。下車しなければいけないタイムリミットを感じるせいか、それ以上かかることほぼありません。

逆に10分前後で読み終わってしまう本もあります。


読書の変化:
バリバリ働いていた頃とセカンドライフの変化


読むジャンルの変化

手に取る書籍のジャンルも多様化しました。働いていた頃は、必要な情報が、どうしてもビジネル関連でした。専門知識はもちろんのこと、組織運営、人材育成など、ビジネス書がほとんどでした。

セカンドライフを過ごすことで、問題解決や目的達成が必須では無くなりました。厳密には目的が具体的事象の対策ではなく、行為(読書)自体を楽しむことが目的と変化したと言うのが正しいかな。

Amazon Unlimitedを利用しています。本の読み放題サービス。kindle出版勉強会に参加したとき、参加メンバーは全員が入会していましたよw。

Amazon Unlimitedを仕事をしていた頃から、頻繁に利用していましたが、セカンドライフを過ごす上で、今までクリックしなかった本をダウンロードするように変化しました。やはり、無料で読めるメリットは大きい。本屋さんで立ち読みでパラパラめくっているイメージで、手当たり次第読むことができます。


読む場所の変化

読む場所も変わりました。気分の良い心地の良い空間を見つけて本を読みます。通勤電車でいつも座ってはいるものの、目の前まで乗客が迫ってくる事は度々あります。

そんな満員電車内の環境で読むのではなく、座っていて楽しい場所を探すようになりました。そもそも、通勤をしてませんからね。

お気に入りの場所は公園です。近所の井の頭公園を散歩コースとしてよく利用します。人気の公園なので日中は子供達のはしゃぐ声が聞こえます。

神大寺植物公園や野川公園はびっくりするぐらい大きな公園です。人もまばらなので、ゆっくりと落ち着いて読むことができます。

当然ですが、目の前に広がる風景は、緑一色。季節によって、刻々と色も変わってきますので、目の保養にも体の保養にもなります。今の季節は、緑から黄色や赤色に色づく木々を眺めることができます。カサコソと落ち葉を踏みしめながら、耳からも楽しむことができます。

◇   ◇   ◇

喫茶店もよく転々とするようになりました。
歩いて行くことができる、むさしの森珈琲のパンケーキや、果実屋珈琲のフルーツサンドを食べながら本を読んでみたり。

スターバックスのコーヒーが好きなので、よく利用します。店内のBGMセンスが良いのか、目の前のテキストに集中することができます。スタバは大好きです。

株主優待割引が使えるサンマルクカフェもよく利用します。最寄駅の吉祥寺にも三鷹にもあり便利です。

自宅の机も座っていて、居心地が良いです。開放的なリビングからは、マンションのお庭の緑や池が広がって、清々しい気分になれます。YouTubeからスタバの音楽をかけながら本を読んでいると、落ち着いた雰囲気が増し、さらに居心地が良く感じられます。

退職前から、もっとたくさんの本を読みたいと熱望したわけではなかったのですが、現在では本屋さんにフラッと入って、興味を示した本を買っては読んで、ゆっくりと流れる時間をコーヒーとともに楽しんでいます。


◇   ◇   ◇


本をよく読む理由は、得した感がいつも感じるからです。先人が膨大な時間をかけて、思考を集約したことをテキストとして、一気に短時間で読めてしまうんですから。

コストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも最高の娯楽です!

コストパフォーマンスに関しては1,000円〜2,000円の本をむやみやたらに買って、ほぼ同額でメルカリで売れてしまうので、実質費用は数百円ほど。

タイムパフォーマンスに関しては、得られる情報量の多さに比べて、費やす時間は比較にならないほど短い時間ですから。

そういえば、あまりタイムパフォーマンスは気にしなくなったな〜w


まとめ

今回の記事は、セカンドライフで読書において変化が起きている事はまとめてみました。

ゆっくり読むようになって、字を拾って読んでいること自体が楽しい時間と感じて読んでいます。途中で思考のスイッチが入って、自分のアイディアを書き留めたくなることもよくあります。

それがnoteネタとなって、自分の思考を文字として書き記す行為自体が、楽しいです。こんな楽しみ方は、退職前には想定できていませんでした。

人生をストレスなく、自由に、充実して楽しみたい。そんなセカンドライフの目的が、なんと現役時の読書習慣の変化によって達成できたのでした!


関連記事↓


この記事が参加している募集

読書感想文

フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com