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「繊細さん」と「無頓着さん」のためのHOW TO本の読み方の違いとは?

書籍タイトル:
「のんびり生きれば楽になる」
「人の目を気にせず生きよう」
「わがままこそが人生だ」

など、本屋さんには、同調圧力や社内での人間関係に悩まされている人を対象に、豊かな人生の道標となるタイトルが並んでいます。(上記タイトルは実在している書籍タイトルではありません)

HOW TO本はよく売れているみたいですね。
どんな人が読んでいるのでしょうか?



誰が読んでいるのか?

読む必要がある人と、読む必要がない人の両方が手に取っていると思います。

ひとつは、日常生活や仕事で人間関係に悩んでいる人たちです。購入する理由はもっともです。自分本位の行動パターンを無理やり我慢し、周囲の空気を読むことで、人間関係を構築していくのは大変辛い作業です。不必要に気を使いすぎて疲れ切っちゃう人たちです。

もう一方は、反対に小さいことに気にしない、自分本位に生きている人たちもいます。つまりこの手のHOW TO本を必要としない人たちです。HOW TO本の対策をすでに実践して生活している無頓着な楽天的な方々です。そんな人も購入しているようです。

この手の本を読まなくても大丈夫な人には、人の目を気にせず生きている人、もともとのんびり焦らずに生活している人が含まれます。


書籍の内容は実践できるのか?

仕事や人間関係で大きく神経をすり減らしている人、苦しい毎日を過ごしている人たちの気持ちを解き放つような本です。まさしく、その対象となる繊細な人たちは、読めばわかるけれど、なかなか実践できないでいるようです。

一方、もともと楽天的な人たちは、すでに実践できているのに、さらにそれを正当化するように読んでいるような気がしてなりません。

つまり、読む前から、読む必要がある人は書籍の内容が実践できない人で、読む必要がない無頓着な人は、日常で実践できているからだと思います。

メンタル的に病みそうな人には、本当は良い内容の本なのだと思います。しかし、そういう人たちは残念ながら、HOW TO本を読んだところで、書いてある内容の実践は、かなりハードルが高く、うまく行動変革できないようです。

一方、読まなくても良いような人たちが、「自分は実践できている、これでいいんだ」 自分を納得するように読まれています。

もともと人の目を気にせず生きている人は、さらにわがままになります。
もともとのんびり焦らず生活している人は、さらにペースが遅くなります。
もともとゆっくりと仕事をする人は、さらにサボる傾向があるように感じています。

このように感じたのは、私がそうだからです。

HSP:Highly Sensitive Person

平積みされている書籍には、HSPの文字が目立ちます。HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)と呼び、頭文字をとっています。

”繊細さん” ってタイトルも多いですね。気がつきすぎて、疲れちゃう人たちに脚光が当たっているようで、書籍のタイトルにもつけやすいのでしょう。

さて、私は、HSPと真逆なので、全くこの手のHOW TO書籍は必要がありません。人の気持ちや感情を汲み取るスキルに著しく劣っていることを認識しています。

全く必要がない私も、書籍は読みます。そして、本来もっと繊細にならなければいけないのに、「今のままでいいんだ」と間違って自分を正当化するために読んでしまっています。

まこ毒

まこさんnoteは ”まこ毒” と称して、社会に対して一風違った着眼点から、キレの良い思考を投げかけているつもりです。この背景には、他者に対して、 ”まこ毒” によって傷ついている人たちのことを感じることができないからです。

友人たちから、辛辣な口調の ”まこ毒”  に対して、「ストレートに表現しすぎて、ナイフで刺された気分だ」と評していただきました。

私は冷酷な人間であることは確かですが、意図的に特定の人を狙って刺したりはしません。ナイフを振り回してる私に近づいてきたあなたが悪いんですよ。危険を感じたら近づいてこなければ刺されませんよ。私は刺したことに気づいていませんから。

そんなあなたは、もしかして刺されたいから、まこさんnoteを読みに来ているのではありませんか?

”まこ毒”  は私自身が書きたいから書いているだけです。もちろん誰かを傷つけるつもりは全くありませんが、HSP・繊細さんたちが、傷ついてしまっていることには気づいていますよ。

残念ながら、人の感情に対して疎い私は、「そんなこと知るか、勝手に傷ついていろ〜、ボケっ!」と、開いた傷口に平気で塩を塗り込んでしまいがちです。

こうやって、会社員時代には、多くの心弱き人を、完膚なきまでに叩きのめして、周囲からの反感を買っていたのを思い出しました。

そんな身も蓋も無いまこさんnoteを
読んでいただきありがとうございます。



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