人生は見切り発車でうまくいく？

あなたは、
十分準備してから、行動する人ですか？
準備はそこそこに、行動する人ですか？

行動することが前提の場合、この２択ですね。

私の周りでは、行動しようと情報を集め、スキルを高めている友人たちがたくさんいます。どっちだろうなぁと眺めていると、”十分に準備したのに行動しない人”  が多い！

２択じゃないのかと突っ込まれそうなオチですね。

行動を躊躇する人が多いので、”とりあえず、やってみよう！”　ネタをちょくちょく書いてます。
（参照記事→ エレファントシンドローム → とりあえず、やってみる！　）
（参照記事→ やる意味あるの？　やってから考えよう ）

もう機は熟したんじゃないって状態だからこそ、”とりあえず、やってみよう！”　でOKだと思うのです。

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ソフトバンク 孫正義さんは、意思決定には100%の精度を求めず、7割の精度で決定しろと言っています。

7割で勝負をかけろ
9割まで待つと手遅れ
5割で戦うのは愚かだ

ソフトバンク 孫正義

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ファーストチェス理論では、チェスのプロが「5秒で考えた策」と、「30分じっくり考えた策」の86％が同じ策だったという研究理論。

この意味は、さっさと決断して行動に移すことが大事ってことでしょう。

直感とか、ファーストインプレッションを信じて行動していいことになりますね。

しかし、主語は、”チェスのプロ” であって、あなたじゃないよ。チェスのプロは、打ち手を考える前に、何年もの時間をかけて ”十分な準備” をしているんですよ。

そのチェスのプロが、チェスに置いて直感でもOKという理論です。

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つまり、何かを決断して行動しなければいけないとき、あなたがその決断を下すためのプロ（十分な情報知識、高いスキル、十分なマインド）となっているかがポイント。しかし、充分過ぎる必要はないってことでしょう。

見切り発車とは、単なる無謀な人がする行動パターンだと思います。孫正義さんが言うところの、”5割で戦うのは愚かだ” に見切り発車は相当すると解釈しています。

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書籍：人生は見切り発車でうまくいく  
奥田 浩美 (著)
によると、準備はほどほどに、見切り発車しましょう。なんでもいいから、まずは行動しましょう　って内容ですね。

私の友人たちには、書籍：「見切り発車」　の考えが許容できたみたいで、行動してみようというモチベーションを惹起したようです。とてもいいことですが、前提として、友人たちは、”十分に準備したのに行動しない人”  だったのです。

つまり、書籍にあおられて動き出していますが、実は、十分な努力と準備をしているのだから、動きだしてOKなんですよ。

チェスのプロの「30分じっくり考えた策」に相当します。見切り発車でもなんでもなくて、その行動で問題ないと思いますよ。

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私の話をします。私は用意周到に準備してから行動するタイプです。孫さんの発言を引用すると、10割で勝負を仕掛けるタイプなので、行動が遅いってことです。

業務として、人前で、講演、レクチャー、ファシリテーター、など、マイクを持って、会議を取り仕切ることを生業としていました。特に研修や教育的な時間ともなると、1日中マイクを離さず、数日間、話し続けます。

同僚から、”どれだけでも延々と喋れるんだね” と、呆れられましたが、実はちゃんと準備していいたんですよ。ネタ帳があるんですから。

あまり原稿を読みながら話すタイプじゃないので、思いつきで話しているようにみられましたが、実は話すストーリーは事前に考えてから話してるんだからね。

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現在、セカンドライフを過ごしています。つまり、会社を退職して、定職につかず、自由に時間を使って、生活しています。（この退職に至る経緯は、マガジン：退職についてのお話　を参照）

この中で、8年の時間を要して準備したことの詳細を書きました。　この決断をするのに、孫正義さんが言うところの、9割で手遅れならぬ、10割でも、行動に移せず、数年が経過したくらいです。

この状態まで来ていたのですが、友人から見た私の退職は  ”見切り発車” のように見えたようです。　退職準備なんて、そんなに軽々しく口に出して話してませんからね。　

実が用意周到なのに、踏ん切りがつかないくらい、行動は遅かったと振り返っています。

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まとめ
タイトル回収：

人生は見切り発車でうまくいく？
→ 言葉通り信じて、行動するのは無謀。ちゃんと準備して、それでも、一歩踏み出せない人は、”見切り発車”　しちゃいましょう。絶対人生上手く行きますよ！