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趣味に没入するなら断捨離をオススメします。

今回は多趣味で凝り性な私が徹底的に断捨離した結果、より趣味に没入できるようになった…そんなお話です。

趣味はお金がかかる。時間もかかる。場所もとる。
趣味に没頭するあまり気がつけば部屋が趣味一色に…
開封もしていない趣味関連の本やグッズで部屋がすごいことになっていた経験はないだろうか?
凝り性であればある人ほど、多趣味であればある人ほど心当たりがあるのではないだろうか。

そう言う私も凝り性でいろんな趣味を嗜んできました。
今も現在進行形で嗜んでいる趣味と趣味歴をリストにしてみました。
※ブランクがある趣味もあります。

・音楽鑑賞 (25年)
・ギター (23年)
・読書 (15年)
・ファッション (20年)
・インテリア (20年)
・コーヒー (15年)
・料理 (5年)
・キックボクシング (9年)
・旅行 (25年)

基本的に趣味はお金もかかるし物も増えるし時間も使う。
断捨離をする前までは趣味に関するものはなんでも買い漁って所有しようとした。
趣味に真摯に向き合うためには、趣味に関する全てのものを所有することが絶対の正義とまで思っていたかもしれない笑
大きな部屋に住み、ものに溢れた生活をすることが幸せだと思っていた。

そんな自分の価値観を変えたのはコロナ禍で緊急事態宣言が発令された時だった。
家にいる時間が増え、家にある大量の’もの’と改めて向き合って断捨離をすることに決めた。
きっかけは某YouTuberのミニマリズムのススメみたいな動画だったと思う。

趣味関連のものを断捨離するのに抵抗があった自分は、先ずは生活必需品の断捨離から始めた。
食器は最低限の数に、洋服も1年以上着ていないものは処分、何個も所有していたカバンも厳選、文房具の数まで見直した。
(この辺の具体的な内容は動画や書籍を見て自分に合う方法を探すのがいいかと思います)

部屋の中からものがなくなっていくと、生活に無駄がなくなりスッキリする。
圧倒的に掃除も楽になるので部屋がいつも清潔に保たれ、精神衛生上かなりいい。
ものが少ない分、ひとつひとつを大事にするので部屋にある全てのものを愛で始め、暮らしが丁寧になる。
いいことばかりだ。

上記のような変態的な感覚に目覚めた私は、趣味関連のものに関しても断捨離を始めるようになりました笑。
どのようにものを減らしていったか、順番に書きます。

・音楽鑑賞
500枚以上あるCDを全て断捨離。
サブスクでの音楽鑑賞をメインにし、一生鑑賞すると心に決めたアルバムだけレコードで所有するようにした。
オーディオも徹底的に見直し、ブルートゥース付きのレコードプレーヤーとブルートゥース付きスピーカー以外は全て断捨離。

・ギター
なんとなく所有していたギターや関係機材は全て断捨離。
プロになる予定もないのでギターは最低限の本数に。
(初めて買ったギター等、思い入れがあるものは無理に捨てないようにした)
機材の場合は比較的買い直しやすいので、使っていないものは全て断捨離した。

・読書
読み終わった本は全て処分。
読んでいない本も読み終わり次第、徐々に処分していった。
図書館を自分の家だと思うようにした。
わざわざ買わなくても読みたい本は大抵図書館で揃う。

・ファッション
シャツは3枚まで、パンツは3本まで、アウターは3着まで、靴は3足まで等…所有する数に制限をつけた。
1イン1アウト方式で所有する衣服の数を徹底的に管理した。
その結果、いつも厳選したお気に入りの服を着て外出できるようになり気持ちが良くなった。

・インテリア
お店や旅先で気に入ったオブジェがあるとついつい買っていたので部屋を見渡すと異国情緒溢れるオブジェだらけだった。
本当に思い入れのあるものだけ残して断捨離した結果、全てのオブジェが引き立つようになった。
上質な空間は引き算から生まれると悟った。

・コーヒー
サーモスの真空断熱カップを残し、旅の記念に購入して大量に持っていたマグカップは全て処分。
思い出は(基本的には)胸の中にだけあればいい。
コーヒーミルやメーカーも最低限に。
コーヒー豆は必要な分だけ購入して、賞味期限内に飲み切れるようにストックしている。

・料理
凝り出すと手癖が悪くなる自分は、調理器具や香辛料についつい手が…笑
この辺も最低限にすることで、自分の料理の方向性がゴテゴテした感じではなく素材の味を引き出す素朴な料理を作る方向に変わった。
新鮮な季節の野菜で浅漬けを作ると最高に美味しいです。

・キックボクシング
グローブやレガース(足につけるサポーター)やバンテージ(軍手で十分)についつい手が伸びてしまう…
ジムで借りれるものは借りればいいんです。

・旅行
旅行自体は断捨離するつもりは一切ない。
自分の知らない土地に行き、その土地の文化や人に触れて刺激を受ける…
この経験は誰にも奪わることはない自分の財産だと思っています。
では何を断捨離したかというと…そう、お土産です。
マグネット、ステッカー、マグカップ、キーホルダー、工芸品…
旅行に行って購入した経験は誰でもあると思いますが、収集癖のある自分は一筋縄ではいきません笑
トップ画の世界チェーンレストランのピンも額に収まる数に厳選した。
ピンを見ると「これはベトナムに駐在しているときに買ったやつだ、懐かしいなぁ」とか「あの会社に勤めていた時の海外出張の時にホテルを抜け出して買ったやつだ、懐かしいなぁ」と今でも鮮明に思い出すレベルの思い入れが深いピンもあったので全部を断捨離することはできなかった。
きっとこれからもピンを見る度に記憶がフラッシュバックして、ボケ防止にもなると思います笑

こうして趣味に関するものの断捨離をすると、趣味との向き合い方にも変化が現れた。

・今度はどんなギターを買おうかな
→今日はこのギターでどんなフレーズを弾こうかな

・(部屋にあるつんどく本を見て)今日は何を読もうかな
→図書館で借りた本、早く続きが読みたいな

・今日はどんな料理を作ろうかな
→今の季節は〇〇が旬だから〇〇でどんな料理を作ろうかな

・このオブジェ欲しいな(服やお土産にも共通)
→このオブジェもかっこいいけどすでに部屋に置ける空間ないしな、今持っているオブジェを処分する気もないし

・旅先で何を買おうかな
→旅先でどんな経験をしようかな

もう明らかに、趣味に対する考え方が変わった。
趣味に対する余計な迷いがなくなり趣味に没入することが出来るようになった。

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