僕が起業前の学生時代にしたこと5(パーティー編②)
🐤ここまでのあらすじ
大学3回生の僕は「就職をしない」と決めたものの、
お金はない、時間はまあまあある僕は香港系カナダ人のシゴでき美女のCちゃんと付き合い、
「日本にいる外国人の悩みを解決できたらいいね」
ということと、
「自分に出来そうなこと×人が集まること」
を考えて「国際交流パーティー」なるものを始めた。
が!いきなりの友達の裏切りにより見直しを余儀なくされた。
まだなにも会社を起こしてない。
🐤反省したこと
前回の最後にも書いたが、
一緒にやっていた友達と連絡がつかなくなりさすがに落ち込んだ。
辞めるにしても、やはり連絡ぐらいは欲しいもの。
今では面接も何百人となく経験してきているが、いまだに連絡がつかなくなることには少しの寂しさを感じる。
あとは事務手続き上の問題だけれども、むしろ辞めるか辞めないのかはっきりしていないと、労基上の手続きがめっちゃめんどくさいので、退職代行とかでサクッとやめてくれる方がありがたかったりする笑
ただ、友達だけに非があったわけではなく、僕にも悪いところはあって、パーティーの方向性と将来のビジョンを共有できていなかった。
国際交流からただの海外好きの集まりになっていった段階や、ドタキャンが増えてきた段階で見直しをすることなく、とにかくパーティーに人を誘って箱を埋めていくという先の見えない営業に特化していた。
もちろん、赤字になりようがないビジネスモデルだったので、うっすーい利益は出たし、人も入れ替わり立ち替わり来てはいたが、「このままいつまで先の見えない集客を続けるんだろう」と友達は思ったのかもしれない。
だから僕は、新しい採用やビジネスパートナーと契約するときは僕のビジョンを共有するとともに、
・その人が何をしたいか
・将来、プライベートも含めてどんなライフスタイルを望んでいるのか
・お金はいくら欲しいのか
・今、心配ごと(家族や健康、恋愛など)はあるのか
を徹底的に話し合うようにしている。
心配ごとがある人は、もし事前に教えてもらえたらケアできることもあるかもしれないし、こちらとしてもリスクヘッジができる。そしてお互いに中身をさらけ出すことによって、信頼感が生まれると思っている。
そして任せるところ、分業するところはあるが、お互いに定期的な見直しは欠かさないようにしている。
この辺りはとても大切なことなのでまた、機会があれば語ろうかなと思う。
🐤パーティーをやってよかったところ
反省するところだけではなく、頑張って2〜3年続けてみてよかったところもたくさんある。
まずは、人脈ができた!
実はこのメンバーから一緒に会社を立ち上げたメンバーもでき、この会社は僕の持っている事業の中でもかなりのポジションを占めている。
人の温かさを知った
これは忘れもしない、印象に残ってる一番少なかった会のときの話。
バーのオーナーさんに申し訳なかったと言ったら「全然大丈夫!またやってね」と言ってもらえたり、友達が外に呼び込みに行ってくれて、とりあえず道端の外国人を集めてくれたり、このときは流石にちょっと涙が出た笑
人の人生に影響があった
とまでいうと大袈裟かもしれないが、日本に長期で住んでいる外国人大学生が僕の国際交流パーティーで楽しかったらしく、その後自分でも主催をしていたそう。
その後、そのパーティーがどうなったかはわからないが、このパーティーの元々の目的だった「日本に1人で来ている外国人の集まれる場所」というところは、ひょっとしたら別の形で叶っているのかもしれない。
段取り力と計画性が身についた
パーティーというのは一つのプロジェクトと同じで、
企画(日程・場所・お金etc)→告知→実施→見直し
このサイクルのどれが抜けてもうまくいかない。
例えば、3対3の合コンぐらいならば告知や店を決めるのが行き当たりばったりやギリギリでも間に合うかもしれないが10人20人を超えてくるとそうはいかない。
パーティーを楽しみにしている人がいても、告知がギリギリだとすでに予定を入れていたりするし、人数が多かったらその人数が入る店も探さないといけないし、集まるメンバーと企画内容によってはお店の雰囲気も考えないといけない。
一昔前なんかは会社の新入社員に「飲み会の準備」という仕事が回ってきていたらしい。(僕は就職していないのでわからないが)
社内の飲み会ならば多少失敗しても笑って済ませられるし、相談できる人もたくさんいる。
なので昨今の社内での飲み会(ではなくても人が集まる機会)がなくなる風潮というのは、ちょっともったいなと個人的に思っていたりする。
僕は行き当たりばったりながらも、さすがにほぼ毎月×3年ほど=のべ30回以上実施していると、この「段取りをする力」「計画性」が身についたので、今ではどんな合コンでもできる自信がある(笑)
さて、話は戻り、一緒にやっていた友達がいなくなったその後どうなったかというと、
意外と必要としてくれている人も多いことに気づき、「今、来てくれている人のためにもコツコツと全力でやろう」と決意を新たにした。
その後のパーティーについては次回へ続く。
次回パーティー編最終章(笑)
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