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💖心の基礎体力テキスト<まとめ>

📖心の基礎体力テキスト


日本国内では少子高齢化社会に入り、
個々人の生活、主体意識を主に捉えた
核化社会化現象が目立つようになると
共に個の格差社会と言われる現在です。

一方我が国では、
日本国債の格付けランクが下がり数年後
には国の借金が国民預貯金を上回ると言う
先々の不安も少なからず生じています。

また、
世界中からジャパンシンドローム
言われる2050年に日本の労働人口が
現在の半分になってしまうことに
関し日本の国政が国家的戦略として
どの様な対策や施作を講じて行くのか
を全世界が注目をしています。

二十世紀後半から社会が豊かになり、
情報に満ち溢れている現在の日本です。


余りの情報の多さに情報に振り回され
自らの意思決定が中々出来なかったり、
迷ってしまったりしている若者が増え、
一方では、自分自身の心のホジション、
社会生活で果たすべき役割が解らない
などと言った原因・誘因・要因による
引き篭り人口が70万人も居るそうです。

日本人は、古より人の目人種と言われて
いますが外見や人の目を気にすることは
現在でも変わらずより強くなっていると
受止められる事象が見られます。

その一例として、
マナーは人の心にある「思い遣りの形」を
表現し、伝えるためのものなのですが
マナーのマニュアル】と言う語意に
反した検索語も見られます。

人形作って魂入れず」の如く、
形や所作はルール化出来ますが、
心の無い形は決して生かされません。

※人と触合いのある業態では、
 マニュアルでなく所作ルールと目的別
 のテキスト(ガイドブック)をお勧めします。

一方
「・・・になります」、
「・・・のほうは」、
「・・・でよろしかったでしょうか」
などと言った誤った言葉使いが多用され、
正しい日本語が使えないにも係らず、
社会人として外国語が必要不可欠で
身に付けなければならないからと言う
理由で外語力を習得することに力を注ぎ、
それを使う人の原点とも言える日本人
として「心創り」を忘れがちにされている
のでないか❓と感じることもあります。

先程の例ではありませんが、
日本語であれ外国語であれそれを話すのは
人=日本人」であることを確りと意識し、
自覚認識すべきではないかと考えます。

このようなことから現在の社会の状況を
振返ってみると社会人候補生である人に
対する心の基礎体力「心と意識の育成」が
まだまだ足りないように感じてなりません。

一方、現在働いている社会人の中にも
当たり前な心のある挨拶が出来ない、
意識伝達や意思決定が明確に出来ない、
言葉がはっきりと話せ伝られない、
などと言った人達を多々見受けます。

このようなことを鑑み、
どうしたらこれからの日本を担う人創りや
心の創りが出来るかを考えてみます。


近年、ホスピタリティ精神の意識の広まり
や海外からの訪問者=インバウンドでの
日本独自の文化である「和のおもてなし」が
見直されていることにヒントがあります。

それは、人が人としての
おもてなしの心=思い遣りの心」を
今以上に持つことではないでしょうか。

特に接客・接遇のコンサルタントやインストラクター、
指導育成者、教育現場、社会の指導的立場にある
国政・行政機関などと言った処で働く方々に
柱となって活動して頂く必要があると考えます。

接客マナーは心の礎(HP)を書き始めた頃は
ネット上で思い遣りや感謝、誠実さの情報
を探すのに大変でしたが現在では情報量も
かなり多くなって来ています。

厳しい社会、経済状況の中だからこそ、
おもてなし、接客・接遇サービスでは
訪問者やお客様との「心の通い合い」
と諸行無常の意識での心身の活動である
「一期一会」「和敬清寂」「一座建立」など
和のおもてなしが求められます。

その為に自らが、
裏表の無い真心を備え持ち触合う方々、
訪問者、お客様やおもてなしをする方への
「思い遣る優しい言葉と態度」、
「気遣いの立ち振る舞い」

をすることが必要不可欠であり、
直ぐにでも取組む必要があると思います。

心の基礎体力テキスト-1

心の基礎体力テキスト-2

心の基礎体力テキスト-3

心の基礎体力テキスト-4

心の基礎体力テキスト-5




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