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思い遣る心と心技体!

心技体と思い遣りの関係

心身の基礎体力「心・技・体」の修得

先年行われた2020東京オリンピック、
現在行われているWBCで、日本人として、
プロ選手、アスリート達の心・技・体は
多くの人達にその素晴らしさを伝えています。

現代社会人の「心・技・体」

心技一体


現代社会生活では
心磨き・技錬り・体等し
と言われる心技体のバランスが崩れ、
個々人の対外、対人関係コミュニケーション上
に於けるやカッコ良さ、外見上の身体
作り鍛錬に重きを置く傾向が強くなり、
人間として大切な心の育成の取組みが
軽んじられているように思えます。

また、現在の日本社会では個人主体の
プライパーシー意識が強まり個々人の
心の基礎体力不足が否めないと思います。

例えば、
思い遣り、誠実、謙虚、敬意などと
言ったことについての心に関する
基礎知識やその具体的な活動が一体
どんなことを言うのかを知らない人が、
表面上のコミュニケーション力の技
=テクニックを学び行動していると
言ったことにも表れていると思われます。

セミナーなどの学びの場に於いても
そのような対外的な要素のテーマに
人気があることを体感して来ました。

だからと言って、
外見や対外的な技やスキルを磨き
を否定しているのではありません。

そのような技と同時に心の知識を学び、
心を磨くことも怠らないと言うことです。

大政奉還の後、徳川の篤姫の言葉、
「徳川の世は終わっても、
 その心はいつまでも残る」
の言葉にもあるように、形のある物は
どんなものでも何時か崩れてしまいますが、
人間としての「心・想い」は時代や社会が
どんなに進化しても決して忘れ去られる
ことはなくいつ迄も心に刻まれます。

今迄の人生体験から、
「技」に拘らない何気ない自然な姿は、
己の心を育むばかりか人の心に影響を
与え 触合う人々の心を動かすと確信します。

「先心後技」の語彙を踏まえ、
改めてと共に技の心を学び知ること
と同時に、何事にも屈しない強い
心の基礎体力を個々人が備えることが
今の日本にとって急務であると思います。

📚辞書検索-先心後技

【読み】せんしん-ごぎ
優れた心のある者 には、
優れた技術が身に付くこと。

「心・技・体」と「心技一体」


「心」を以って「技」を学び、
それによって身に着け技と心を一つに体
で表すことは、少子高齢化に入った
現在の社会人に必要不可欠な取組み意識です。

🗾日本人の心💞思い遣り

「💞思い遣り」の表現-心・技・体
H-心=愛情≒気持ち・意識・個性 Heart・Mind
S-技=察知≒能力・技法・技術 
 Skill・Technique(technical skill)
Т-体=共有≒表現・伝達 
 Transmission、Communication、
 Expression 、Representation

🔴心を表わし伝える「技」

H-心≒Heart(気持ち・意識・個性)⇓
H.-1.感謝⇒S.技≒有難い・嬉しい
 💕感謝の技-具体例
 感謝コンセプトの表現伝達。
 =有難い・嬉しい・ありがとう
 
・ 相手を想った言動、節度あるお辞儀をする
 ・ 挨拶を進んでする(目つき・アイコンタクト)
 ・ お蔭様の心で話す
 ・ 感謝の言葉、会話を心を込めて話す
 ・ 相手への立場転換意識を持つ   
 ・ 相手を立てた行動(車道側や通路の端を歩く)
 ・ 相手に対し常に正面で接し、応対する
 ・ 感謝を自ら進んで伝える(言葉・表情・態度)
 ・ 感謝を込めた贈り物をする
※このように各「技」の解説が付きますが、
 サンプル的に載せました。

H.-2.歓迎⇒S.技≒歓待(おもてなし)の所作
 (礼儀・尊敬・慈しみ)・相互認識・主客対等
H.-3.利他⇒S.技≒愛他・自己犠牲
H.-4.誠実⇒S.技≒真心・正直・真実
H.-5.立場転換⇒S.技≒察知・気遣い

H.-6.お世話(ホスピタリティ・サービス)
 ⇒S.技≒洞察・気働き
H.-7.謙虚さ⇒S.技≒尊敬・無我
H.-8.奉仕⇒S.技≒無欲・無心
H.-9.寛容さ⇒S.技≒寛大・忍耐
H.-10.優しさ⇒S.技≒慈愛・守る

H.-11.厳しさ⇒S.技≒状況判断(必要性)・目的認識
H.-12.制御(コントロール)⇒S.技≒感情・煩悩
H.-13.予知・先見⇒S.技≒将来・的確
H.-14.安全⇒S.技≒安心・衛生
H.-15.居心地⇒S.技≒心・環境

H.-16.自然さ⇒S.技≒環境・所作
H.-17.ソリュウションSolution
 業務上の問題や課題の解決・解明
 ⇒S.技≒着眼・洗出し
H-.18.向上心・チャレンジ
 ⇒S.技≒自己認識・自己管理・目標意識
H.-19.危機意識
 ⇒S.技≒分析・診断・現状認識
H.-20.信頼
 ⇒S.技≒有言or無言実行、誠実、真実

🔴表わし示す「体」&表現・伝達の「技」

Т.体(表現・伝達)
Transmission、Communication、
Expression 、Representation
      
Т.-1.言葉⇒S.技≒口調・語種
 言葉の技の具体例
☆言葉のコンセプト=心と意識の表現と伝達。
  ・ その場に合った言葉に心を込める
 ・ 一言一ひと言ハッキリと話す
 ・ 応対を意識した言葉、適切な応対用語で話す
 ・ 相手に伝わる言葉を話す
 ・ 相手を立てる言葉遣いをする
 ・ 相手の感情や心を察する
Т.-2.姿勢⇒S.技≒体現(スキル・テクニック・所作)
Т.-3.態度⇒S.技≒影響度の自覚・表現手段

Т.-4.所作⇒S.技≒原義・目的認識・適性適切
Т.-5.挨拶⇒S.技≒言葉・態度
Т.-6.表情⇒S.技≒顔・目・声

Т.-7.清潔⇒S.技≒身嗜み・環境
Т.-8.美観⇒S.技≒美意識・物・5S
Т.-9.丁寧⇒S.技≒態度・仕草
Т.-10.不の解消⇒S.技≒危機管理・物・環境・リスクアセスメント
Т.-11.タイミング⇒S.技≒観察・行動・スピード
    Т.-12.T.P.O⇒S.技≒選択・適合・適切
「心」と「体」に共通する「S.技」の例(抜粋)
     

😀人間力に匹敵する-技

人間力=にんげん力

にんげん力

 ・五配り-配慮
  (目配り・気配り・心配り・手配り・身配り)
 ・気働き・気遣い・心遣い・さり気なさ・
  何気なさ・自然さ・目立たなさ・素直さ

心眼・眼力の「技」
 目配り≒人眼力の「技」≒手法の具体例
 ・相手の状況を察知する(心・身体)
 ・相手の置かれている物理的環境全体を見知る
 ・相手の言葉、行動を観察、見守る
 ・相手の特長を見る(知る)
 ・今必要なことを察知する
 ・相手の動作を何故の目でみる
 ・相手の名前、特長を覚える
 ・相手の目線の先をみる
 ・様々な角度から目線を変えて見る

〇人元力の「技」≒手法・スキル(能力)
〇人現力の「技」≒手法・スキル(能力)
〇人言力の「技」≒手法・スキル(能力)

〇自己認識力の「技」≒手法・スキル(能力)
〇自己統制力「技」≒手法・スキル(能力)
〇動機付けする為の「技」≒手法・スキル(能力)
〇共感能力の「技」≒手法・スキル(能力)
〇社会的スキルの「技」≒手法・スキル(能力)

〇感情・煩悩(欲望)の識別の「技」
 ≒手法・スキル(能力)
〇感情・煩悩(欲望)の是非と
 その判断「技」≒手法・スキル(能力)
〇感情・煩悩(欲望)の区別の「技」
 ≒手法・スキル(能力)
〇感情・煩悩(欲望)の自覚認識の「技」
 ≒手法・スキル(能力)
〇感情・煩悩(欲望)の利用の「技」
 ≒手法・スキル(能力)
〇感情・煩悩(欲望)の理解の「技」
 ≒手法・スキル(能力)
〇感情・煩悩(欲望)の調整、制御の「技」
 ≒手法・スキル(能力)

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