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サービス業従事者の【心の礎】

おもてなし・接客サービス従事者の礎

(1)心身の姿勢

 心身の姿勢の基礎

 心=姿勢/技=態度/体=動作(所作)

スポーツでも実績を残し、成長する
ために最も大切なのが基礎体力です。

その基礎体力は、
一流と言われるアスリート達の礎です。

人と触れ合うサービス業も同様に、
基本基礎体力は大切であり、個性美、
統一された美しい姿、豊かな心を創る
土台石=礎とも言えます。

同時に、
自分の心と身体と真摯に向き合う
活動の無しでは育めません。

その基礎体力は、
リアルとバーチャルの二つあります。

そして、
それは個の時代である現在、
人との和、コミュニケーション、
繋がりを創るために欠かせません。

1、姿勢・態度・動作

⇔いつも見られている意識を備え持つ。
 仕事・職務を行っている時の姿勢、
 態度・動作はいつも見られている
 自覚を持つことが大切です。

お客様、上司、同僚、仲間、
部下のアルバイトなど自分が
気付かなくても、見ています。

仕事以外も含めいつも
見られている自覚をすることです。

人と接する仕事をする場合は、
姿勢、態度、動作の自己管理を
忘れず職務を行うことです。

勤務中の精神管理=
感情のコントロールをキチンとする。
特に身だしなみに、
その時の精神状態が現れます。

どんなに素晴らしい姿勢動作を
しても気の緩みが見られたり、
表情や言葉遣いひとつで相手の
印象を悪くする場合もあります。

職務中は、
常に緊張感を持ち周囲への気配り
自心も管理できる余裕を持つ事です。

また、
周囲の従業員の姿勢・動作・態度
に対しいつも互いが注意し合うこと。

いつも皆が互いに助け合い、補い合い、
サポートする取組み姿勢で職務を行う。

2、心の姿勢=認知承認

他者を「認める」人から「認められる」。
どんな職責の従業員でも、
職務を行い責任を果たす上で
大切な事は会社は勿論のこと、
回りの仲間やお客様から認知
認められることは力になります。

その中には、
言葉で褒められることも含まれます。
体験からですが、言葉だけでなく、
無言の態度や設えのサポート、
協力などと言ったことから、
自分は他の人から「認められている」
=認知されている
と感じるものです。
 
このことは、
個々人の信じ合い認め合う心の育成
と共に。職務向上の基であるやる気≒
モチベーション向上にもつながります。

適切な時期を捉え、思いやりの気持ちで
態度や言葉で表現してみましょう。

どんな人でも、誰かに認められていると
自覚することは大きな力になります。

3、姿勢・態度・動作の正しい基準を備える。

あなたは、正しい基準を持っていますか?

会社、店舗で定められた姿勢、
態度、動作の基準を知っておく。

自分たちの正しい基準を確り身に
付けて置く事は人ととして生きる
上でも必要不可欠です。

4、サービス従事者としての姿勢、動作。態度。

常に配慮(目配り・気配り)5Sを意識する
★5S=整理・整頓・清潔・清掃・習慣

お客様に対して、常に目配り(=配慮)し、
お世話できる丁重な姿勢を保つ事です。

従業員に対しては、サービス係として
客席の姿勢、待機時、通路などでの
姿勢を常にチェックし、不適切な姿勢を
している者は直ちに注意することです。

姿勢に、貴方とお店の『心』が表れる
と言うことを認識しておくことです。

即ち、お客様に対する「心の姿勢」が
表れ易いと言う事を認識しておくこと。

キチンとした姿勢や態度、言葉遣いは
安心感を生みお客様を心地良い気持ち
に導き、落ち着いて飲食(商品提供)頂け
売上向上、リピーターや余韻を与えます。

この動作は、その時の店舗の営業状況や
店内の客数により、かなりの差が生じます。

動作の基本は
いつもお客様の身になって動くこと。
こちらの事情や感情で動かないこと。
忙しいからと言って騒がしくバタバタ
したり忙しない動きは、折角寛いで
いらっしゃるお客様に不快感や不安を
与え易いので注意しましょう。

5、店舗(会社)の一員としての姿勢・動作・態度

自分の大切な「お客様と職場」意識

何時も一人一人が店舗の責任者として
の意識で取組み冷静沈着に行動し、
皆の先頭に立つように心がけましょう。

前にも記しましたが言葉遣い、
態度にお店の『心』が表れますし、
お客様に対する心の態度が出ます。

特に社員、責任者の態度は不思議と
お客様の注目を浴びるものなのです。

ちょっとした何気ない態度の中から
お客様に不安や不信感を与え易いと
いつても意識して仕事をする。

いつどんな時でもお客様の立場で
自分の態度を振り返る癖を付ける
ようにすることは大切です。                                                                                                                                              

何事も何故(どうして)の心
=「目線・心眼=リアル・バーチャル」
で見る(観察する)ことと共に何故の心を
以って触れ合うことはサービス業や
私生活での信用・信頼構築に大切です。      

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