思い込み
やさしい日本語講座からの気づき
6月のやさしい日本語講座は、
大阪府の行政文書「子ども食料支援事業」を課題にして、
やさしい日本語への変換を取り組みました。
毎回申し込みの際に、参加動機を書いていただきます。
ある小学生の保護者の方が
「うちは所得制限のせいで支援対象にならないと思い込んでいて、
ママ友に言われるまで申し込んでいませんでした。
どう書いてあったら、うちも申し込めるとわかったか知りたいです」
と書いていらっしゃいました。
「4割の人は、
障がいや言語の壁などの理由で情報が届いていないんだなぁ」
と、私は勝手に見立てていたのですが、大違い!
受講生の参加動機を読んでから、講座資料に手を加えて、
「所得制限はありません」
という表現を付け加えました。
やさしい日本語にすると
「給料が多い人も、申込できます」
としました。
受講者からの視点に感謝です。
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