プロジェクトひまわり

発起人2人で発信しています。 多言語・多文化な子供を通して見えた教育や福祉などの社会課…

プロジェクトひまわり

発起人2人で発信しています。 多言語・多文化な子供を通して見えた教育や福祉などの社会課題について、皆で考え、皆で支えあえる場所を創っています。 「やさしい日本語」講座や支援者教育をオンラインで実施しています。 私たちは活動を通して安心して人と人がつながる希望でありたいです!!

最近の記事

空港にて

空港でチェックインカウンターの長い行列の中で順番を待っていると ぽつんと 大きなスーツケースが所在なくありました。 私は てっきり前に並ぶ親子の荷物か、 と思って、、 「hey」 って呼びかけたんです。 ところが、 お父さんと思しき人が、 「私たちの忘れ物じゃないよ。 私たちの並ぶ前からあったんだよ」 そう英語で話してくれて、 アイコンタクトで 「ああ、そう」と私は肩をすぼめ、 相手も「そうなんだ」と言いたげに困った表情で首を傾げた お互い納得の一件落着。 のはずが、

    • Windows11を克服せよ

      昨秋から止まってしまったやさしい日本語講座を なんとかしなければ!と焦ってはいるのです。 そして、さあやるぞ!とPCの前に座ったところ、 PCのキーボードが壊れるという不運に見舞われております。 新しいPCにも、 Windows11にも全然慣れなくて、 この記事も古いPCに外付けキーボード対応で書いている始末です。 とはいえ、 今しか余裕がないと思しき事態においては、 この夏にトライ&エラーを繰り返しながら、 なんとか講座資料を用意しようではないか! という熱意だ

      • スプーンで食べる珍珠奶茶

        夏になると思い出します。 20年以上前の夏、初めて行った海外が台湾でした。 大学の一か月海外体験に応募し、台湾の大学の寮で生活しました。 現地の学生と仲良くなり、一緒にいろんなところに行きました。 それはまだ現地について数日目のこと。初めて夜市に行きました。 湿度も気温も高い台湾の夜、 これ知ってる?飲んでごらん、と差し出された太いストローのドリンク。 ぶるんぶるん!と口に入ってくるもちもち触感にびっくり。 「珍珠奶茶」、いわゆるタピオカミルクティ初体験でした。 当時は

        • 浴衣の出番

          コロナ前までは、 7月になると浴衣を着てお祭りに行ったり、 ふらりと夕涼みに出かけたりしていたものである。 たった数年。 そう、たった5年ほどで浴衣を着る出番を私は失いつつある。 昼間の日差しにぐっと疲れて、 夕方から出かける体力も、もはやない。 そして、 肌襦袢と浴衣を羽織って、腰ひもで締めた上に、帯で締める、 想像しただけで、暑い!! 夏の夜が3時間ほどもないような北国で、 親友はプレゼントした浴衣を着てくれているようである。 和染めの紺地の浴衣に朱色の博多帯

          過ぎし夏の日

          この風景はもうない。 最低でも何十年という年月の間は けっして この浜辺に子どもたちの笑顔が映ることもない。 なぜなら この浜辺にはたくさんの地雷が埋まっているからである。 願わくば、 願わくば、、、

          畑に広がるおひさま

          「プロジェクトひまわり」という名前を付けた以上 ひまわりの時期には あちこちに写真を撮りに行っています。 たまたま通りがかった場所で 畑いっぱいに広がるひまわりを見つけました。

          畑に広がるおひさま

          汗対策

          暑いですね~今日もお疲れ様です。 自分の汗臭さに我慢と嗅覚の限界をすぐに超えていってしまいます。 皆様は汗対策、どうなさっているのでしょうか? 昨日、自転車で外国人と思しき人が通り過ぎ去ったのです。 いい匂いが残り香として、風と共にそのあとを通り過ぎました。 ヨーロッパ圏で生活していた時は、 エレベーターにいろんな香水の匂いが相混ざって、 乗り物酔いしたような気分でした。 そんな毎日、そんな毎エレベーター(苦笑) 大学の先輩は 「先生に失礼だから」 と大学最寄り

          ショーか神事か観光か

          「ショーではありません。神事です」 京都八坂神社の宮司さんが、 祇園祭のプレミアム席をめぐって紡いだ言葉です。 まことに、神事である! けれども、けれどもです、 コロナ禍を除いて、どの年の夏も、 観光客がいっぱいで、 その中に外国人もたくさんお見受けします。 神事であることをどれだけの人が 理解しようとしてくれているのでしょうか? そして、何より日本人が 祇園祭のいろんなことを知っているのでしょうか? (自戒も含めて) 日本loveの外国人のほうが、 日本在住日本

          ショーか神事か観光か

          大根レシピ悲喜こもごも「おみおつけ」

          「大根の皮もお漬物にして食べるの好き」 先日の投稿記事を相方に読んでもらったところ、 そんな感想を返信してくれました。 大根の皮は、私は千切りにして お味噌汁の具にしてしまうことが多いです。  「おみおつけ」漢字で書ける人、天才かも?! そういえば、 やさしい日本語の講座で 「おみおつけ」を漢字で書くとどうなりますか?という チョイ話がありました。 正解は ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 「御御御付」 わーーーっなんと神々しい高貴な漢字でしょうか!! ここで落と

          大根レシピ悲喜こもごも「おみおつけ」

          人知れずおいしい一皿「菜飯」

          自宅栽培の大根を収穫しました。 見事です! 葉っぱは刻んで、 ごま油と油揚げ(ちりめんじゃこでもok)と一緒に炒めます。 そして、その炒めた大根葉をご飯にさっくり混ぜていただきます。 母は「菜飯」と言い 私の同僚は「菜っぱご飯」とおっしゃる代物です。 私がまだ小さい頃、 母はよく言っていました。 「菜飯を食べたとは外で言っちゃいけないよ。 ましてや、好きだなんて、言わないでちょうだい。 恥ずかしいから」 美味しいのに、恥ずかしいとは?? 作文はもちろん、日記にも私は

          人知れずおいしい一皿「菜飯」

          家族に乾杯

          私たちの団体は、会員さんやボランティアさんだけでなく そのご家族にも大いに助けて頂いています。 最寄り駅から活動場所のお家までの往復を車で送迎してくださったり、 物販のオリジナルグッズの製作の下準備をしてくださったり いやいや、本当に有り難いです。 そして、なにより 「大丈夫か?!」と活動の心配など それぞれにご家庭で心に留めてくださっていることに 感謝でいっぱいです。 各所で非営利団体がバッシングを受けるニュースが流れる中、 悪いことは何一つしていないけれど いっぱい

          インターナショナルな睡蓮

          日本庭園っぽい場所にて、 睡蓮(すいれん)と蓮(はす)を堪能してきました。 睡蓮といえば、クロード=モネの絵画が有名ですね! ふと、 あの時代にフランスでも睡蓮が咲いていたってことよね?と 頭をよぎります。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%A1%E8%93%AE_(%E3%83%A2%E3%83%8D) 「睡蓮は、田んぼの泥土がちょうど具合がいい」 とガイドさんから聞いて 「あゝ日本古来のものなんだ」と思い込む寸前のところで、 モネ

          インターナショナルな睡蓮

          プロジェクトひまわりが記事になったぁ

          5月下旬にユナイテッドトゥモローの尾関さんから 1通のメールが届きました。 「フリーペーパーUT(7月1日発行予定)で プロジェクトひまわりを紹介掲載したいのですがいかがでしょうか」 嬉しいお申し出に飛びついた二人。 学校紹介の学内誌以外で、 取材だなんて、そうそう縁もなく、 取材後には 「こういえばよかったのか?」 「ああいえば~」と 私は一人反省会をリピートさせていました。 出来上がった記事のゲラ原稿に涙しました。 まだ紙に印刷されていないメールの原稿に。 だって素

          プロジェクトひまわりが記事になったぁ

          ちょっと孤独の被害

          プロジェクトひまわりは基本的にはオンライン活動です。 電車やバスに乗らなくていい! 私には最高の環境のはずなんですが、 最近、デメリットを感じ始めました。 もうね、コロナ禍にリモートワークを散々しているときに 言い尽くされた言葉ですが、 「ちょっと孤独」なんです。 「自分だけ頑張っているかもしれない」という悪魔のささやきに なかなか打ち勝つメンタルなんて持ち合わせていないわけで、、、 でも、頭の中では全部わかっているわけですよ。 会計さんがどれだけコツコツ頑張って

          ちょっと孤独の被害

          視線が痛い

          過疎化が進む町にも、多くの外国人が住んでいます。 そんな町で休暇を過ごしているときのこと。 Twitterでみかけた情報を頼りに 週1日だけお店の一角でやっている珈琲ショップに 地元の人と一緒に出掛けました。 店に入ると、既に座っていらっしゃったお客さんたちが 私を見つめます。 「そんなに、よそ者っぽいのかしら?」 「服装がおかしいのかしら?」と全身を見返しますが、 Tシャツ+ワイドパンツ+スニーカーの私 後ほど、地元の同伴者に聞いてみたところ 「外国人だと思った

          仲間と一緒に新たな発見

          2カ月ほど前、大学での出前授業の話である。 たった85分くらいの時間で  35分くらいを学生に意見を求めながら話をする講義に当てる。 そして残りの時間を「文化とはなにか」というグループワークして その後、グループワークで得た情報をヒントにしながら 最終的には、個々人で「文化を定義する」という課題をこなしていく。 「私の考えるところでは、文化とは~である」 というように自分の言葉で文化を定義していく。 限られた時間は思っている以上にいつも早く過ぎていく。 教員採用試験の対

          仲間と一緒に新たな発見