譜田明人

基本読み専。読む90%書く10%。書く時はエンジニア作家。 たまに3D絵師。編集・下読…

譜田明人

基本読み専。読む90%書く10%。書く時はエンジニア作家。 たまに3D絵師。編集・下読み。本職はソフト開発者。 カクヨムと小説家になろうで執筆中。

マガジン

  • 譜田の不定期エッセイ

    ツイッターより長い文章で写真可能という軽さで行くことにした。

  • 譜田文庫

    エンジニア作家譜田明人がおすすめする小説一覧と作品へのリンク集。 各表紙絵は譜田が作成しました。

最近の記事

LikeとLoveと、好きと恋と愛の、ソフトウェア開発者的考察

 とあるフォロワーさんの「LikeとLove」質問ツイートとそのノートのまとめを見て、それらの違いについての私なりの考えをまとめてみました。  元ノートはこちら。  なお、質問の本当の意図は、「愛とはなんぞや? 好きと何が違うの」だと思うんですよね。ここではその観点からの私の考察です。  この概念については私も前から気になっていたのです。心理学的にも生物学的にも。私も長く生きていろいろ経験しましたが、それを元にした自分なりの定義です。なお、私はソフトウェア技術者としてAI

    • 小説の構造を線を使って表現してみた

      「物語の流れ」を「線を引く」で表現する試みです。 暫定版:2021年4月11日  私は小説書き初心者です。現在、三作目の長編のプロットを作っているのですが、納得いく物語を作ることが出来ません。面白い物語が作れないなと四苦八苦している最中、自分のプロットの何が問題なのかを考えました。  しかしながら、いまいちこれだという点が分からない。  そしてふと考えました。  私はソフトウェア・エンジニア。専門のソフトウェア工学的には、構造を図案で表現することをよく使っているのですが、小

      • 文紋についての考察

         私は本好きです。なので結構な数を読みまくっているわけで、あるとき自分も書いてみようとWeb作家もどきを始めたわけですが、そのおかげで他の作家の方々と交流をする機会などが増えました。  そのご縁などで下読みとかをさせてもらったりしていくうちに、気づいた事があります。  それは、文紋。  指紋とか声紋とかありますよね、それの文章版。(すみません、私の勝手な造語です)  文体よりももっと作者固有の、文章の雰囲気というか文章から発するオーラというもの。  文紋で作者を識別すると

        • エタる、または、エタり小説のソフトウェア工学的考察 ー ベータ小説とは?

           完結するか、延々と続くか。Web小説に投稿したことがあるならば、一度は経験する葛藤じゃないでしょうか? そんなあなたに、工学的視点の正当化を捧げましょう(笑)  なお、ここでは「完結するか、延々と続くか」は「完結を視野に入れて書くかどうか」とも同義だと考えます。  まず、「エタる」とは、小説の連載が途中で止まって、完結せずに放置状態になることをいいます。エターナル=永久、の名詞が動詞化したものですね。  通常は、何らかの理由で連載が中断してしまう場合に使われます。  よく

        LikeとLoveと、好きと恋と愛の、ソフトウェア開発者的考察

        マガジン

        • 譜田の不定期エッセイ
          8本
        • 譜田文庫
          2本

        記事

          読み専モードvs執筆モード

           私はずっと読み専だったのですが、あるとき自分も書いてみたいと思い立ち小説を書いてみました。それ以来「小説の書き方」を修業しているわけですが、まあそんな簡単なものでも無く、苦労しています。  さて、そんな私ですが、最近は読み専に戻っていました。そこで気づいた事があったので、いくつかを備忘録として記しておきたいと思います。  なお、読みに専念している時を「読み専モード」、執筆している時を「執筆モード」と記すことにします。  基本的に、そのモードで読んでいるときに「何に注目

          読み専モードvs執筆モード

          新作長編準備中

           日記を始めたといいながら、三日坊主ならぬ、一日分で止まってしまったという情けない状況に溜息。子供の頃も日記というのは苦手だったなぁと思い返す。ということで、不定期エッセイということにします。  一番の敗因は、写真付で投稿しようとしたことのような気がする。きちっと「記事」みたいな形で投稿するとなると色々考えないといけなくなり、つい時間が無いとか何とかでおろそかに……。  とりあえず、ツイートより長い呟きという感覚でいこう。  さて、創作に関して作業中の事など。  現在、当

          新作長編準備中

          私と先生と天体写真と

           それは中学1年生の時、理科の先生が優しくてユーモアのあるイケメンで、子供でかつ同じ男として、初めて憧れた大人という先生でした。  小学三年生辺りから天文学に興味を持ち始め、でも当時の自分は天体望遠鏡のカタログを眺めたり天文雑誌を読む程度。でもその先生が天文に詳しいとわかり、天体写真の撮り方を教えてもらったりしました。  当時父親が持っていた一眼レフカメラを借り、初めて星夜写真を撮影。もっとも、自動露出も自動フォーカスもないメカニカルな写真機。フィルムも白黒。それでも、フィル

          私と先生と天体写真と

          アジャイル執筆プロセス(案)

           現在までに長編2作を完結させ、三作目の長編を考えています。それにあたって、その二作から得た反省と、推し作家様方の書き方を参考に、第三作目の長編は新しく考えた手法を取り入れることにしました。  その名も、 「リーン・プロット、アジャイル・会話ベース・プロトタイピング式、スプリント・プロセス」  長っ!(笑)  これぞエンジニア式の小説開発への応用になるはずw!  これは、私がソフトウェア工学の専門家だということもあり、何とかその手法を取り入れた上で、自身の執筆作業の工程を

          アジャイル執筆プロセス(案)

          自己紹介

          「3D絵師&エンジニア作家」  2019年終わりあたりから使い始めたこの肩書き。これが端的に私の創作活動を表していると思います。  本職はソフトウェア・アーキテクト。アメリカ西海岸のとある街にある小さな会社でシステム開発をしています。個人的にもアプリなどを開発していて、デザイン、グラフィックス関係のアプリを配布しています。  根っからのプログラマーというのが本来の私です。  根っからの理系、そして体育会系という一面もあります。  さて、2018年12月から、人生始めての小

          自己紹介

          世界設計者の魔術チート~フィルディアーナ・プログラミング

          作者:譜田明人 「設定集を小説に昇華させるという、エンジニアならではの新手の手法」に驚け!  天才プログラマーの史郎が、女神の依頼で異世界へ転移、設計者としての知識とオリジナル開発ツール、相棒の美少女元AIと共に、その世界の魔術を使いこなせるように修行する。そして、出会った仲間とともに、異世界で起こっている世界が破滅に向かう原因を探り、解決する話。

          世界設計者の魔術チート~フィルディアーナ・プログラミング

          フィルディアーナ・シリーズ

          フィルディアーナ・シリーズ一覧第一部 フィルディアーナ・プログラミング~異世界魔術考察~ ・カクヨムにて ・小説家になろう にて 設定資料 セントリア地方地図

          フィルディアーナ・シリーズ