電子チケットサービスまとめ
はじめまして、電子チケットを普及させたい鹿です。
前回の記事から見てくださっている方はまたお会いできて嬉しいです。
↓前回記事
前回記事で挙げた改善点を意識して生活した結果、効率アップと仕事量のアップが同時にきて現状プラマイゼロになってしまっている鹿です。(効率アップは程よくが大事)
電子チケットを広めるために使うアプリのプロトタイプ作成が大詰めなので、今回の記事ではアプリ作成のその先を見越して市場調査を行いたいと思います。
市場調査もろくにせずアプリ作成から始めたものですから、今回調べてみて驚きました。電子チケットサービスって意外と多いんですね。簡単に紹介していきます。
チケプラ(運営:株式会社Tixplus)
・チケット適正流通協議会(*1)加入
・公式アプリあり
・入場方法:スマホ画面へのスタンプによる入場
・チケット分配あり(LINE、メール、QRコード読み取り)※分配の受取にはアプリとPlus member ID(無料)への登録が必要
・公式トレード(リセール)あり
公式サイトURL:https://tixplus.jp/
※画像は公式サイトより引用
(*1):適正なチケットの流通(不正転売の禁止など)を目指し、各種団体や企業により組織された団体(http://www.ftaj.jp/)
ローソンチケット(運営:ローソンエンタテイメント)
・チケット適正流通協議会(*1)加入
・公式アプリあり
・入場方法:スタッフによるスマホ画面操作
・チケット分配あり(アプリ間のみ)
・公式トレード(リセール)あり
・HMVプレミアム機能(チケット抽選の当選確率アップ)
・LEncore会員制度(限定先行への参加)
公式サイトURL:https://l-tike.com/
※画像は公式サイトより引用
tixeebox(運営:ぴあ株式会社)
・チケット適正流通協議会(*1)加入
・公式アプリのみ(チケット購入は「ぴあ」にて)
・入場方法:スタッフによるスマホ画面操作
・チケット分配あり(ぴあが運営する別サービス「Cloak」にて)
・公式トレード(リセール)あり(Cloakにて)
公式サイトURL:https://tixeebox.tv/
※画像は公式サイトより引用
LINEチケット(運営:LINE TICKET株式会社)
・チケット適正流通協議会(*1)加入
・公式アプリあり(LINEアプリ)
・入場方法:スタッフによるスマホ画面操作
・チケット分配あり(LINE上にて)
・公式トレード(リセール)あり
・チケット販売などの通知をラインにて行える
公式サイトURL:https://ticket.line.me/
※画像は公式サイトより引用
楽天チケット(運営:株式会社チケットスター)
・チケット適正流通協議会(*1)加入
・公式アプリあり
・入場方法:スタッフによるスマホ画面操作
・チケット分配あり(アプリ間のみ)
・公式トレード(リセール)あり
公式サイトURL:https://ticket.rakuten.co.jp/
※画像は公式サイトより引用
LivePocket-Ticket-(運営:エイベックス・デジタル株式会社)
・公式アプリあり
・入場方法:スタッフによるスマホ画面操作 or QRコード読み取り
・チケット譲渡はメールにて
公式サイトURL:https://t.livepocket.jp/
※画像は公式サイトより引用
ticket board(運営:株式会社ボードウォーク)
・チケット適正流通協議会(*1)加入
・入場方法:QRコード読み取り or スマホ画面へのスタンプによる入場
・チケット分配あり(メール)※会員登録が必要
・公式トレードあり
公式サイトURL:https://ticket.tickebo.jp/pc/
※画像は公式サイトより引用
ticketbook(運営:株式会社ボードウォーク)
・チケット適正流通協議会(*1)加入
・入場方法:QRコード読み取り
・チケット分配あり(メール)※会員登録が必要
公式サイトURL:https://e-ticketbook.com/
※画像は公式サイトより引用
ticket boardも運営会社がボードウォークだが、どういう棲み分けなのかは分からず
teket(運営:ホン株式会社)
・入場方法:QRコード読み取り
・チケット譲渡は「LINE」「facebook」とメール ※会員登録が必要
公式サイトURL:https://teket.jp/
※画像は公式サイトより引用
MOALA Ticket(運営:playground 株式会社)
・チケット適正流通協議会(*1)加入
・アプリ無し(SafariやChromeなどのブラウザ表示)
・入場方法:スマホ画面へのスタンプによる入場 or QRコード読み取り ※QRコードは顔とともに登録、読み取りを行うことで不正検知を行う仕組み(らしい)
・チケット分配あり(「LINE」「Facebook」「WhatsApp」「メール」)
・リセール不可(「Cloak」などの連携サービスにてリセール機能がある場合は可能?)
※MOALA Ticketはプレイガイドではなく、プレイガイドと連携し電子チケット発券を行うサービスのよう
公式サイトURL:https://moala.playground.live/#mainvisual_fullpage
※画像は公式サイトより引用
サービス内容比較
では、上記電子チケットサービスのサービス担当範囲はどの程度なのか。チケット販売を委託するイベント興行主の視点で見てみます。
その結果は以下の通り(※僕が独自に調べたもので、誤りがある可能性があります)
Excelでぱっとまとめたものなので見づらいかもしれませんが、基本的には”チケットの予約管理”~”イベント入場(システム提供)”までをカバーしているサービスが多いですね。
そして”イベントHP作成”までをサービス提供しているものは、どちらかというと小規模なイベントをターゲットにしているのでしょう。
そしてサービス提供部分の少なさが目立つのは「tixeebox」と「MOALA Ticket」
tixeeboxは”ぴあで購入したチケットの発券手段のひとつ”という位置づけのサービスのようです。
MOALA Ticketもチケットの発券手段のひとつとしてのサービスのようですが、tixeeboxと違う点として”各種プレイガイドと連携している”ということが挙げられます。
市場調査結果
これらの市場調査結果から、僕の視点で気になったのは2点。
・リセール機能はデフォルトになっている
・発券以降の工程に特化したサービスがある
僕が作りたい電子チケットサービスのイメージは”リセール、連番の募集が気軽にできるサービス”です。
そのビジョンを現実にするのに、リセール機能がデフォルトになってきている風潮は追い風になるでしょう。
そして、発券以降の工程に特化するという選択肢もあるのだという気づきがありました。
これまでアプリを作っていて、「イベント興行主側のUIが全くイメージできない」という問題を抱えていた僕にとってこれは大きな発見です。
まず発券以降の工程をメインに、その後サービスを改善しながらプレイガイドとしてのサービス(チケットの予約管理など)にも手を伸ばすという方法もありかもしれません。
まだまだ勉強中ですが、市場調査も引き続き行っていきたいと思います。
もし何か知識知恵をお持ちで、それをシェアしてくださる神様がおられましたら連絡(コメント)を頂きたいです。
全力で、必ずどこかで恩返しさせていただきます。
最後に、
今回の調査内容はすべて僕が独自に調べまとめたものです。誤った情報が含まれる可能性もあります。
その際はコメントにて指摘していただけると非常に助かります。
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