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[一部は全体]組織の看板の自覚はあるか?

こんにちは。仲田祐貴です。

最近、特に意識していることを書きます。
「一部は全体である」です。
自分以上の力を発揮するときに役に立つ考え方です。


ある飛行機の添乗員の話

印象的な物語があります。

ある航空会社の飛行機のファーストクラスを使う男性がいました。
ある日、ファーストクラスが取れなく、ビジネスクラスに乗りました。
ファーストクラスでは、いつも上着を預けてるため、ビジネスクラブでも上着を預けようと、添乗員に声をかけました。
添乗員から返ってきたのは
「ビジネスクラスではお預かりするサービスはございません。ハンガーも貸し出しも行っておりません。ご了承ください。」
頑なな添乗員の対応に男性は悲しくなり、それ以降はその航空会社の飛行機を使わなくなりました。
男性は航空会社の大株主でした。
大切な大株主を失った航空会社は倒産に追い込まれました。

物語の例は極端でしたが、みなさんも身近で経験されているはず。
飲食店を利用した際に態度の悪い店員がいると、嫌な気持ちになります。
最悪の場合はそのお店を二度と使わなくなることもあると思います。

組織の看板の自覚

物語のポイントは、一社員の添乗員の対応で会社を傾かせるようなこともできてしまうということです。
組織に属する限り、自分の1つ1つの行動、発言は重要な意味を持ちます。
組織のブランディングや、価値を向上させることもできますが、一方で下落させることもできます。
だから、1人1人が組織の看板を背負ってます。

私はそこまでの影響力があるとは、意識していなかったです。
部下を持ったときに感じましたが、部下は見てます。
『悪いことはすぐにマネされる』
なぜなら、人は楽なほうに流されやすいためです。
悪いことを受け継いだまま、組織の看板になると、組織のブランディングや価値の下落に繋がります。

見本になる

組織の看板に自身がなっていくとなると、「見本になる」ことが大事です。
私自身がプロジェクトなどでリーダーをする際は
■誰よりも働き
■誰よりも考え
■誰よりも目的に沿って行動する
ことを実践しました。
周りから言行一致していると見られていたと思います。
どんなことが起きたかというと、私自身は承認を大事にしていたので、承認するメンバーが増えました。

チームで仕事をする際は必ず必要な感覚の「一部は全体である」
『私』ではなく『私たち』という感覚。
そうすると、自身の領分が増えて、人として圧倒的に成長します。
どこまでを自分事として捉えれるかで、自身の影響力が決まります。

組織の看板の言動を今から実践します!

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