岸田さんに求めたい共感力【共感型リーダーシップ】
私は、リーダーがメンバーとの信頼関係を築くために、共感力を磨くことが重要だと思っています。
妻と岸田さんが総理大臣に決まったとのニュースを見ていたときのこと。
私が、
岸田さんには、管さんのように原稿棒読みではなく、自分の言葉で語ってほしいな
と伝えたところ、妻が
それもそうだけども、私は苦しんでいる人にもっと寄り添ってほしい
と答えました。
それを聞いて、そうか、私が管さんに足りないと思っていたのは、弱者に対して共感する姿勢だったのだと感じました。
コロナ禍で絶望感を感じながら苦しんでいる人がいます。
苦しい症状なのに自宅療養を強いられるコロナ感染者の方
リストラにあい、次の仕事もなかなか決まらない派遣社員の方
売上が9割減になった飲食店経営者の方
一度も登校せずに一方的なオンライン授業を受ける学生の方
日本のリーダーとして、コロナ禍で苦しんでいる人達にもっと寄り添ってほしかったです。
管さんの性格上、誤解されるようなことは言ってはならない、正しい情報をしっかり伝えなければならないという思いから、原稿読みという手法を採られていたのだと思います。
実際に、政治家によくある失言は、私が知る限り、管さんに関しては、ほとんどなかったのではないでしょうか。
ただ、たとえ用意した原稿読むとしても、苦しい立場の人に対して、思いを馳せ、その人の気持ちになって、気持ちを載せて伝えてほしいです。
岸田さん自身、強みを「人の話を聞くこと」とおっしゃっています。
共感するためには、相手の状況や気持ちを理解することが必要ですから、人の話を聞けることは大前提といえます。
ぜひその強みを活かしながら、日本のリーダーとして、苦しんでいる人、弱っている人、困っている人に対して、寄り添う姿勢を見せて頂きたいです。
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