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医師からリハビリ従事者に対して質問の多い項目

 本日は医師がリハビリに対して質問することが多い項目についてお伝え致します。
 


【医師からの質問事項】

◯  現在の身体機能

 医師の仕事量や患者数はリハビリとは比べ物にならないぐらい多いため、一人一人の病棟での動きや歩く手段などは把握できないことが多いです。そのため、現在の歩行手段や歩行器の有無などを聞かれることが多いです。
 退院先へ紹介状を書く必要性があるため、医師にとっては把握したい重要な項目となります。

◯  リハビリの目処

 リハビリの目処に関しては、残りどのくらいのリハビリ期間が必要なのかやどの程度まで回復しそうなのかなど目標や退院時期なども多く聞かれます。リハビリの処方箋は医師から出ますが運動回復状況はリハビリの方が把握しているため、このような課題のやりとりは必要です。

◯  リハビリの負荷状況

 リハビリは患者毎に負荷量の設定を変えています。しかし、心臓や腎臓など状態が悪くなった際には原因を考えていく必要性が当然あります。リハビリの負荷量が強すぎると身体に負担が増えて、逆効果となってしまう場面があるため、負荷状況の確認があったり、運動負荷量を下げるように指示があります。

【おわりに】

 本日は、医療関係者(特に若手や新卒リハビリ従事者)向けの話題とさせて頂きました。
 医師からの指示は整形外科医・脳神経外科医・循環器医など多くの部門の先生からあります。
 そのため、患者状態をわかりやすく簡潔にまとめておくことがおすすめです。患者数が多いと入院時期などを一人一人正確に覚えるのは大変なため、無くさないように情報を持ち歩くのも大切かと思います。
 最後まで閲覧頂きありがとうございました。
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