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Pro-Career Story Retty株式会社 執行役員 VPoP 野口 大貴さん

こんにちは、Professional Studio広報担当です。
弊社は、”経営幹部人材輩出のエコシステムを創る”をミッションに掲げ、スタートアップ幹部人材のキャリア支援を行っています。

Pro-Career Storyでは、スタートアップ幹部への転職に成功した方々の、転職に至るまでの経緯や考え方、どのように成功に至ったか、転職後のリアル等を1名ずつ掘り下げてご紹介していきます。

今回は、Retty株式会社 執行役員 VPoPの野口 大貴さんへ、Retty株式会社へ入社されるまで、そして今後の展望や転職のアドバイスまで伺ってきました。

野口 大貴 Retty株式会社 プロダクト部門執行役員 VPoP
2012年に新卒として株式会社Speeeへ入社。Webマーケティングのコンサルタントとして従事後、Live Styles株式会社のスマホチケットアプリtixeeのマーケティング責任者を経て、2015年にはRetty株式会社に入社。新卒採用責任者やグロース部門Web・検索チームマネージャーを経て、現在はプロダクト部門執行役員VPoPを務める。

ご経歴/仕事内容

2012年4月〜2015年9月 株式会社Speee

2012年4月〜2015年9月
SEOアナリスト

2012年12月〜2013年9月
新規事業のリサーチャー

2015年1月〜9月
グローバルメディアディレクター

2015年10月〜2016年2月 Live Styles株式会社

2015年10月〜2016年2月
マーケティング責任者、ディレクター

2015年3月〜 Retty株式会社

2015年3月〜
Webディレクター兼新卒採用担当

2016年1月〜
Webチームミッションリーダー兼新卒採用責任者

2017年5月〜
Webチームマネージャー(途中アプリチーム兼任)

2019年10月〜
プロダクト部門執行役員VPoP

Q. 現職に転職することを選択をした理由は何でしょうか?またその際に決め手となる選択基準は何でしたか?

Retty株式会社は、to Cプロダクトを作っており、ユーザーファーストの文化が浸透していたという点が挙げられます。
Rettyでは利用者を「ユーザーさん」と呼び、オフ会やユーザーインタビューでユーザーの声に耳を傾け、プロダクトを改善することが習慣化されていました。そして、ここに身を置けば、絶対にプロダクト作り・グロースに強い人間になれるのではないか、と確信したのが主な理由です。

また、組織作りの考え方が地に足がついていて、信頼できそうだなと感じたこともあります。Rettyは社長がワンマンでなく、メンバー同士話し合いながら、行動規範をはじめ、組織を作っていっている印象がありました。

さらに、組織の雰囲気としてフラットさも感じていました。前職では組織の対立があり、事業の失敗をしてしまった苦い経験もあったため、この雰囲気はとても重要でした。実際にカジュアルな採用イベントで大勢のメンバーに会いましたが、皆多方面のスキルに長けており、大胆かつ優秀で信頼できる人が多そうという印象を持ちました。

Q. 今回以外に、キャリアを選択する際に大事にしている基準や考え方はありますか?

前提として、急成長している業界や企業であることが重要で、さらには現状No.1である、もしくはNo.1を本気で目指している会社でないとスキルも伸びないし、勝ち癖がつかないと思っています。

そのため、
● 業界の市場規模、伸び代
● 企業としての伸び代、No.1を狙う会社かどうか

を重要視していました。

Q. 転職後、今までの経験やスキルが通用したと思うことを教えてください。

● 達成思考
Speee社は営業が強く、目標達成への強いこだわりがある会社でした。目標達成のための逆算思考、やり切りマインド、巻き込み力など、ビジネスで大事な足腰はSpeee社で鍛えられました。

● コラボレーション力
Speee社のクライアントワークでコラボレーション力が磨かれ、それが今にも活きている実感があります。SEOの分析結果をマーケターやディレクターだけでなく、経営者やエンジニア、デザイナーなど様々なポジションにプレゼンし、実行まで動かしていくことが求められる仕事でした。また実際に社内エンジニアや外注している制作会社に実装まで動いてもらわねば成果に繋がらず、実装実現までの巻き込み力も必要とされていました。当時の経験が、今も多くの社内外の多彩な人材とコラボレーションする力として活きています。

● 組織作り・マネジメント
Speee社は組織作りが独特かつ突き抜けており、そこで見たこと、受けたマネジメントは後々にも活きています。15個のSpeeeカルチャーを徹底的に身体に染み込ませるための仕掛け、人間力の高い先輩方から毎日のように受けた厳しくも愛のある多数のフィードバック。マネジメント経験がない中で、Retty社で初めてマネージャーになりました。にもかかわらず、臆することなく成果が出せたのはSpeee社での経験が大きかったと思います。

Q. 転職後、今までの経験やスキルが通用せずキャッチアップが必要だったこと、苦労したことを教えてください。

Rettyに入るまでtoCプロダクトの伸ばし方の知識・経験・肌感が皆無だったので、ビハインドはありました。しかし、心強い師匠(CEO武田や当時のプロダクト執行役員で現新規事業責任者内野)がいたため、すぐに慣れることはできました。

どのようなスピードで施策を打ち数字を伸ばしていくべきか、そのためにどのくらいの予算・リソースを投下するか、競合との差分をどの順番で埋めていけるか。toCプロダクトを伸ばす力をつけたいなら、それが身につく実戦的なヒリヒリした環境にすぐ飛び込むべきだと思います。

Q. 同じバックグラウンドで転職を検討している方、もしくは、同じポジションへの転職を目指している方に向けてアドバイスをお願いします。

現職の強みを活かすべき
私はSEOの強みを活かし、SEOのノウハウがプロダクトグロースの中核を占めるフェーズにジョインしました。だからこそ大きな成果を残し、その後も延長線上で大きな役割を任されることができました。現職の専門性やドメインナレッジは絶対に活かすべきだと思っています。

急成長している業界か企業
前述の通りで、急成長している業界・企業、No.1かNo.1を目指す会社でないとスキルも伸びないし、勝ち癖がつかないと思っています。軸を絞って、事業感覚のある良いアドバイザーに壁打ちしながら進めるのがいいと思います。

Q. 今後のご自身のキャリアや将来の展望を教えてください

社会課題を解決する、多くの人をHappyにする事業やプロダクト作りをずっと続けていきたいです。可能な限りRettyを大きくしたいですが、その後は起業か新しい事業を作ることに挑戦したいと思っています。多くの事業に携わることができるという意味で、長期的にはVCにも興味があります。


野口 大貴 Retty株式会社 プロダクト部門執行役員 VPoP

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エンジニア・PM・新規事業担当など各ポジション採用中ですので、ご興味ある方はぜひカジュアルにZoomなどでお話しましょう。

▼Twitter @roki_n_

最後に

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
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