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Pro-Career Story アスエネ株式会社 執行役員 CPO 渡瀬丈弘さん

こんにちは、Professional Studio広報担当です。
弊社は、”経営幹部人材輩出のエコシステムを創る”をミッションに掲げ、スタートアップ幹部人材のキャリア支援を行っています。

Pro-Career Storyでは、スタートアップ幹部への転職に成功した方々の、転職に至るまでの経緯や考え方、どのように成功に至ったか、転職後のリアル等を1名ずつ掘り下げてご紹介していきます。

今回は、アスエネ株式会社 執行役員 CPOの渡瀬丈弘さんへ、アスエネ株式会社へ入社されるまで、そして今後の展望や転職のアドバイスまで伺ってきました。

渡瀬丈弘 https://twitter.com/wataset
アスエネ株式会社 執行役員 CPO
ITコンサルタントとして2008年から電通の広告分析システム開発をはじめ、国家プロジェクトや国内大手企業のDXの推進に携わる。
2011年より株式会社リクルートにてホットペッパー グルメなどの企画開発に従事後、複数事業の事業責任者や事業立ち上げ等を経験。
その後、電力事業おみせのでんきの事業責任者として電力事業の立ち上げを経験し、2022年2月より現職。

ご経歴/仕事内容

2008年4月〜2011年6月 株式会社電通国際情報サービス

2008年4月〜2009年3月
CIT事業部 ITコンサルタント

2009年4月〜2011年6月
CIT事業部 Salesforce/ITコンサルタント 

2011年7月〜2022年1月 株式会社リクルート

2011年7月〜2012年3月
カスタマーアクションプラットフォーム室 ディレクター

2012年4月〜2013年9月
位置情報サービスRecoCheck 事業責任者

2012年10月〜2019年3月
受付SaaS事業Airウェイト 事業責任者

2019年4月〜2022年1月
電力事業おみせのでんき 事業責任者

2022年2月〜現在 アスエネ株式会社

2022年2月〜現在
執行役員 CPO

Q. 現職に転職する際、ほかにはどういった選択肢を考えていましたか?(独立、副業など)

独立するか、転職するかで悩みました。
しかし、自分が次に「実現したいこと」は何かを考え、どちらがより実現に近いかを考慮した結果、転職に決めました。

Q. 現職に転職を決めた理由は何でしょうか?また、その際に決め手となった選択基準は何でしたか?

次に新しい挑戦をするなら「次世代に価値あるもの」で「世界に挑めるプロダクト」をやりたいと考えていました。
転職や起業といった選択肢があるなか、どの方法を選ぶのが最善か。また、どの領域に取り組むのがもっとも世の中にいい影響を与えられるか。
それらを考慮したうえで、ドラスティックに変化していく脱炭素・クライメイトテック領域に飛び込むことを決め、アスエネへの転職を選びました。

Q. キャリアを選択する際に大切にしている、基準や考え方はありますか?

私の職業選びの軸は、「自分が成し遂げたいものを作れるか」「作ったものが世の中にどれだけ大きなインパクトを与えられるか」です。

現職であるアスエネは、まさに「自分が成し遂げたいもの」と「作ったものが世の中にどれだけ大きなインパクトを与えられるか」を考え選択しました。

1社目のITコンサルティング企業では、まずは幅広い産業のDXに関わることで知見を広げたいと思い選びました。
2社目のリクルートは、自らビジネスを作り、日本中に広めたいと考えての選択でした。リクルートでは社内起業して新規事業を作り、マネタイズ・組織化に成功しました。いずれも貴重な体験をさせていただいたと思います。

Q. 転職後、今までの経験やスキルが通用したと思うことを教えてください。

1つは、私自身のキャリアによる「経験の掛け算」が役に立ちました。

現在アスエネで携わっている事業は「アスゼロ」という、「エネルギー/脱炭素に関わるSaaS事業」です。
この業務では、SaaS事業責任者の経験と、電力・エネルギー事業立ち上げの知識の両方が求められます。
SaaSの経験だけでも、電力事業立ち上げの知識だけでもいけない。両方を掛け合わせて考え、動くことが大切です。

幸い私はこれまでのキャリアでどちらの経験も知識もありました。
まさに経験の組み合わせと掛け算であり、会社から私に求められていたスキルがぴったりとハマる感覚がありました。

現在の事業でSaaSにおける重要な推進における観点を抜け漏れなく押さえ、かつ陥りがちな将来の負債を先回りして解消していく中で、これまでの自分の経験が活きているのを日々感じています。

もう1つが、「文化醸成や組織運営」についての経験です。
スタートアップには、スタートアップ特有の良質なカオスがあります。
そのカオスを組織成長に合わせて、日々整えながら組織に向き合っていく必要があります。
これまで責任者ポジションで複数の事業をゼロイチフェーズや統括してきたからこそ、目指したい文化や組織運営のゴールを言語化し、目標に向かって真っ直ぐに取り組めていると感じます。

Q.Professional Studioを通じて、どのような取り組みを実施しましたか?

Professional Studioの担当エージェントに自分の強みを理解して頂いた後、広い視野で求人を出していただき、それに対して私からもオープンに議論させて頂きました。
担当エージェントの方の動きはスピーディーで、業界に精通されており、情報量も非常に多かった印象があります。
スタートアップ未経験である私の懸念点にも、事例や情報の提供も含め丁寧に対応していただけて、非常に感謝しています。

Q.Professional Studioの利用にあたって、利用前・利用中・利用後の印象や感想を教えてください。

利用前は正直、どのような会社かそこまで詳細に分かっていませんでした。しかし、いざ利用してみると、非常に心強いパートナーとして伴走くださいました。
利用後も定期的にご連絡できる関係となり、心から信頼できる関係性を構築できたと思っています。

Q.Professional Studioを利用して印象的だったエピソードがあれば教えてください。

常にスピーディーにご対応頂けたことが印象に残っています。
スタートアップへの転職を考えてはいたものの、やはり不安がなかったわけではありません。
そんな中、様々な情報を迅速にご提供頂き、支援してくださったことに、本当に感謝しています。

Q.Professional Studioの利用に向いているのどんな人だと思いますか?

どんな方でも向いていると思います。
Professional Studioのエージェントの方々は業界に深く精通しながらも、非常にコミュニケーションに長けているので、どのような潜在的ニーズもきっちり拾い、応えてくれるのではないでしょうか。

Q.同じバックグラウンドで転職を検討している方に向けて、アドバイスをお願いします。

プロダクトに責任を持つ立ち位置や事業責任者は、ある種の雑用係として全方位に目を配る必要があると認識しています。
あるときは開発やプロダクトに向き合い、あるときはセールス観点で見て、あるときはマーケティングやコストを考えるなど、役割に制限されることない働きが求められます。

直面する場所・職能で与えられたミッションがすべてに思えるかもしれません。しかしどんな経験でも突き詰めれば、どこかで点が線になるように、経験と経験がつながるときがあります。
今の私も立場も「SaaS事業の責任者」と「電力・エネルギーの立ち上げ」の経験が組み合わさったうえで成り立っています。
同じような仕事や経歴の中では100人に1人の人材であっても、別の経験と組み合わさることで、1万人に1人の希少人材になれます。
さらに違う可能性を組み合わせることで、キャリアは無限に開かれます。

なので、自分のやりたいことは何かを考えながらも、日々の仕事でも高みを目指して取り組んでもらえればと思います。

Q.同じポジションへの転職を目指している方に向けて、アドバイスをお願いします。

CPOやプロダクトマネージャーは、プロダクト、言うなればその事業・ビジネスにフルコミットする存在です。
プロダクトそのものの意義や、それにともなう優先順位を考える役割として、広い視野をもって物事を考える必要があります。

私自身も、ひとつの事業に長く向き合い、自分のやりとげたいことに全力でコミットし続けるタイプです。
そのため、あまりテンポの速いキャリアチェンジをしてきたほうではありません。

ひとつのことに向き合い続けるのは、いいこともあれば、うまくいかないことも多くあります。
つまづいたときは、「これは自分の成長機会だ」と考え、自分の稼働範囲を広げ粘り強く頑張ることで乗り越えてきました。
そうした困難を乗り越えるたびに拓けるものがあると思うので、その機会を大切にしながら、日々学び進んでもらえればと思います。

Q. 今後のご自身のキャリアや、将来の展望を教えてください

もし「次のキャリア」があるとするなら、今とはまったく違うキャリアにチャレンジしてみたいです。
ですが今は、現在の仕事に向き合い、仲間と一緒に情熱をかけて楽しもうと思っています。
今の仕事を本気でやりきったあとなので、その頃にはまた考えも変わっているかもしれませんが、振り幅の広い選択をしてみたいです。

【採用強化しています】

アスエネはまだ社員が数十名の規模なので、オーナーシップを持って能力を発揮できる余地がたくさんあります。話を聞いてみたいなと興味が湧いたら、カジュアルな面談でもOKなのでぜひご連絡ください。





最後に

最後まで読んで頂きありがとうございました。
今回のキャリアチェンジインタビューはいかがでしたか?

弊社では、スタートアップ経営幹部に挑戦したい候補者の方からのキャリア相談をいつでも受け付けています
希望される方は弊社HPまたは以下連絡先よりお気軽にコンタクトください。
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