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経済的不安を解消する方法を知っていますか

この記事は15年以上前に書きためたものです

私がひとり親になって気づいたのはこころのあり方がとても重要だ、ということ

今回は『幸せ』について、そして経済的不安について書いてみたいと思います


「幸せとはなにか」と「豊かさとはなにか」

多くの方が起業したり資産運用で
株、投資信託、不動産投資、貯金を始める理由の1つに

『もっとお金持ちになって好きなことをやりたい 』という理由があると思います

ある程度のお金を持てば、今までできなかったことができるようになります

高級住宅地の豪邸に住み、高級車に乗り、毎日おいしいものを食べて、と何もかも人が羨ましがるような生活をすることに憧れる人、多いかもしれません

毎日の生活が苦しく、スーパーのはしごをして、割引食品を探す生活は、精神的にしんどいかもしれません

年収3000万円超の父

私自身は父が脱サラして会社を経営していました

父の年収は3000 万円超え、母は父の仕事を手伝い年収1000万円
当時はパワーカップルなどという言葉はなかった時代です

両親は共働きで忙しく、子どもの頃はかまってもらず寂しい思いをしました

経済的にはかなり恵まれた環境で育ったと思います

ほしいなぁと軽い気持ちで言った翌週にはピアノが家に届いたりしてました

言葉にするとすぐに家に届くので安易には、あれが欲しいと
簡単に言わないようにと小学生ながら思った記憶があります

当時、父親の周りにはたくさんの人が集まっていました

バブルがはじけ父の会社が傾き、破産しました

父が毎晩飲みに出かけ、ご馳走していた仲間たちはクモを散らすようにあっという間にいなくなりました

私は気づきました

父の人柄で人が集まっていたのではなく、父の財力に魅力を感じて近づいてきた人たちだったたと
(近づいてきた人たちが悪いわけではないです)

破産財団ができて、国選弁護人が家に来てました
本当に家に破産の張り紙をされるんですよ

「今でも忘れられない、ある女社長の言葉」

大勢の債権者集会が終わり、父の会社の事務所で兄と私は片づけをしているとある女社長が事務所にやって来ました

その社長が話してくれた優しい言葉は
今でも忘れらず心に刻まれています

「私はあなたのお父さんの会社がつぶれて、片腕をもぎとられたように辛いわ

けれど、今まで取引してくれたおかげで長い間、儲けさせてもらったの

健康なこころと身体があれば人生は何度だってやり直せる

起きてしまったことは仕方がない

あなたたちは、今起きていることを申し訳ないとか考える必要はない、人に迷惑をかけたのだから小さく暮らそうなんて考えなくていいのよ、前向きに歩き続けなさい」

兄と私は、社長の言葉に号泣しました

人は他人に傷つけられたと思いがちですが
実は立ち直るきっかけや、勇気をもらえるのも人からなんですよね

ひとり親として再出発

両親の会社の破産と同時期、夫の仕事も傾き、毎月の生活は楽ではありませんでした

いろいろ考えた末、ひとり親として生きていくことを決め、主婦から派遣社員になり、嘱託社員、そして正社員となり10年で年収は大きく変わりました

初年度の年収は150万円でした

今は営業職として働きつつ、会社員という属性を使い、不動産投資も始めました

子供2人の教育費は高校生の時、ピークになります

けど、この時期を乗り越えると、楽になることは目に見えるので、日々のお金の心配はなくなりました

ひとり親は弱者なのか

振り返って思うのはひとり親=経済的弱者ではない

サラリーマンの平均年収を上回ることは、やり方次第で可能だと思うのです

統計学者のピケティさんの本に書かれているよう

賃金の上昇スピードよりも不動産の資産価値の上昇スピードの方が早い

過去300年のデータ結果が示すように不動産と株を持たずにお金持ちになった人は世界を見回してもいない、というのです

それくらい株と不動産を勉強し、保有することは幸せなお金持ちになるには重要だということだと私は考えています

お金のコンフォートゾーンについて

年々、収入は増えていきましたが、使うお金も増えるか、というと私はそうでもなかったです

豪華な生活をすることが、私にとっては居心地がよいことではないからです

自分の価値観に沿ってお金を使える
『選べる自由』を持つことが私にとっての幸せです

世の中にはコンフォートゾーンという考え方があります

自分を変えるにはそのコンフォートゾーンを変えることです

コンフォートゾーンの変え方

例えば高級ホテルのラウンジにいると何となく落ち着かないけど、近所のファミレスだとリラックスできる

そんな人はいませんか

これは今のあなたのコンフォートゾーン(自分の居場所)はファミレスが身分相応だと現時点では意識している、ということです

高級ホテルのラウンジは自分のいる場所ではないと無意識に感じている、ということです

コンフォートゾーンにいる間は人としての成長はありません

コンフォートゾーンに居続けることは
自分の成長を妨げている可能性があると言えるかもしれません

本当はもっと自由で素敵な暮らしがしたいのに「 今のままでの方が楽だからいいや 」とか

今の生活から抜け出したいけど「 自分ができるのか不安、努力するのも面倒くさい」とか

無意識に行動を止めています

今のコンフォートゾーンを変えるための努力は、常に続けるのがいいと私は思います

自分の力で自分の望む環境にいく過程にはストレスやプレッシャーを感じることもあるかと思います

それでも行動するのです

行動しないままではいつまでも望まない環境、不満足な中で生活していくことになります

行動量を増やし、どんどん変える努力をするといいと思います

世の中にはいろいろな仕掛けがあり「 お金があるんだから、これくらいの服を着るべき 」とか私の年収なら、私の年齢なら「 これくらいの生活をするべき 」とか

あなたのお財布かはお金を引き出そとする仕掛けがたくさんあります

もちろん、それだけのお金と時間を投じる価値がある、と判断しあものにはお金を使います

高級なホテルに泊まり、高級料亭で食事をしても、楽しい時とそうでない時がでてきます

なにごとも、自分が望んでいるかどうか、です

不動産も資産形成もまだ勉強中

不動産投資はまだまだ勉強中、物件もまだ3件なので会社員の収入の方が多いです

それでも、私はとても幸せを感じています

お金は自分にとって、充実した生活のために使います

自分を成長させるには

繰り返しになりますが、自分を成長させるには

「今の日常、緊張感のないこと、モノ、コンフォートゾーンよりも少し居心地の悪さを感じるくらいのところに身を置くこと」です

少し気後れしてしまう高級レストランに行ってみる

ホテルのラウンジでゆっくりお茶をいただく、とか

自分サイズのものさしを持たない大人は何年経っても、何十年経っても青い鳥を探す旅人のままです

今、この瞬間を面白ろがる気持ち、楽しむ気持ちが豊かな未来を創ります

今日という毎日の積み重ねが未来になるんですから

あなたは、銀行口座にいくらの残高が確認できたら安心しますか

その答えがない間は、どれだけ稼いでも不安は消えないように思います

経済的自由、精神的自由をを手に入れるために

「あなただけの幸せの定義」を決めること

あなたの幸せとはなんですか

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