本末転倒「信仰の自由」

今日からもう一度
自分のリズムを
作っていこうと

色々とやり方を
模索してます。

はる氏です🐹

さて
以前に書いた
【神仏は参拝しても祈願しない】
という

その典型的な悪い例が
安倍晋三元総理を
銃撃し殺害したと
されている

山上容疑者の母

です。

次々とわかってきた
山上容疑者の人生と
宗教団体との関わり

山上容疑者が４歳の頃
父親を亡くし

この段階で
母親は
宗教団体に入会して

結局は約１億円を
献金したことによって
自らと
我が子を滅ぼしていった

山上容疑者の兄は
小児がんで他界

山上容疑者には妹もいて

２人を救うためには
自分が死ぬのがいい

そう思って
自殺未遂をしたのが
海上自衛隊にいた頃

自らの命を絶ち
兄妹を救おうと

その方法の是非は別として
強い正義感を持っていることに
間違いはなさそうですね。

献金した１億円を
小児がんの息子のために
使ってあげてほしかった

そう思うのは
ぼくだけじゃないはずです。

だけども
おそらく夫(容疑者の父)を
亡くした時点から

相当な不安を抱えて
日々を送っていたのかも
しれませんので

心を許せる友人から
あの手この手で
入会を誘われて

まさに
神にもすがる気持ちで

献金すれば
救われると

そう思い込んでしまったら
なかなかそこから
抜け出すことは困難です。

なにかこう…
報道から得た情報を聞いてると

自己愛が凄く強く
我が子より自分という
印象を受けます。

少なからず
献金をして
宗教団体の活動に参加することで
安心できたのでしょうが

逆を言えば
それをやらないと
安心できないような
まさに自力で立てない状態
だったんだろうと思います。

ぼくは何も信仰していませんが
何かを信仰する人に対して

特に偏見も有りません。

ただ

「信仰」という表現の下
それが全てだという錯覚
に
陥ってしまいやすい

宗教を信仰する人は
そういう傾向に
有ると思います。

そして
(特に新興の)宗教団体は
弱い立場の人たちを
勧誘していって

洗脳状態にする。

我が子が
自殺未遂をしてまで
兄や妹を救おうとし

自分を思って
大犯罪をした

にも関わらず

報道での
容疑者の伯父の発言では

「まだ脱会していない」
とのこと。

その宗教団体は
脱会を申し出ると

脱会したら病気や怪我など
自分や身内に不幸があるよ
と
言うらしいですね。

そして
脱会した
↓
自分や身内が病気になった
↓
あぁ言われた通りだ
↓
団体に戻らなければ

と、なるらしいです。

いや
病気や怪我なんか
たいがいの人するやろ
(・Д・)

とは
ならないようで。

自分の教え以外は間違っている
そんな神や仏

心、狭いねぇ

と、思わないようで。

釈迦
　　「まぁ私の意見はこうだが
　　　キリストの言うことも、
　　　聞いてみて決めなさい。」

キリスト
　　「釈迦はそう言ってるのかい？
　　　ぼくは少し意見が違うねぇ。
　　　だが、最終判断はキミ次第だ。」

例えば
その良いとこ取りを
許す神仏なら、
少なくとも
話ぐらいは聞こうかなと
思えるんですが

というか

元々は釈迦もキリストも
自分の生き方はこうだと
話し伝えて
苦しんでいる人たちを
助けていただけで

後に
経典や聖書を作り
戒律を決めて
反すれば罰し
従えば救う。

そうしたのは
釈迦やキリストに
陶酔した人たちなわけで。

話は逸れましたが
信仰の怖いところは
そこに有ると思います。

「信じてる」

のではなく

「依存してる」

ことに
自覚がない

なぜなら
周りがみんな
そうだからです。

神や仏を
心の拠り所にしたって
いいと思いますが

まずは
自分で立って歩くこと。

そして
本当に大切な存在は何かを
自覚すること。

それが出来ないと
こうなる

ということです。

あとは
宗教団体が絡む問題は
昔から有りますが

いくら「信仰の自由」が
あるとはいえ
こういう例は
珍しくなく
その最たるものだと
思うんです。

もう戦後じゃないんだから
「自由」に付随する「責任」を
取れないのなら、
宗教団体の規制を
強くするべき

山上容疑者の

こんなに悲しい人生を

ただのテロとして

片付けないでほしい

そんな感じで
風呂入りますので

覗かないでね🐹