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【ライターの仕事】ライティングのベースにある感覚作り「表記について」

記者ハンドブック。

地方出版社の編集部に入った時、上司からまず買いなさいと言われました。これ以外に「編集部オリジナル統一表記」のペーパーが用意されていて、それを見ながらライティング。

さらに広告制作をしていた頃、分厚くて分厚い(2回言う)規定集や、誇張表現を回避する資料、景品表示法などの注意資料などがあって。

慣れるまでは資料との戦い。

今も統一表記を持つメディアの記事を書くときは、やっぱり資料との戦い。

フリーになってから久しぶりに買い直した第14版

私が持っていた「記者ハンドブック」は黄色っぽい薄い色の、かなり昔のもの。

そこで買い直したのが14版。

今、よく使うようになりました。

それは「編集者が入らない直取引の文章」を作ることが増えたからです。

→編集者が入る案件は編集さんのチェックがあるほかに、プロの校正・校閲者による誤字脱字、事実照合、常用漢字チェックが入る場合もある。

ただ、企業の広報さんによっては、これを参照している気もします。

例えば以前、なんとなーーーくいい感じになるかなと思って「よりそう」と平仮名で書いたところ、赤字で「強いこだわりがないなら【寄り添う】に直してください」と指摘をいただきました。

読んでる。

見てる。


さまざまな現場がある

クライアントさんが書かれた文章を読んでいて、

「その為」などの表現を見ると、とっさに「全部ひらがなにしたい」という気持ちが湧いてきます。

それは、自分が時間をかけて作り上げた感覚だと気がつきました。

また、誇張表現、誇大表現、景品表示法に引っかかりそうな表現に敏感で、どうしても避けたくなってしまう。


ただ、「書き手の個性としての表記」もあるはずで、「あえてのひらがな」「あえての漢字」表記も世の中にはあっていいと思っています。

要は、統一できていればいいというか。


そして、こんなもっともらしいことを書いておいて、私の普段の表記が大丈夫なのかどうかが心配になってきました。

大丈夫じゃない気がしますが。

とりあえず、記者ハンドブックはちゃんと見ようと思います。

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地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。
○地方でライターの仕事を続けるには
○単価アップを叶えるには
○そもそもライターってどんな仕事?
○編集の視点とライターの視点の違い
などについて、自分なりの解釈をしていきたいと思っています。




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ライター和田知子:CLANG CLANG クランクラン
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