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Netflixは、なぜ成功したのか

n62000年初頭から、日本だけでなく、世界各地でブロードバンド網が整備されました。日本では、1995年の森政権時から国内のIT化に言及されており、先進国の中でもいち早くデジタル化のサービスが実施されたほどです。

定額通信というサービスを開始したことで、2010年には全国の約86%で高速通信網が敷設されるに至りました。

現在では、小学校などの教育機関のオンラインサービスから、映画・コンサートのストリーミング配信などあらゆるサービスをインターネットで体感することができます。

その中でも、動画配信サービスのNetflixは年商50億の純増売り上げを記録するほどです。

現在は計40の動画配信サービスがありますが、その中でもNetflixは世界に約4500万人のユーザーを抱える巨大プラットフォーマーになりました。

2015年にサービスを開始した新星とも言える存在ですが、その成功の影にはオリジナルコンテンツの充実と、型破りな人事戦略が功を奏したといえるでしょう。

まず、オリジナルコンテンツに関しては、映画・ドラマ・アニメなど豊富なジャンルを取り揃えています。
他の動画配信サイトでは既に公開された映画を、再放映するというスタイルです。その再放映であっても新作と同様の料金設定なので、ユーザーにとっては何らお得感を得ないものでしょう。

ところがNetflixでは、完全オリジナルコンテンツであっても、定額料金のまま閲覧することが可能です。

ハイウッドで公開された映画のスピンオフ作品が多く、有名スターが出演しているという点も数多くのユーザーに人気を得た点といえます。

さらに、ブロックバスターというソフトを導入してるのもポイントで、1つの端末だけでなく複数の端末でサービスを受けられるのも大きな特徴といえるところです。

このサービスを開始するに至った経緯は、型破りな人事戦略の賜物といえます。
それは、アメリカのある大学生がNetflixに懇願したことに始まり、1つのアカウントで家族全員が映画を楽しめるようにして欲しいと訴えたことに始まりました。

この大学生は、プログラミングを得意にしており、自身で開発したブロックバスターをNetflixに提供したほどです。

現在では、チーフマネジメントというポジションに就いており、Netflixの売りである双方向デバイスサービスに貢献しました。ユーザーを社員として招き入れ、これまで他の会社が実施しなかったサービスをおこなっているのが成功した秘訣と考えられます。

いずれにしても、Netflixはオリジナルコンテンツに力を入れたことが強みですよね。

ユーザーによって異なるエンディングを用意する、マルチエンディング構想は、興味深いです。

これからもNetflixから目が離せないです。

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