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O2OとOMOを間違わないで

CtoC(Consumer to Consumer:個人間取引)サービスを展開しているメルカリが、リアル店舗を新宿にオープンしました。
そこでは、「メルカリ」のコツが学べたりメルカリに関する質問ができたりするライブ配信を行うようです。
OMOを着実に進めていますね。

OMOO2O、間違えやすいので、整理しておきます↓

O2O(Online to Offline)
ネット上(Online)から、ネット外の実地(Offline)へ促すことや、オンラインでの情報接触をもってオフラインへの購買に影響を与えるような施策のこと。
OMO(Online Merges with Offline)
「オンラインとオフラインの融合」という意味です。
顧客体験の最大化を目指して、オンラインとオフラインの垣根を超えて購買意欲を創り出そうとするマーケティングの考え方です。

このように、メルカリはOMOによって、顧客体験の最大化を目指しているということなのです。

また、よく耳にするマーケティング用語に、オムニチャネル戦略というものがあります↓

オムニチャネル
店舗やイベント、ネットやモバイルなどのチャネルを問わず、あらゆる場所で消費者と接点をもとうとする考え方・戦略のことです。
オムニチャネルで使われるチャネルには、店舗、ネット(ECサイト、コーポレートサイト、LP)、カタログ、SNS、マスメディア、広告、等があります。

O2Oとオムニチャネルは、機能や効果の違うチャネルを連携させ、消費者の購買行動を促進させるもので、オンラインとオフラインを分けて考えるものです。

OMOは、オンラインとオフラインが融合した状態を考えるものです。
オンラインの中にオフラインが存在しているというイメージです。ECサイトやSNSの普及により、今はオンラインでの購入機会や販促活動が拡大しています。

今後はオンラインをうまく活用したうえで、オフラインの施策を考えることが重要になってくるのです。




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