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SOP(業務手順書)とマニュアルの違いとは?

SOPとは、Standard Operating Proceduresの略です。
日本語では、標準作業手順書と表現されます。
SOPは、業務の品質を保持し均一にするために、その業務の作業や進行上の手順について詳細に記述した指示書のことです。

それって、マニュアルとどう違うの?と思われる方も多いのではないでしょうか。

マニュアルは、業務全体のプロセスを記したもので、関連業務までも網羅したものです。

作業の手順を示すという意味では、違いがないのですが、対象となる範囲が異なります。

SOPは、特定の業務に対して、業務終了までのフローを具体的に記載した作業手順を示したもので、例えば、操作方法や作業工程等の細かな手順を示します。

つまり、業務単体はSOP、業務全体はマニュアル、という位置づけのようです。

マニュアルよりもSOPが必要な理由は、業務単体は属人化になりやすいので、それを回避して、オペレーションの品質や精度を高めるために有効だからです。

さらに、誰でも同じ作業をこなして、いくことにより、社内での伝言でゲーム回避にも役立ちます。

複数人で仕事を進めていくためには、業務フローに落とし込んで、誰でも同じ作業ができ、アウトプットにムラがない方が、ムダがないと思います。

この作業は、誰々に聞いて~とか、この手順は退社した誰々のやり方だから分からない~ということが無いように、きちんどドキュメント管理していきたいものですよね。

いずれにしても、SOPとマニュアル、それぞれの特性を理解したうえで、使い分けていくことが大切だと思います。


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