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事例紹介:デジタルトランスフォーメーション(DX)チャレンジ!【製造業編】

本日は、中小規模の製造業の方のコメントです。
業務の課題とDXを目指した背景について、伺っています。

データ活用によって、品質の向上だけでなく、顧客満足度も向上

印刷業に従事していた事が関係し、蓄積していたノウハウや技術などを活かしてプリンターを手がける会社を立ち上げて、求めている方々にプリンターを納品する中小製造業を営んでいます。

中小製造業なので日々の経営においては、いかに負担を小さくしつつ安定的かつ大きな利益を発生させ続けられるのかを重要視していて、安定性とさらなる経営の向上という観点でDXはとても魅力的でした。

DXで良い変化を付けたいと感じていた点は多々ありますが、特に迅速性を求めていたのが物理的に紙を取り扱いしたりインクを使用するという特性上発生しやすい詰まりやかすれなどでした。

印刷に際して取り扱いをする紙の枚数が多くなるのにつれて詰まりが発生しやすかったのに加え、印字がそれぞれ濃さが異なるといった変化が見られる事も多々ありました。

これまでは、手がけたプリンターを納品してから詰まりや印字のかすれなどの変化について問い合わせを受けるのが通例でしたが、印字がきっかけで様々な変化に気付いて問い合わせをするという事は既に本番を迎えているという事なので、安心して本番の印刷物の印刷ができるようにするという課題を解決するためにDXを活用する事にしました。

DXを実現するためのポイントは集められた膨大なデータを今一度解析し、どのようなタイミングや条件で詰まりが発生したり印字に変化が見られるのかを明瞭にした事です。

発生する条件などを明瞭化する事に尽力していると紙質などに共通点が見られるのが判明したので、きっかけになりやすい紙質の紙を扱って印刷する時などには問題が起こらない対策を新たに導入しました。

そのように納品する機器の安定性が向上した事によって、優れた製品を製造販売している企業であるという認識をますます持ってもらえるようになり、受注が増えて経営の向上に繋がりました。

また、中小製造業だからこそ限られた人手で経営をしている状態なので、メンテナンスに際する問い合わせに対応したり現地に出向いてケアをする機会も減少させられて事業に余裕が生まれました。



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