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大企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるには?

大企業に分類される企業は、大都市圏を中心として営業を行っています。

古い営業スタイルのままでは、大企業が販売する商品やサービス等においては、世間に浸透するまで時間が掛かったり、足で稼ぐ営業方法では効率が悪過ぎる問題があります。
大企業の場合は、特に会社の歴史が長いことにより、新しいシステムを構築することが出来ずに会社運営を行っている企業も少なくはありません。

古いシステム(レガシーシステム)を抱えたまま営業活動を行っている企業が2025年には6割を超えると言われています。

なので、DXを実現して、レガシーシステムを脱却しなければ、大きなインシデントや経営上不利益になる事態になりかねないのです。

昨今では、パソコンやインターネット、スマートホンやタブレットなど数多くのデジタル機器が普及をしており、大企業でも会社にはパソコンを完備しており、OA機器も充実されていたり、社員に対してスマートホンを支給していることは目立ちます。

これだけでも完全にアナログの時代と比較をすると便利なシステムとして仕事効率を高めることができますが、現在ではDXの推進が広がりを見せている時代です。

未だDXを活用していない大企業においては、まずはDX推進部門を作ってからスタートさせる必要性があります。
この取り組みには賛否両論ありますが、まずは専任部隊を編成するところから始めると良いと思います。

とは言え、部門に配属する社員に対しては、他の部門で働く社員から選ぶだけではなく、DXに精通している社員を入社させたり外部委託の方法で配備することも必要です。

企業内で行われている業務の多くをデジタル化することは前提になりますが、変化の激しい世間に対して遅れることなく常に最新のデジタル機能を使い分けて営業をする方法であればDXリテラシーの底上げには成功できます。

すべてをデジタル、IT、AIに任せるのではなく、コミュニケーションも実際には必要とされ、顧客となる企業や一般的な方に向けてコミュニケーションを上手く行いながらデータを蓄積していくことで初めて機能を発揮させられます。

インターネットを使ったアンケートや、通販部門の充実化、自社のホームページを活用する宣伝の他、SNSからでも情報を常に発信することは最も基礎的な部分です。

DXを利用しないと情報量を大きくすることができないので、世間のニーズを簡単にキャッチできるDX部門を整えることで新しい商品やサービスを開発することを行えることが正しい進め方です。

毎日のようにDXについての情報が流れ、溢れています。

他社の成功事例を参考にしたいという気持ちは分かりますが、大多数の企業はDXの取り組みが進んでいないので、看板を立てて、経営者を巻き込んで、デジタイゼーションからでも着手していくことを勧めています。

アジャイルに始め、小さな成功体験を内部で共有し、雪だるま式に大きなデジタル変革へと駒を徐々に進めていくことが良いのではないでしょうか。



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