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デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するための考え方

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、デジタルによる変革を意味しておりITの進化に伴い、新しいサービスやビジネスモデルを展開することによってコストを削減していき、働き方改革や社会そのものの変革に繋げていく施策を総称しています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の目指すところには、単なるIT化に留まることなくデジタル技術を活用して、競争優位性を確立し、付加価値を高めることだといわれます。

実際にこの施策を実現していくためには、人材の確保と育成、ビジョンの共有はもちろん、既にデジタルトランスフォーメーション(DX)を取り入れている企業の成功事例を参考にしていくことも大切です。

DXの成功事例は数多く有り、私も講演等で都度最新の情報をお伝えしているのですが、代表的なものとして挙げられるのは、米ウーバー・テクノロジーズ社が運営している配車サービスの「Uber(ウーバー)」です。
ドライバーの空き時間を使用して仕事を得られるというビジネスデザインにより、ユーザーはタクシーサービスが普及していないエリアでもタクシーに乗ることが出来るようになりました。
海外のタクシーサービスで見られる欠点として、料金の不明瞭さやクレジットカード決済が利用できないといった問題を解消するなど、配車サービスによってタクシーサービスを大きく変革しています。日本国内では法律上運用が難しいため、配車サービスの展開は行われていませんが、飲食店と連携して宅配するサービスとして「Uber Eats」が利用者、加盟店の急増加により配達エリアも拡大してきました。

国内では、小松製作所です。同社は、2015年度よりDXを推進しており、ドローンやデジカメ、クラウドといったデジタル技術を活用して、自動化することにより、人力に依存してきた測量や調査、設計や施工計画と行った業務を生産性と安全性共に向上させています。2020年3月からは、国内で行ってきた同事業を海外展開することを発表しており、米国と欧州4ヶ国で市場導入しているほどです。

DX実現については、以前の講演で、このようなかたちでまとめました。

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これに加えて、他業種での動向を見る、世の中のトレンドを読む等、マーケティング思考が重要です。

今、DXの概念を理解いただいた次のフェーズの仕込みに入っています。
テーマは、DXとマーケティングです。
この組み合わせを学習できるためのツールを作っているので、3月くらいにはお披露目できるかも知れません。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
また、明日の投稿で。


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