見出し画像

時代にあわせて変化するITリテラシー

時代にあわせて、ITリテラシーも変化しています。

まず、この「リテラシー」という意味については、「情報活用能力」や「情報活用力」と表現するらしいです。
文部科学省は「情報活用能力」と定義していますが、シンプルにわかりやすく言えば「理解力と対応力」と捉えると良いと思います。

つまり、ITリテラシーとは、「ITに関する理解力あるいは対応力」ということになります。

現在、ITリテラシーは個々が自学するだけではなく、若手社員からシニア層までを含め、全体のITリテラシー向上へ向けた対策が企業側に求められています。
その背景としては、何度も私のブログでお伝えしているとおり、DX(デジタルトランスフォーメーション)実現のためです。

そこで今日は、3つのITリテラシーについて、お伝えできればと思います。

ITリテラシーは、「情報リテラシー」「コンピューターリテラシー」「インターネットリテラシー」の3つから構成されます。

情報リテラシー
情報リテラシーは、「情報を検索する能力」「情報を精査する能力」「情報を活用する能力」を含んでいます。特に、近年はSNSの急速な普及により、誰でも情報発信ができるようになり、不確かな情報や思い込みであってもネット上で簡単に拡散されてしまいます。
こうした「虚偽情報(フェイクニュース)」に惑わされないために大切な能力が情報リテラシーといえます。
コンピュータリテラシー
コンピュータリテラシーとは、コンピュータを操作する知識や技術を意味します。昨今では、コンピュータをまったく使わない業務は皆無に等しいため、最低限の知識や技術はどの仕事でも必須ですが、どの程度のレベルまで求められるかは業務によって異なるでしょう。
また、最低限求められるレベルも時代ととともに変化してきており、この点は後述します。
ネットワークリテラシー
ネットワークリテラシーとは、ネットワークやセキュリティに関する技術的な理解や知識のことです。テレワーク導入にあたって問題になっているセキュリティ対策について克服するためにも、このネットワークリテラシーの向上が必須です。この分野では、顧客情報や自社の機密情報の保護がもっとも重要ですが、SNSによる情報発信の際に守るべきモラルも含まれます。

これら3つのリテラシーを広く理解し、デジタル社会に対応すべく、リスキル含めて、ITリテラシーの向上に努めていきたいですね。

私事ですが、5月と6月にITリテラシー向上のためのセミナーをやってほしいというオファーをいただいておりますので、どうすれば組織が、個人が、ITリテラシーを強化できるか、整理して披露したいと思います。

今週もよろしくお願いします☺


よろしければ、サポートお願いします! もっと分かりやすく、ビジネスの話題を提供できるよう、勉強資金に使わせていただきます。