【職場で生き残る会社員とは?若手のうちから生存率を上げる方法】⑤今更聞けない社内トーナメント
社内トーナメントについて再確認
この章では業務上でのサバイバル術を取り上げてみたいと思いますが、読者のみなさんは業種も職種も雇用形態も様々ですので、普遍的な基礎テクニックを紹介していきましょう。
さて、私は社内トーナメントを推奨しています。
新入社員研修などで聞いた事はあるかもしれませんが、社内トーナメントの開催は重要です。
入社して間もないみなさんは、実際に開催された経験のある方は少ないかもしれませんね。
この章では、万が一にも社内トーナメントを知らない方がいらっしゃるかもしれないので、一から振り返っていきましょうね。
知らない事を恥ずかしがるより、積極的に知っていこうという姿勢が重要ですよ。
社内トーナメントとは何か、これは実際にトーナメントをする訳ではなく、一般的に脳内で開催されるものです。(実際にやっても楽しそうなのですが)
主に同じ職場の人間をトーナメント表に配置して戦わせる大会を、脳内でシミュレーションするのです。
なぜ社内トーナメントは重要なのか
一見するとただの愉快なイベントかと思われるでしょう。しかし、詳細にシミュレーションするには、職場の人間をある程度理解していなければ不可能です。
そして、職場の人間を実際に脳内で動かしてみると、色々な発見があると思います。人の行動方針、相性、体格差、得意技、弱点、武器、あらゆる情報が可視化されてくるのです。
可視化された職場の人間関係の中であなたがどう立ち回るべきか、これを理解するのが社内トーナメントの真の目的と言えるでしょう。
そして、トーナメントを第三十五回、第三十六回と定期的に開催する事でシミュレーションの精度はより向上するはずです。
また、試合場所や人数等の条件を変えてみてもいいかもしれませんね。
社内トーナメントの裏技
ここからは新入社員研修でも習わないような裏技です。
もしも、トーナメント表がきれいに埋まらなかったらどうするか。そんな時はトーナメント表の空いている箇所にゴリラやアナコンダ、巨大カマキリなどを配置してみましょう。きっとトーナメントを盛り上げてくれますよ。
社内トーナメンを取り巻く環境
社内トーナメントがいかに重要か、これでおわかりでしょう。年数のある会社員はほぼ全員、社内トーナメントを開催しています。まず間違いなく。
あなたの会社の上司や部長、役員、社長はもちろん、経団連のトップに立つような人達からアメリカのCEO、そして内閣総理大臣ですら例外なく。
人は誰しも誰かの脳内で戦っている、そうやって人は人を認めて来たのです。
いずれあなたも社内トーナメントを開催するようになります。その時、職場の人達が死力を尽くし、トーナメントを戦い抜く姿は、きっと普段職場で見る姿と違って見えるはず。
そして、トーナメントを勝ち抜いた、その姿を見てあなたは確信するはずです、ゴリラへの尊敬を。
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