中島会長

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中島会長

絶対バグらないシステム作ろうぜの会では、バグを生まない完璧なシステムを作るためのノウハウを拡散していきます! 基礎アーキテクチャーの設計から、バグ/リスクの管理、役割分担・評価/考課の仕方まで、あなたのチームのシステムをバグなしにしていくために必要なことを、何でも配信します!

最近の記事

人間はなぜ、他人中心と自分中心に分かれるのか

たまに、他人の意見でばかり物事を決め、一見すると自分がないように見える人がいます。 「あなたは、赤信号を無視してもよいものだと思いますか?」 ⇒ 「信号無視は法律違反です」 このような返答をほぼ無意識に行い、そのことに違和感も全く抱かない人。 あるいは逆に、自分の考えを押しつけてばかりの人もいますね。 「あなたは、赤信号を無視してもよいものだと思いますか?」 ⇒ 「渡りたかったんです」 この2人はいずれも、人の話を聞かずに答えてるように見える点では共通しています。 が

    • 「仕事なんてやりたくてやってるわけじゃない」と思う人が勘違いしてること

      質問。 あなたは今、やりたくて仕事をやってますか? そのように聞くと、一部からは「そもそも労働それ自体が、別にやりたくてやることじゃないでしょ」という声が聞こえてきそうです。 まぁ、それも正論かもしれません。 ですが、もし、、、、もしですよ? その考えが見方の1つにすぎず、実は全ての人間が『働きたくて働ている』のだとしたらどうでしょうか。 そのように考えることが可能だったとしても、それでもあなたは『イヤな気持ちでい続けたい』ですか――? ――いつもお読みいただきありが

      • 「なぜ積極的になれないの?」を紐解く

        この人はもっと積極的になればいいのに、なんで消極的なんだろう? もしくは、なんで自分は積極的になれないんだろう? 社会に出ると、そういうふうに思ったりすることは多いです。 今の日本には “積極的になるには、ただ一歩踏み出すだけでいい” という謎の共通観念があるため、消極的な正確なだけで総合評価まで異様に低くなる、なんて状況も散見されます。 。。。え、積極性って、そんな簡単にあげられるもの?? 一歩踏み出してみたらそこに地雷が落ちてたとか、世の中そんくらい普通にありますけど

        • 「問い合わせはトラブルか?」という議論

          問題。 あなたはとある開発部のプログラマーです。 とある顧客企業の総務部から、こんな問い合わせがあったとします。 「自分の個人情報が上手く表示されないと訴える社員Aから、『設定ミスだと思うので修正してほしい』との問い合わせを受けています。ですが調べてもそんなミスは見当たりません」 登場人物は全部で3人。 あなた、総務部の人、社員A。 調べたところ、社員Aの画面に情報が上手く表示されなかったのは、一時的なネットワークトラブルだったことが分かりました。 さて、今回のトラブル

        人間はなぜ、他人中心と自分中心に分かれるのか

          コードレビューが苦手な人が覚えとくといいこと

          たまに「コードレビューって何を見たらいいのかよく分からない」という話を聞きます。 たしかに、合否の観点なんて誰かが教えてくれるわけでなし、何をどう判断すべきかなんてよく分かりません。 そこで今回は、誰でも理解しやすいコードレビューの観点について、私見など挙げてみたいと思います。 ――いつもお読みいただきありがとうございます。 または初めての方も、この記事を見つけてくださって嬉しいです。 私は、都内某所にてエンジニアなどして生きております、中島と申します。 月月火水木日日

          コードレビューが苦手な人が覚えとくといいこと

          大人数でのプログラム開発に大事なこと

          大人数での開発に慣れていない人が急に大きなプロジェクトを経験すると、ちょっと失敗したようなコードになります。 それ自体は初心者ゆえなのだからしょうがないのですが、だからといって自身のコードの欠点に気づくこともなく経験年数だけがすぎてしまうと、やっぱり周囲からの評判を得ていくこともできないでしょう。 そこで今回は、そういう人が気をつけるべきことを紹介します――。 いつもお読みいただきありがとうございます。 または初めての方も、この記事を見つけてくださって嬉しいです。 私は

          大人数でのプログラム開発に大事なこと

          大人数でのプログラム開発に慣れてない人がやりがちなこと

          ついこないだまで幼稚園児だったはずの息子が、気がつけばオープンソースプロジェクトの開発に携わる年齢になっていました。 最近は WSL 上の Node.js コードを、GitHub で管理する方法を学んでいるようです。 私がそういった部分の専門家なこともあり、当然ながらつまづいたところで質問を受けたりするんですが、、、 ちょっと気になったのは、その際にちらっと見たコードが、無駄に複雑だったこと。 息子が作った部分じゃなくて、元からの部分。 「あ、この人、集団行動が苦手だな?

          大人数でのプログラム開発に慣れてない人がやりがちなこと

          バグを出しやすい人の考え方の特徴

          チーム内で1人だけ品質の低い人がいる。 そんな状況になると、その人個人に嫌な視線が集中してしまいがち。 でも本人だって別に悪気があるわけじゃなし、そう強くも注意できない。 本人も周りも、どうしたらいいか分からない。 ときとして、開発チームはこんな悪循環にハマりがちです。 こんなこと、なぜ起こるんでしょうか――。 いつもお読みいただきありがとうございます。 または初めての方も、この記事を見つけてくださって嬉しいです。 私は、IT業界で20年だか30年だか働いております、

          バグを出しやすい人の考え方の特徴

          「なに焦ってるの?」と言われがちな人は何に焦ってるのか

          何かにつけて焦りがちな人っていますよね。 デパートで買い物中、こっちはもっといろんな買い物がしたいのに、急に「早く行こう」って急かしだす人。 仕事中、こっちは腰を据えて作業してるのに、頻繁に「まだですか」って確認してくる人。 はてさて、そういう人達は一体なにをそんなに焦っているのでしょうか。 時限爆弾のタイムリミットでも迫ってるわけ? はい。実はそうなんです。 彼らは頭の中に時限爆弾を抱えていて、その導火線が短くなると焦りだすんです。 だとするとその時限爆弾とは一体な

          「なに焦ってるの?」と言われがちな人は何に焦ってるのか

          「そんなの個人の意識の問題じゃん」と考えがちな人に欠けている視点

          道を歩いてて、車とぶつかりそうになる 仕事の締め切りを守らない人がいる 1人だけ、ミスの多いメンバーがいる こうしたケースの原因を考えるとき、人はよく「意識が足りないから」という結論に逃げてしまいがちです。 歩行者と車が、互いを意識していればぶつかることはないはず。 締め切りを意識できていれば、提出は必ず間に合うはず。 とりわけ、みんながしないミスを1人だけやるとなると、その人個人のせいにもしたくなるというものでしょう。 でももし個々人の意識を高めなくても、新しいル

          「そんなの個人の意識の問題じゃん」と考えがちな人に欠けている視点

          “誰がやってるのか分からない仕事”ありませんか?

          皆さんの会社に、誰でも常に自由に使える物品がないでしょうか。 業務と関係のない福利厚生品は別として、ないと仕事に支障をきたす物品が『仕事に支障がないように』という理由で自由に使えるようになっている。 消耗品置場の物品、 社内システムのアカウント、 お客様へ出すお茶のストック、などなど。 その物品、いったい誰が管理してるんでしょうか。 まさか、“誰も管理していない” なんてないですよね??? ――いつもお読みいただきありがとうございます。 または初めての方も、この記事を見

          “誰がやってるのか分からない仕事”ありませんか?

          相手も人間だと理解することの重要性

          先日、漫画のドラマ化に関連し、原作者さんが亡くなりました。 物語をどれくらい原作通りにするかを巡ってトラブルがあり、『自身で現場に入る』という選択をして相当な無理を重ねられたようです。 この事件を巡っては様々な意見が出ています。 が、一部の原作者の立場の方から、ちょっと気になる声明が発表されることがあります。 「原作者はとても苦労して原作を作っている。だから黙って従え」 まるで、『芸術家でいる権利は原作者だけのもの』と言わんばかりです。 もちろんあくまで極論するとこうい

          相手も人間だと理解することの重要性

          「頭を使う」ことへの苦手意識を克服する方法

          “頭を使う” って、大変ですよね。 得意なことならまだしも、慣れない分野に頭を使うのって大変。 ときには思考がストップして、何も考えられなくなることもあります。 ですが世の中には、どんな問題にも果敢に立ち向かっていく人もいます。 そういう人達と、思考停止してしまう我々。 同じ人間のはずなのに、何が違うのでしょう? 《地頭》 なる謎スキルを持って生まれたかどうかの違い? ――いつもお読みいただきありがとうございます。 または初めての方も、この記事を見つけてくださりありがと

          「頭を使う」ことへの苦手意識を克服する方法

          “人の身になる”って、なぜこんなに難しいの?

          “俺の部下は気が利かない” “お客さんの気持ちを先回りすれば、やるべきことは必然的に見えるはずだ” たまに、そんなふうに部下を叱責する人がいます。 もっともそういう人は、“特定の仲良しの” お客さんが理解できているだけで、先回りスキルそのものが高いわけではなかったりします。 このような人々を例に出すまでもなく、人の気持ちとは察するのが難しいものです。 ですがよくよく考えてみれば、人間は群で暮らす生き物だったはず。。。 家族・学校・地域・会社などなど、人は様々な形態の “

          “人の身になる”って、なぜこんなに難しいの?

          “悪い思いやり”は反省の機会を妨げる

          この世に絶対悪なんてものはありません。 たとえば嘘をつくのは悪いことですよね。 でも “どんな状況でも常に必ず絶対に” 悪いことでしょうか。 つまり、生まれてから死ぬまで1度たりとも一切確実に嘘をつかなければ、その人は最高の人生を送れるのか、ってこと。 そんなことはないですよね。 むしろ絶対かつ頑なに嘘をつかない人は、トラブルの多い人生を歩みます。 同じように、普段我々が “絶対善” だと思ってるものの中にも、負の側面はだいたいあるものです。 “思いやりの心” を持つこ

          “悪い思いやり”は反省の機会を妨げる

          そもそも“タスク”ってなに?

          突然ですが問題です。 “タスクとは何か” を一言で説明することはできますか? つまり、世界中のあらゆる “タスク” に共通する特徴はなんでしょうか、ってこと。 世の中には、タスク管理が苦手な人、自分がやる分にはいいけど人に割り振れない人なんかもいるかと思います。 そういった人達は、タスクをどのように捉えれば仕事がうまくできるようになるのでしょうか。 今回はそういったことについて考えていきたいと思います――。 皆さん、いつもお読みいただきありがとうございます。 または初め

          そもそも“タスク”ってなに?