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第8回プレゼン&交流会振り返り

今回のプレゼン&交流会もオンライン開催。参加者は20名ほどでした!

開催形式

リアルイベントの雰囲気をオンラインでも再現するため、参加者全員が発言できる仕組みにしています。面白いプレゼンを聞いて思わず溢れる感想を、その場ですぐに交換できるのがこの会の特徴です。

1.自己紹介
 4〜5人の小グループに分かれて一言ずつ
2.プレゼン&意見交換
 - プレゼンテーション   10分
 - 小グループで意見交換  3分
 - 全体で意見を共有    2分
3.交流会
部屋ごとに別れて交流ができるDiscordというツールを使いました。

プレゼン内容

(各プレゼンターのプロフィールはこちらの告知記事でご紹介しています)
今回は、大人の学校 "物理" "国語" "哲学" "保健" というようなラインナップでした!
*文章では、口頭でお話していたことや会場の意見など、資料PDFに載っていない部分をご紹介します。

1.「 猫ひねり問題」by じろーさん

一人目のじろーさんは、物理の問題を、"ねこ"を題材にして楽しく解説してくれました。
「猫を逆さ吊りにして手を離すと、くるっと半回転して足から着地する」姿を想像してみてください。「空中で力を加えられていない猫がなぜ回転するのか」という問題を物理的に正しく理解するのに100年もかかったそうですが、この時間のかかった原因は、考えた人の"思い込み"だったそうです。私達もなにかに行き詰まったときには、「何か自分で思い込んでしまっていることはないかな?」と問題を捉え直すことが大切ですね。
「猫」という愛らしいテーマと絡めて紹介された物理の世界は新鮮で、今回のお話をきっかけに興味が湧いたという人も多かったと思います。


2.「村上春樹の魅力」by 西村奈央子さん(Twitter

二人目は「わたしはハルキに会ったことがあります(たぶん)!」という奈央子さん。ハルキこと村上春樹さんの作品の魅力を、10分に詰め込んで熱量たっぷりにお話ししてくれました。
特徴的な比喩表現をいくつか朗読で紹介してくれた際、会場の反応は「明日から家庭で使える!」という意見と「これは真似できない」という意見が混ざりながらも、みなさんハルキの独自の表現に唸っていました。
「この作品は結局何が言いたいの?と思う人もいるかもしれない。理由を聞いてはいけないんです。ハルキの表現に身を任せてその世界に浸っていただければ」という言葉には説得力がありました。感想タイムでは、みなさん奈央子さんの「ハルキ」呼びについつい影響されていました(もちろん、我々運営も…)。

3.「人の想像力3段階〜社会変革の思考法」by たいら(Twitter / Instagram

三人目は運営メンバー・たいらのプレゼンです。人生に対していろんなモチベーションがある中で「社会に何かを残す」という点を考えてみたそうです。
「乗ってきた奴」つまり、電車の中の人が降りるのを待たずに、先に乗り込んでしまう人に遭遇したとき、あなたは何を思うでしょうか?この身近な例を出発点にして、革命家の思考ポイントである「社会構造に思いを馳せる」ことを説明しました。
会場からは「他人に興味がない人が多い中で、他人に興味を持つことから膨らませていくプレゼンだった。(クールなまとめかたをしているけど)ほっこりとした。」という感想が寄せられました。

4.「睡眠変えたら人生変わった」by なすのさん(Twitter / note

四人目は、現在朝活のコミュニティを主宰していて朝に強そうな、なすのさん。なんと元々は睡眠に対する悩みが大きく、会議中にウトウトして自己嫌悪になっていた頃もあったとか。
眠りの質を高めるコツを教えてもらえるのかな?とワクワクしていたら、ひとつの方法や道具に飛びつくのではなく、自分の睡眠と向き合って、原因を分析して、試していくことが大切だというお話でした。いい意味で裏切られた人も多く「これという正解があるわけじゃないのか」「自分がどんな眠りかたをしているのか気にかけてもいなかったけど、まずはそこからだな」という感想が寄せられました。
会場にも睡眠について調べたり、睡眠時間を変えて試行錯誤をいる方が複数いて、とてもホットなトピックでした。

交流会

交流会では、少人数でのフリートークのほか、プレゼンターを褒めまくる「褒め褒めタイム」を毎回行っています。プレゼン本編では聞けなかっこぼれ話や、ちょっとマニアックな質疑応答のやりとりが今回も楽しかったです。


全体の振り返り

2019年11月16日から定期開催しているこのイベントが1年を迎えました。
この会が始まったときに考えた通り、参加者の皆さんがプレゼンターの熱い想いに刺激を受け、自分の考えを周囲と交換できる時間になっていれば幸いです。

プレゼン&交流会は、自己発信と様々なバックグラウンドの人の交流の場として、これからも定期的に開催していきます!