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イギリス・ロンドン 朝の街歩き&大英博物館・ナショナルギャラリーをまわる

こんにちは!

今回は、ロンドンの街歩き、大英博物館とナショナルギャラリーを訪れた日を取り上げます。




朝の街歩き

ロンドンの街は人が多いので、ゆっくり気持ちよく名所を巡るなら朝がおすすめ!

朝8時過ぎ、ビッグ・ベン→バッキンガム宮殿までを散歩しました。

ロンドン塔近くに宿泊していたので、地下鉄のウェストミンスター駅から散歩スタートです!


ルートはこんな感じです。
↓↓

地下鉄駅からセント・ジェームズ・パークを通りバッキンガム宮殿へと向かいます。


ビッグ・ベンの撮影スポット


まずは、ビッグ・ベンと赤い電話ボックスの写真を撮れるスポットへ


地図上のハートマークあたりに電話ボックスがあります。
日中には列ができていましたが、朝は観光客が2人ほどいるだけでした。


The LONDONという感じの構図ですよね


セント・ジェームズ・パーク


ロンドンの主要施設が集まるエリアにあるとっても広々とした公園


都会の喧騒を忘れさせてくれる空間ですね


野生の鳥や動物がいて、都会に居ながら自然を感じることの出来る心安らぐ場所でした。木にはリスが動いている姿もありました。

ランニングをする人、犬の散歩をする人もいました。

ここは、この立地にありながら通り抜けるだけでも15分かかるようなとても広い公園です。


バッキンガム宮殿


セント・ジェームズ・パークを抜けると見えてくるのが、バッキンガム宮殿です。

セント・ジェームズ・パークからバッキンガム宮殿の前に行く途中


バッキンガム宮殿はロンドンを代表する観光名所で、こちらも日中は多くの人がいますが、朝は観光客がおらず門の近くまで楽に行くことができました。


衛兵さんも朝からいました。


Pret A Manger で朝食


大英博物館が10時から開くのでそれまでは博物館近くのカフェで朝食をとりました。

「Pret A Manger」はイギリス発のサンドウィッチチェーンで、カフェのように気軽に入ることができます。

新鮮な野菜を使ったサンドウィッチやラップ、サラダが有名です。
街中のいたるところで店舗を見かけました。


アールグレイとラップサンドにしました。


ロンドンなので、紅茶を飲みたいと思いアールグレイを注文しました。

アールグレイティー with Milk が今まで飲んだアールグレイティーの中でも1番と言えるぐらい美味しかったです。

ミルクでまろやかになっているけれども甘いわけではなくて飲みやすく、冬の朝にピッタリの紅茶でした!


ラップサンドは野菜がたくさん入っていてボリュームもあり満足度が高かったです✨

このお店は気に入って、2泊3日のロンドン旅行の間に3回も行きました!


大英博物館へ


大英博物館の正面


大英博物館は、ロゼッタストーンやミイラなど世界各国の貴重な品々が集まっていることで知られています。

特にロゼッタストーンには多くの人が足を止めるため、朝一の人が少ない時間に訪れるのがおすすめと色々なブログで書かれていました。


私は、9時半過ぎに到着し入場の列に並び始めました。
10時にオープンし、簡単な荷物検査を受けて中に入ることができました。


入場無料なのでチケット購入は必要ありませんが、予約することもできます。
朝一だったので予約してもしなくても入場にかかる時間は変わりませんでしたが、開館時間以降に訪れる場合は予約した方がいいかもしれません。


館内で展示品を見る


グレートコート


正面玄関から中に入るとグレートコートに着きます。
ここではマップや有料の音声ガイドを手に入れることができます。

白黒のマップは自由に受け取れますが、5ポンドの寄付が推奨されています。


*館内はとても広く、展示品も莫大な数があるので事前に必ず見たいものとその展示室を確認しておくことをおすすめします!

私はこちらのサイトを参考に、必ず見に行く展示を決めました。

色々なサイトで必見作品や3時間見学コースなどが紹介されているので、いくつかのサイトを参考にするといいと思います!



迷わずに見たい展示品をまわるために、少しばかりは展示室を確認しておくといいと思いました。

以下のページより、館内図を見ることができます。



ロゼッタストーン

館内に入ったらまず、一番混み合うと言われているロゼッタストーンを見に行きました。

開館後すぐに向かったので、人がおらず一番近くで眺めたり写真を撮ったりすることができました。


ロゼッタストーン


20分後くらいに前を通りかかったらすでにたくさんの人が前にいて順番を待っている状態だったので、出来れば開館に合わせて大英博物館に訪問するべきだなと強く思いました。


印象に残った展示品

私の中で印象に残った展示品2点あり、展示室6にある「アッシリアの人頭有翼獅子像」と展示室10にある「アッシリア王のライオン狩りのレリーフ」です。


「アッシリアの人頭有翼獅子像」

アッシリアの超自然的な神話上の守護獣神の石像。

古代メソポタミアの宮殿で、悪魔の力から守るために、門に安置されることが多かったそうです。

LOCOTABI


想像よりも大きく、展示のしかたもユニークでした。
胴体には細かく文字?記号?が書かれていて大きい像なのに細かく作られているんだなぁと思いました。



「アッシリア王のライオン狩りのレリーフ」

アッシリア帝国の最後の偉大な王アッシュールバニパル(紀元前668年~631/630年)の獅子狩りでの快挙と、紀元前701年にアッシリア王センナケリブがレバンド南部のラキシュを占領した様子を描いたレリーフが、壁一面に展示されています。

LOCOTABI

壁にずらーっと展示されていました。

こちらも歴史と彫刻の細かさが感じ取れる展示品でした。


他にも、見覚えのある作品が多く展示されていたので印象に残りやすかったです。

私は先ほど紹介したサイトの必見の15個の展示品とその周辺の展示を見て回り約1時間半ほど滞在しました。


Honest Burgers でランチ


大英博物館を見学した後は、ロンドンに数店舗あるHonest Burgersというお店で昼食をとりました。

ハンバーガーには、イギリスの食材を使っているらしいです。

Honest という名のハンバーガーと自家製レモネード


店名がついた13.5ポンドのHonestバーガーと3ポンドのレモネードを選びました。

ハンバーガーを頼むとフライドポテトは頼まなくても付いてきますが、コールスローやサラダに変更もできます。


ジューシーなパティとラクレットチーズの組み合わせが最高でした!

フライドポテトも、味付きでとても美味しかったです😊

レモネードはジューシーなハンバーガーと味付きのポテトにちょうどいいスッキリ感のあるものでした。


ナショナルギャラリーへ


正面玄関


昼食を食べた後は、ゴッホのひまわりなど有名作品が多く展示されているナショナルギャラリーへ行きました。

館内で作品を見る

ここでも、有名作品は見逃さないように、注目作品を調べました。
参考にしたサイトはこちらです。


こちらのサイトではオーディオガイドについて記載がありますが、スマホアプリに変わっていました。
アプリを使ってみたものの、無料だからかそこまで詳しい説明ではありませんでした。

また、展示室は一部閉まっていましたが、個人的には問題なかったです。


印象に残った作品

いくつか印象に残った作品を紹介します。

ピーテル・パウル・ルーベンス「サムソンとデリラ」

ルーベンスはバロック期のフランドルの画家で、「王の画家にして画家の王」とまで言われました。
恋人のデリラに裏切られて、力のみなもとである髪を切られるサムソンの様子を描いています。

ユアトリップ

描かれている男性の筋肉がリアルでした。
力強さと脱力を感じました。


ジョージ・スタッブス「ホイッスルジャケット」

スタッブスは、18世紀のイギリス人画家です。馬を多く描いたことで有名です。
この絵画は、スタッブスの代表作で、ロッキンガム侯の依頼で描かれました。

ユアトリップ

飛び出してくるのではないかと思うぐらいリアルでした。
色使いも美しくかっこいい馬ですね。


レオナルド・ダ・ヴィンチ「聖アンナと聖母子」


作品の保護のために少し暗い空間に展示されていました。

技術の高さが明らかでした。繊細なラインが美しかったです。


クロード・モネ「ラ・グルヌイエールの水浴」

ルノアールと一緒にパリの郊外のラ・グルヌイエールへ赴き、描いた作品です。ルノワールの描いたラ・グルヌイエールもメトロポリタン美術館などにあります。

ユアトリップ

美しい街の風景が描かれていました。
この描き方が好きだなと気づけた作品です。


ゴッホ「ひまわり」

ゴッホの代名詞とも言えるひまわりの絵です。

5点描いたひまわりのうちの1点です。アルルの家で、同居するゴーギャンを迎えるために描いたものです。

ユアトリップ

教科書でも何度も見たことのある作品なので絶対見てみたいと思っていました。

色使いが素敵だなあと思いました。


オーギュスト・ルノワール「雨傘」

パリのにぎやかな通りを描いた作品ですが、この絵、作品としてとっても珍しいものなんです。

なにが珍しいのかというと、右側印象主義左側古典主義の手法で描かれているんです。

真逆の手法で描かれてるため、違和感を感じさせつつも、画面がまとまって見えるのは、折り重なる傘のリズム感や、雨の寒さを伝えるようなで画面が統一されているためです。

アートをめぐるおもち

もともと作品を知っていましたが、実際に鑑賞してとても好きな作品になりました。
個人的にはこの作品がナショナルギャラリーの中で一番印象深い作品です。


まとめ


今回は、朝の散歩からはじまり、大英博物館とナショナルギャラリーをまわった一日を振り返りました。

ナショナルギャラリーはすべてまわることができましたが、大英博物館は1日あっても到底まわることの出来ないぐらい広く、展示品の数も多かったです。

必見作品を見るだけでも個人的には満足度が高かったです。


朝から動いて、ミュージアムも二か所巡ったので1日で2万4000歩以上歩きました。


ご覧いただきありがとうございました♪

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