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アンガーマネジメント

飲食店営業は、本来はやりたいことをやっているので、毎日楽しく過ごせる仕事場です。本当に素晴らしい仕事で、やりがいがあります。

しかし、いろいろな問題が起こります。現場では毎日違うドラマが展開されます。

その中で、楽しい筈の飲食店をしているのに、怒りと言う感情がわきおこってしまうときが多々あります。

僕は怒りの感情コントロールが下手で、怒ってはいけないと言う意識はあったのですが、実践することが難しく、お店にせっかく素晴らしいコンテンツがありながら、怒りのせいでお店を、スタッフをダメにしてしまった苦い経験があります。実に大きな大失敗でした。

僕にとってこの怒りは最大の敵です。

怒りさえなければ、どんなに楽しく、繁盛して、儲かっていたかと思うと悔やんでももう遅いのです。怒ると、あっという間に、全てがなくなってしまいます。本当に後悔しか残りません。そして一人ぼっちになりました。

威張りたいとか、マウントを取りたいとか、全く思っていなく、スタッフ皆とは、立場が違っても、一緒にお店を盛り上げていく仲間なので、そういう意味で平等だと思っています。

伝え方、表現の仕方が間違ったせいで、そのようには思われないのは当然です。未だに、反省しています。

この怒りですが、指示なのか、指導なのか、気分なのか、怒っているのか?受け手は分からない時があります。

指示や、教育にしてもその場に相応しい感情表現が必要になり、間違った感情表現ですと、当然場の雰囲気も悪くなり、人間関係も悪化し、大切なスタッフが辞める原因にもなり、また経費をかけ求人する羽目になってしまい、人手不足で仕事が捗らなくなり困難になり、現場の雰囲気が悪くなるとモチベーションも下がってしまい、結果売り上げ減と言った状況になってしまい、怒り方、伝え方によっては、飲食店舗に大打撃を与えてしまう事になります。

怒るのは良くないと、皆さんも思い悩んでいるのではないでしょうか?

自分を、コントロールするのは最大の課題だったりします。

繁昌飲食店は、この怒りを上手くコントロールして、相応しい感情表現ができているように思います。

しかし、この怒りはそうは言っても、わかっていてもなかなか手ごわいです。

怒りに対して、傾向と対策を考えてみました。

怒りの回避は不可能ではないが手間がかかる、迂回できる。

これには、トレーニングが必要です。

怒りは生産性を下げる

怒りは、近い人に現れる→甘えがあるから(夫婦、親、子、友人)


怒りは負の連鎖が起こる。

徳川家康も怒りは敵であると言っていました。

怒りの感情は自分が生み出しているようです。

そこで、怒りの主な理由を考えてみました。

信念と自己防衛。

・怒る → 信念 →覆させる→当然、普通、当たり前を壊される=これには個人差があります 。

・怒る→防衛感情→守りたいから→2つ目の感情、怒りに発展する(1つ目の感情があってから2つ目の怒りの感情に発展する)

攻撃を受ける→怒りが生まれる

希望、リクエスト→満たされない→怒り

こんな理由によって生まれてしまうのではないかと思います。


改善方法

とっさの対処方,怒りたくなってしまったら・・・

・0~10 の評価をつける その間に冷静になってくる。
今怒りたいことに対して、10段階評価でどのくらいの怒りのレベルなのかを自分で評価して冷静に判断する時間を設ける。まずは、落ち着いて怒りの分析をしている間に少し落ち着き、言い方も考えられるようになる。

・何とかなる、大丈夫とか、合言葉を作ってみる。
怒りたくなってしまったら、まずは「何とかなる」「大丈夫」と、自分に言い聞かせてから、言葉を選んで相手に伝える。

他にもまだ対処法はあります。

僕も怒らないように、努力と訓練を、毎日筋トレのように訓練しています。

ビジネスにおいて集客も重要ですが、店主が怒っていては、どんなに予算をかけた内装でも手間暇かけた料理でも美味しくなく雰囲気は台無しです。

しかし、注意は、しなくてはいけません。
スタッフに対してもお客様にも。

一度落ち着いて、言葉を選び相手を思って伝えたいことを上手く表現できるようになれたら、楽しく毎日行きたい飲食店舗になりますね。

オーナーもstaffも、お客様もみんなハッピーになること間違いなしです。

店舗マネージメントの中でも、個人の怒りに対するアンガーマネージメントは飲食店舗繁栄、拡大において、重要事項であります。

会社は、怒るな、殴るなと言いますが、そのことに対し教育はなされていない所が殆どで、求人が毎月必要になります。企業努力は必要です。

企業は怒ってはいけない時代とは分かっているようですが、怒らない為の教育の必要さはまだまだ浸透していないようです。

いち早く取り入れた企業の離職率は低いのではないでしょうか?

離職率の低いお店は、お店として成立しています。

僕もずっと欠かさず努力して改善したい課題です。一緒に頑張りましょう。



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