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【メディアから一時離脱】ウォーキング、酸素カプセル:三位一体でウェルビーイングを高める

2024年6月6日、伊豆は、爽やかな朝、ウォーキング・散歩日和です。

今日はアンガーマネジメントの日です。
この日は、私たちのウェルビーイングにとって重要な要素であるメンタルヘルスを確保するための一日です。
”怒り”がウェルビーイングにネガティブな子影響を及ぼす理由は代表的なもので3つあります。

  1. 心臓と自律神経への影響:
    心臓は脳の命令ではなく自律神経の働きで動いており、
    怒りを感じると自律神経が乱れるといわれています。
    自律神経には交感神経と副交感神経の2種類がありますが、
    怒りやイライラなどの心的ストレスは交感神経の活動を活発にさせます。
    交感神経は、心臓の鼓動を早めたり血管を収縮させる働きがあるため、
    怒ると血圧が上がるといわれているのです。

  2. 脳の非効率性:
    怒っている最中は、脳がすごく非効率になります。
    つまり頭を適切に使って、
    脳細胞をスラスラ働かせられたら、怒りは生まれてこないのです。

    よく「頭に血が上る」と表現しますが、まさにその通り。
    怒ると脳の血流が過剰に上がって、不必要に酸素を供給します。
    そうすると脳は適切に判断できなくなってしまうわけです。

  3. 感情の感染:
    怒りは感情の感染、連鎖します。
    それは人間の脳が他人の感情を感じる能力を持っているからです。
    その働きは他人の感情を受け取る右脳で起きるので、
    普段あまり怒らない人は同調しやすいと思います。

時として、#3の感情の感染・影響を受けやすいのがこの情報社会です。
意図的に、怒りを無理にマスキングして、
その結果言葉が”棒読み”になっている方もいます。
実は、こういう方のほうが集団に対して、ネガティブな感情の感染をおこなっていることも多いです。

そうした方も含めて、
メディアが”見る人に関心があるから”ということを理由に、
様々なトピックを、時にゴシップを提供してくれます…
本当に、皆さん興味・関心がありますか?

情報番組やある種の雑誌の広告の内容分析してみると
ネガティブな内容が実に多く、
また、他人の醜聞に興味を持ったとしても、
少し時間が経過すれば、人生のなかで優先順位の高くないものは
たいてい忘れ去られます。

そうした観点からすると、
メディアから一時的に離脱することが、どれほど重要かを再認識する絶好の機会になると考えます。

夏に向けて、ウェルビーイングを高めるための新たな視点を提供します。

メディアからの一時的な離脱の価値

情報過多時代の人々のメディア選択によれば、情報過多時代の人々は、
「自分が知りたいことだけ知っておけばいい」という意識が強く、
個人的に関心がある情報へのこだわりの強さや範囲がメディア選択の重要な要素になっています。

一方、日本人特有の仲間外れを恐れる心理が作用して、みんなと横並びでいることに安心感を感じる方にしてみると、みんなが知っていて、自分が話しの蚊帳の外になることを恐れるあまり、自身に興味がないのに、周囲との”調和”のために、必要以上に時間を割いている現状があります。

これは、心と体のリラクゼーションを促し、
自己理解を深めるための重要なステップとなります。


メディアの現状とウェルビーイングにインパクトを与えているetc.

メディアがウェルビーイングにネガティブな影響を与える具体的な研究例をいくつか挙げてみます。

  1. ソーシャルメディアと睡眠:
    ソーシャルメディアの使用が睡眠にネガティブに作用するとされています。具体的な数値としては、夜更かししたり、ソーシャルメディア経由で夜中に誰かに連絡したり、真夜中に通知音がなったりすることが原因とされています。

  2. ソーシャルメディアと自己嫌悪:
    人のポストを見て、自分に自信が持てなくなったり、現状に不満を抱いたりすることがあります。

  3. ソーシャルメディアと不安・鬱:
    若者たちと取り組んだ研究では、ソーシャルメディアとのエンゲージ度(チェックの頻度など)は、不安や鬱との関係が見られました。

  4. ソーシャルメディアと孤独感:
    スポーツ庁が20,000人の日本人を対象に、スポーツへの関心や実施状況の把握を目的として収集した大規模調査のデータを分析した結果、性別、年齢、収入を統制しても、「スタジアムやアリーナでの観戦ならびにテレビ・インターネットでの観戦は、どちらも生活充実感と有意な正の関連がある」ことが示されました。

  5. ソーシャルメディアとストレス:
    スポーツ庁が20,000人の日本人を対象に、スポーツへの関心や実施状況の把握を目的として収集した大規模調査のデータを分析した結果、性別、年齢、収入を統制しても、「スタジアムやアリーナでの観戦ならびにテレビ・インターネットでの観戦は、どちらも生活充実感と有意な正の関連がある」ことが示されました。(#4と同じ研究です)

  6. ソーシャルメディアと自己比較:
    ソーシャルメディアは、
    友達や家族の生活の一部をハイライトとして提供します。
    これが、メンタルヘルスに多様に作用します。

  7. ソーシャルメディアとネットいじめ:
    ネットいじめはとくに傷つく行為でネガティブです。

  8. ソーシャルメディアと自己認識:
    若者の自己認識や、ソーシャルメディアとのエンゲージメントについての研究が専門のChris Barry氏によれば、
    ソーシャルメディアにおいて、原因と結果を見極めるのはなかなか難しいことです。

  9. ソーシャルメディアと情報過多:
    情報過多時代の人々のメディア選択によれば、
    情報過多時代の人々は、「自分が知りたいことだけ知っておけばいい」という意識が強く、個人的に関心がある情報へのこだわりの強さや範囲がメディア選択の重要な要素になっています。

  10. ソーシャルメディアとメンタルヘルス:
    ソーシャルメディアがメンタルヘルスに影響を与えているかもしれません。
    一方で、ストレスや孤独を抱えている人がソーシャルメディアを多用しがちなのかもしれません¹.

ソーシャルメディアは、
友達や家族の生活の一部をハイライトとして提供します。
これが、自己比較を引き起こし、自己評価や自尊心に影響を与える可能性があります。
他人と自分を比較することは、自己嫌悪や劣等感を引き起こす可能性があり、これがストレスや不安、うつ病の原因となることがあります。

以上のエビデンスは、メディアがウェルビーイングにネガティブな影響を与える可能性を示しています。

しかし、それぞれの影響の具体的な確率や数値を示す研究はまだ少ないです。
これらのエビデンスは、メディアの使用に対する意識や理解を深めるための参考になると思います。

メディアとの適切な距離感を確保することでココロとカラダの失点を防ぎ、
ウェルビーイングを高めるアクティビティ、例えばウォーキングや酸素カプセルでリカバリーすることで
ココロとカラダをポジティブにするのが望ましい、ことがわかります。

ウォーキングと酸素カプセルの生活習慣

ウォーキングは全身の筋肉を使う運動であり、
酸素カプセルはその筋肉の働きを助けます。

ウォーキングと酸素カプセルを組み合わせることで、
運動効率が向上し、疲労回復が早まります。

また、ウォーキングは適度な運動として、
筋肉を動かし血流を改善します。

酸素カプセルは体内の酸素濃度を高め、筋肉の働きをサポートします。

ウェルビーイングを高める

ウェルビーイングに関連する研究結果の公開や学術集会の開催などを通じて、
分野横断的なウェルビーイング研究の進化と交流を推進しています。
ウェルビーイングに関連した研究結果などをまとめています。
ウェルビーイングに影響する身体的・心理的・社会的要因を明らかにする研究が進められています。

(1) 情報過多時代の人々のメディア選択 - J-STAGE. https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunken/68/12/68_20/_pdf/-char/ja

(2) アスリートの新常識酸素カプセルの活用~ウォーキングへの好影響の可能性
 https://note.com/premier12/n/nba4bbc12b12b


(3) 足が攣る?その原因とウォーキングと酸素カプセルのスゴイパワーで対策を
https://note.com/premier12/n/nf427d28fe140


(4) ウォーキングは健康に効果的?研究データを基に詳細を解説!. https://kiwi-go.jp/column/walking-data/


(5) HOME - ウェルビーイング学会.


(6) ウェルビーイングを高めるためのキーワード【#1】関係編|NEC .... https://note.nec-solutioninnovators.co.jp/n/ne915f4529a9c


(7) 主観的ウェルビーイングの分析と構造化 - J-STAGE. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjske/advpub/0/advpub_TJSKE-D-20-00048/_pdf/-char/ja

(8) 2030年のメディア予測、「社会的価値」が広告収益を代替する日
 https://www.sbbit.jp/article/cont1/38032


(9) 継続したゲームプレイからの離脱理由に関する調査分析 - J-STAGE. https://www.jstage.jst.go.jp/article/digraj/13/2/13_13/_article/-char/ja/

(10) メディア経験とオーディエンス・ アイデンティティ® - J-STAGE. https://www.jstage.jst.go.jp/article/mscom/84/0/84_KJ00009002050/_pdf/-char/ja

(11) 「子どものウェルビーイング」を高める家庭、学校、地域社会
 https://ippjapan.org/archives/6530


(12) 勤労者のウェルビーイングを高めるための活動的で健康的な職場づくりに必要な要素とは
 https://www.jaist.ac.jp/whatsnew/press/2024/05/31-2.html


(13) 最新研究のレビューに基づく「健康づくりのための身体活動基準 2013」及び「身体活動指針(アクティブガイド)」改定案と新たな基準及び指針案の作成
 https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202109022A-sogo1_1.pdf

(14) 日常生活での運動の取り組みとセルフモニタリングによる減量効果. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhas/8/2/8_113/_pdf/-char/en

(15) 2023年のウェルビーイングに関する研究TOP10 | Greater Good .... https://note.nec-solutioninnovators.co.jp/n/n50aeadcfe19e



(16) ウェルビーイングに影響する要因は?|親・学校・SNSによる .... https://note.nec-solutioninnovators.co.jp/n/ne9152be9d3e2


(17) ネガティブ情報を偏向発信するメディアの心理学 - Theories .... https://academictheories.com/2019/10/21/media-psychology/


(18) 暴力的なメディアの影響:心の健康へのリアルな影響について解説
 https://anchrg.jp/column/understanding-media-violence-effects/


(19) 怒りが健康に与える影響とは?
 https://bing.com/search?q=怒ることがなぜネガティブなのか


(20) 脳内科医・加藤俊徳先生「怒っている人の脳は暇なんです」
 https://telling.asahi.com/article/12534373


(21) 人はなぜ怒るのか?根本的な原因と主な理由9つ!
 https://kimablog.org/why-people-get-angry/


(22) 怒りが健康に与える影響とは?アンガーマネジメントを身につけよう
 https://imc.or.jp/archives/mamechishiki/怒りが健康に与える影響とは?アンガーマネジメ


(23) よく怒る人は、なぜ、あんなに怒るのか? | PRESIDENT Online .... https://president.jp/articles/-/15992

クロージングメッセージ


情報化社会・メディアの多様化の中、
ポジティブに考えるとそれらが、情報アクセスの容易さを高め、コミュニケーション機会が増大し、自己表現する機会を提供したことは評価すべき点です。
一方、それが故に情報過多・プライバシーの侵害・現実逃避などを誘発し、結果的にウェルビーイングに影響しすぎるのは本末転倒であります。

情報化社会やメディアは、ウェルビーイングにとってプラスにもマイナスにもなり得ます。
それぞれにあった利用方法やバランスが、ウェルビーイングを高める鍵となります。
それぞれの側面を理解し、適切なメディア利用を心掛けることが重要です。

今日のブログを通じて、適切な距離感を保つために、
時としてメディアから一時的に離脱することの価値を再認識していただけたら幸いです。

皆さんのウェルビーイングを高めるための新たな視点を提供します。
お楽しみに~

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